AWS ECSの概要とアプリケーション環境構成 「Amazon Elastic Container Service(Amazon ECS)」は、クラスタ単位でDockerコンテナを簡単にスケーラブルかつ高速に実行/停止/管理できるコンテナ管理サービスです。 Linuxサーバ環境でDockerコンテナを単純に運用する場合と比較して、ECSではリージョン内の複数のアベイラビリティゾーンをまたいでコンテナを実行できるため、可用性の高い運用が可能です。2019年1月時点では、1つまたは複数のEC2上にクラスタを構築し、その上に任意のレジストリにあるDockerイメージをデプロイする「EC2起動型」と、実行するクラスタ自体をマネージドとしてAWSが自動で管理し、コンテナだけを意識する「Fargate」に分類できます。 本稿では理解を深めるために、EC2クラスタ型でECSアプリケーションを構築するもの
