サイバー攻撃によるインシデントを100%防ぐことは難しい。しかも、インシデントの影響が想定範囲に収まるとは限らない。インシデントに直面して初めて明らかになる問題も多い。このため対応に当たる現場は混乱を極める。一方、被害が社外に及んだときに企業が問われる責任は、ますます重くなる。だから、有事の善後策から再発防止まで一貫して支援する「駆け込み寺」が必要になる。このような企業のニーズに応えるために東京海上ディーアール(TdR)が設けた専門家集団が「サイバーセキュリティラボ」である。 「顧客のメールアドレス宛てに、弊社から不審メールが大量に送り付けられているらしく、クレームが殺到しています。でも何が原因か、どうしたらいいのか分かりません、助けてください」 サイバーセキュリティラボに悲痛な緊急連絡が入った。電話の主は、ある企業の情報システム担当者。現場の緊張と混乱がその声からひしひしと伝わってくる。
14型の大画面を備えながらコンパクトでパワフル、かつ「Web会議の音声品質」にもこだわり抜いていることから「ハイブリッドワークに最適な1台」と高い評価を得ているパナソニックの「レッツノートFV」。その秋冬モデルが、Microsoftの最新OS「Windows 11」を搭載して登場した。「レッツノートFV」がもともと備える特長と、Windows 11の新たな機能のマッチングにより、ハイブリッドワークをますます加速する製品に仕上がっている。進化のポイントを解説しよう。 ハイブリッドワークの広がりを背景に「レッツノートFV」が好調な売れ行き 2020年から続くコロナ禍の中、企業のテレワーク率は高まる一方だ。国土交通省の「テレワーク人口実態調査」によると、首都圏を筆頭にオフィス以外で仕事をする人は急激に増加。首都圏では2019年に18.8%だったのが2020年には34.1%に、全国平均でも2019
日経クロステックSpecial Webセミナー Technology Foresight 2021 ポスト・コロナを見据えた製造業の進路を描く ものづくり企業でDX(デジタルトランスフォーメーション)の先導役となる方々を招き、ポスト・コロナ時代の的確なDX戦略策定に向けて議論する日経クロステック Special Webセミナー「Technology Foresight 2021~ポスト・コロナを見据えた製造業の進路を描く~」が開催された。2月17日には、サイバー攻撃を日々監視し、最新の攻撃に対する対策をタイムリーに提供しているセキュアワークス 主席上級セキュリティアドバイザーの古川勝也氏が登壇。「製造業のDXを最短で実現させるセキュリティトランスフォーメーションとは」と題して、コロナ禍で目立ったサイバー攻撃の傾向と製造業DXでの効果的なセキュリティ対策について解説した。(モデレーター:日経
現在、AI開発においてクラウドプラットフォームの存在は不可分となっている。プラットフォームを選択する際には、めまぐるしく変化するビジネス環境に機敏に対応できる柔軟性が鍵を握る。“感性を学習するAI”を提供するSENSYは、「Google Cloud」をフル活用し、有益なサービスを生み出している。採用基準や活用法、メリットについて話を聞いた。 2011年に創業したSENSY。“すべての人々に、人生が変わる出会いを。” をビジョンに掲げ、感性を学習するパーソナル人工知能(AI)の開発を手がけている。現在の主力サービスは、「SENSY Marketing Brain(MB)」と「SENSY MD」の2つ。これらのサービスを中心としたAI活用のコンサルティング、PoC(概念実証)を行いながら、顧客のビジネス課題を解決するソリューションを提供している。 SENSY MBは顧客一人ひとりの属性・購買履
ニューノーマルの中、急速に定着しつつあるテレワーク。働き手からすれば「通勤電車から解放される」、「自由な場所で就業できる」など、良い事ずくめのワークスタイルにも思える。しかし、実際にテレワークを始めてみると、トラブルに見舞われることもしばしばだ。なかでも憂慮すべきが、情報漏えいなどのセキュリティ上のトラブル。オフィスの外には、あなたのパソコンを脅かすリスクが、あちこちに潜んでいる。そうした“テレワーク時のリスク”に対応する多彩なセキュリティ性能を備えているのがレッツノートだ。 のぞき見、粗悪なWi-Fi…オフィスの外に潜む情報漏えいのリスク オフィスに縛られず、自由な場所で就業できるのがテレワークの魅力。自宅だけではなくカフェやコワーキングスペースなど、お気に入りの環境での就業は生産性向上にも繋がるだろう。しかし、その一方で、オフィスの外での就業には、常に情報漏えいのリスクが付きまとう。
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 パートナーアライアンス統括本部 テクノロジーパートナー本部 ISV/SaaSビジネス推進部 部長 岡﨑 貴紀氏 企業のシステム基盤として導入が進むアマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウド環境だが、普段は表面に出てこないところでも広く利用されているのをご存じだろうか。なかでもインターネット上でビジネスを展開するISV/SaaS事業者のサービスプラットフォームとして数多く採用されており、よく利用するクラウドアプリケーションが実はAWS上で動いていたという例も少なくない。AWSはそんなISV/SaaS事業者に対して、サービス構築からエンジニア育成まで手厚い支援を提供している。ISV/SaaS事業者向けパートナービジネスについて、パートナーアライアンス統括本部 テクノロジーパートナー本部 ISV/SaaSビジネス推進部 部長の岡﨑貴紀氏に話を聞い
事例から学ぶ、 ITインフラ業務の生産性を劇的に向上する Ansible Automationによる自動化2.0の世界 レッドハット テクニカルセールス本部 ソリューションアーキテクト 中島 倫明 氏 これまで多くの企業がシステム運用の自動化に取り組んできた。しかし、劇的に効率が向上したという事例は多くない。レッドハットの中島氏はその理由を、従来の自動化は「自動化1.0」であり、自動化の効果を引き出すには「自動化2.0」への進化が必要という。自動化2.0とは何か。そして、それを実現するというAnsibleの実力とはどのようなものなのか。具体的な流れを交えながら紹介した。 DX推進や働き方改革に効果があり 3カ月での投資回収も可能 サーバー管理やネットワーク管理などのインフラ自動化は、IDCの調査によると未だ3~4割に留まっており※1、手作業に頼る部分が多い。従来の自動化はサーバーやネットワ
2018年は「サイバーセキュリティは経営課題である」と改めて認識された1年でした。5月に施行された「EU一般データ保護規則(GDPR)」は、個人情報を取り扱う事業者に対して、情報漏洩の把握から72時間以内の通知を義務付けました。一方、SNS大手やホテル事業者などから大量漏洩が相次ぎ、漏洩情報が数億件単位でダークWebで販売されている事実も明らかになりました。日本では自然災害が相次ぐなか、BCPを見直す一環で「サイバーBCP」の重要性も叫ばれ始めました。標的型攻撃やランサムウエア、ビジネスメール詐欺(BEC)といった既存の脅威は全く収まらず、取引先から侵入される「サプライチェーン攻撃」のリスクも世界的に高まっています。 こうしたなか、日本の先進企業は経営層が率先してリスク管理の観点からサイバーセキュリティマネジメントを強化しています。CISOやCSIRTを設置し、外部の「サイバー脅威インテリ
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