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ブックマーク / bluediary2.jugem.jp (132)

  • ブラザーのコンピューターミシン「オーパス8」が国立科学博物館「未来技術遺産」に登録 | 青い日記帳 

    ブラザー工業株式会社が1979年に発売した「ブラザーコンピューターミシン オーパス8」が、国立科学博物館の「重要科学技術史資料(未来技術遺産)(愛称:未来技術遺産)」に登録されました。 オーパス8は、ブラザーが国内メーカーで初めてマイコンを搭載した家庭用コンピューターミシンです。 ブラザーコンピューターミシン オーパス8 登録日は2024年9月10日で、同日に国立科学博物館にて登録証授与式が開催されました。 オーパス8は、1979年に生産・発売が開始された、ブラザーの独自技術に基づく家庭用コンピューターミシン。当時のミシンの主要な5つの機能である「模様選択」・「針定位置停止」・「縫い速度」・「表示」・「安全性」において、国内メーカーとして初めてマイコンによる制御を実現したミシンです。 オーパス8の登場から一般家庭にコンピューターミシンが普及するようになった点で、重要なミシンであると評価され

  • 大阪市立美術館 2025年3月1日 リニューアルオープン! | 青い日記帳 

    2022年10月より始まった約2年5か月に及ぶ大規模改修工事を経て、来年2025年3月1日(土)にリニューアルオープンする大阪市立美術館。 大阪市立美術館は、1936(昭和11)年5月、日で3番目の公立美術館として開館して以来、大阪で活躍した先人による寄贈、寄託等も多く寄せられ、国宝、重要文化財を含む約13,500件を収蔵している美術館です。 https://www.osaka-art-museum.jp/ 正面外観 開館以来の規模となる今回の大規模改修では、国の登録有形文化財である建物外観を保全する一方、美術館の心臓部ともいうべき展示・収蔵環境を向上に力が注がれました。 無料ゾーンや公園のグラウンドレベルから入館できる新エントランスの新設など、より多くの人々に「親しまれる」、現代にふさわしい「ひらかれた」ミュージアムとなるような機能整備が図られました。 建物西側(新エントランス) アイ

  • 「美術館に関する意識調査」2023年度調査結果 | 青い日記帳 

    国立アートリサーチセンター(略称:NCAR、センター長:片岡真実)が行った「美術館に関する意識調査」2023年度調査結果が公表となりました。 関東・関西の20-70代 コロナ禍前と比べた美術館来館頻度「減った」4割、「増えた」は20代で3割弱、60-70代で1割未満と世代間で顕著な差が見られる結果となっています。 2023年度調査結果の一例 ・コロナ禍前と比べた美術館への来館頻度は、「変わらない」と「コロナ禍が始まる前(2019年頃)より減った」がいずれも約4割。「コロナ禍が始まる前(2019年頃)より増えた」は約1割にとどまる。 ・年代別でみると、60-70代は来館頻度が「減った」と回答した人が5割強、「増えた」は1割に 満たない。一方で20代は「増えた」が3割弱と、他の年代と比べて顕著に高い結果に。 ※設問「コロナ禍が始まる前(2019年頃)と比べて、美術館に行く頻度は変わりましたか。

  • 「没後50年 福田平八郎」 | 青い日記帳 

    大阪中之島美術館で開催中の 「没後50年 福田平八郎」展へ行って来ました。 https://nakka-art.jp/ 日画家・福田平八郎(1892–1974)の全貌を紹介する決定的な展覧会が大阪中之島美術館で開かれています(その後、故郷の大分へ巡回)。 会期も短く観に行くのは難しいかと一度は諦めかけましたが、やはりどうしてもこの目で観たく大阪まで遠征しました。その甲斐十分過ぎるほどあり今年の年間ベスト入り間違いなしの素晴らしい展覧会でした。 大阪中之島美術館「福田平八郎展」https://t.co/sWxWiMECv1 去年この先行チラシ手にした瞬間からトキメキが止まらなかった。いよいよ5月6日(月・休)まで。お見逃しなきように。 pic.twitter.com/fQ1WTUWekR — Tak(たけ) @『いちばんやさしい美術鑑賞』 (@taktwi) May 2, 2024 福田平

  • 大阪中之島美術館「塩田千春展」メッセージ募集中 | 青い日記帳 

    大阪中之島美術館にて「塩田千春 つながる私」が、2024年9月14日より開催となります。 https://nakka-art.jp/ 塩田千春の出身地・大阪で16年ぶりに開催となる大規模な個展。 大掛かりなインスタレーション作品を中心に、新作や国内未発表作品を含む絵画やドローイング、立体、映像などが展示されます。 塩田千春「家から家」2022年 写真:サニー・マン ©JASPAR, Tokyo, 2024 and Chiharu Shiota 今回の個展での新たな試みとして「つながり」をテーマとして広く一般からテキストメッセージを募集しています。 「塩田千春 つながる私(アイ)」にて、メッセージを用いたインスタレーション作品が発表となります。 大阪中之島美術館にて現在テキストメッセージを募っています。 「塩田千春 つながる私」の新作の一部となる「つながり」に関するテキスト、自分も先日美術館

  • 【ニコニコ美術館】東日本大震災で壊滅的被害を受けた陸前高田市立博物館から学ぶ「文化財レスキュー」 | 青い日記帳 

    ライブ配信サービス「ニコニコ生放送」で提供している、学芸員や専門家の解説とともに展覧会の魅力をお届けするオンライン・ギャラリートーク企画番組「ニコニコ美術館」。 2024年3月3日(日)19時より、東日大震災の壊滅的被害から2022年11月に再開館し、現在も被災した資料の安全化処理と修理を続ける岩手県・陸前高田市立博物館から「文化財レスキュー」をテーマとした特別番組がライブ配信されます。 番組名:文化財レスキューってなに?被災した博物館に「資料復活への道」を聞いてみた@陸前高田市立博物館【ニコニコ美術館】 放送⽇時:2024年3⽉3⽇(日)19時00分〜21時00分終了予定 視聴URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv344313621 出演者:真鍋真(国立科学博物館副館長)、熊谷賢(陸前高田市立博物館副主幹兼主任学芸員) 文化財レスキューは、被災した

  • 「たらしこみ」「どは」「ひそうせん」…『広辞苑』にも載ってない?!日本美術専門用語 | 青い日記帳 

    伊藤若冲や葛飾北斎など江戸時代に活躍した日絵師人気はとどまる気配がありません。 奇想の絵師や浮世絵が切っ掛けとなり日美術に興味関心を持たれる方も年々増えています。 ただ、知らない世界に足を踏み入れると、必ず「言葉の壁」にぶつかるものです。そう所謂「専門用語」の存在が目の前に立ちはだかります。 展覧会に足を運んでも、絵の解説文を読むと何なら見たこともないことばが並んでいて、余計に分からなくなってしまったことありませんか。 勿論、悪気があって鑑賞者を拒むために難解な専門用語を用いているわけでは決してありません。そのことばでしか言い表せないから使っているだけなのです。 どんなジャンルの用語でも、それ以上かみ砕いて平易に出来ないことばがあるものです。しかし逆にそれらを覚えてしまえさえすればぐんとその世界が近づいてきます。 日美術における専門用語も同じことが言えます。数もそれほど多くないので

  • 君は「行ってよかった美術館ランキング」1位の大塚国際美術館を知っているか。 | 青い日記帳 

    世界最大の旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」に投稿されたクチコミでの評価を元にした「行ってよかった美術館&博物館ランキング」(2011年)で堂々の第一位を獲得した大塚国際美術館。 大塚国際美術館 https://o-museum.or.jp/ ところで、大塚国際美術館って行かれたことあります?そもそも名前を聞いたことありました?大塚国際美術館の母体は、これからの季節必ずお世話になるポカリスエットでお馴染みの大塚製薬です。 ミケランジェロが手掛けたシスティーナ礼拝堂内の絵画も完全再現。勿論大きさ空間の広さも同じです。 1921年(大正10年)大塚武三郎氏によって、設立された大塚製薬の“生まれ故郷”徳島県鳴門市に今回ご紹介する大塚国際美術館はあります。 一体どんな美術品が展示され、訪れた人々の高い満足度(「トリップアドバイザー」で5段階の満足度評価でも8割以上が5つ星と、他を圧倒する高

  • 「アルベルト・ジャコメッティ」展 | 青い日記帳 

    エスパス ルイ・ヴィトン大阪で開催中の 「アルベルト・ジャコメッティ」展へ行って来ました。 エスパス ルイ・ヴィトン大阪 公式サイト 2022年開催予定でしたが延期となり約半年遅れで開かれることになったスイス生まれの彫刻家アルベルト・ジャコメッティの展覧会。 ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋5Fにある自然光が差し込む展示スペース「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」における第3回目の展覧会です。 Fondation Louis Vuitton(フォンダシオンルイヴィトン)の所蔵コレクションからジャコメッティを象徴する7点の彫刻作品が展示されています。 《棒に支えられた頭部》 [Tête sur tige](1947年) 《3人の歩く男たち》 [Trois hommes qui marchent](1948年) 《ヴェネツィアの女III》[Femme de Venise III](1956年)

  • 「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」 | 青い日記帳 

    寺田倉庫G1ビルで開催中の 「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」へ行って来ました。 https://awa2023.jp/ 独特の世界観、センス、構図、ユーモアで世界中に熱狂的なファンを持つアメリカ映画監督ウェス・アンダーソン(Wesley Anderson)。 そんなウェス・アンダーソン監督の作品に登場しそうな身の回りの風景を撮影し投稿する人気Instagramコミュニティ「AWA (Accidentally Wes Anderson)」を展覧会として見せるのが「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」です。 ↓ @accidentallywesanderson この企画展は2017年にニューヨークで始まり、昨年韓国で若者を中心に爆発的な人気を博しました。 Instagramでその熱狂ぶりを目にし、韓国・ソウルまで出かけて行った人もコロナ禍にも関わら

  • 「ゲルハルト・リヒター展」 | 青い日記帳 

    東京国立近代美術館で開催中の 「ゲルハルト・リヒター展」へ行って来ました。 https://richter.exhibit.jp/ 2000年以降、メトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館、テート、ポンピドゥー・センターの全てで個展が開催されたことのある作家は6人いるそうです。そのうち5人は物故作家。 パブロ・ピカソ(1881-1973) マックス・ベックマン(1884-1950) ジョアン・ミロ(1893-1983) アレクサンダー・カルダー(1898-1976) ロバート・ラウシェンバーグ(1925-2008) 唯一、現役で現在も精力的な活動をしているのが、ゲルハルト・リヒターです。 ゲルハルト・リヒター(1932-)(Gerhard Richter)1932年、ドイツ東部、ドレスデン生まれ。ベルリンの壁が作られる直前、1961年に西ドイツ移住し、デュッセルドルフ芸術アカデミーで

  • 鬼才絵師「絵金」の作品が24点新たに発見されました! | 青い日記帳 

    江戸末期から明治にかけて活躍した浮世絵師・弘瀬金蔵(ひろせ きんぞう、1812〜1876)。通称「絵金」の作品24点が新たに発見されました。 新しく発見された絵金の作品 今回発見された作品は、石川五右衛門が主人公の浄瑠璃で、後に歌舞伎化もされた「釜淵双級(かまがふちふたつどもえ)」を絵金が絵馬提灯として描いたものです。 絵金筆の絵馬提灯は現存数が少なく、今回の発見で4作品目となり、これまで確認されていた絵金筆の絵馬提灯のなかで最多の連作となります。 【絵馬提灯】 芝居絵屏風と同じく神社の夏祭りの夜に飾られたもので、箱型の木枠に和紙を貼り、中に入れたろうそくの光で鑑賞します。ろうそくの揺れる光で見る絵馬提灯は、宵祭りの雰囲気をさらに盛り上げます。 絵金筆「伊達競阿国戯場 累」(部分)赤岡町絵金祭りにて 24点の中には、芝居の台にない絵金の創作による場面もあり、絵金独特の視点がうかがえる貴重

  • 「忘れられた江戸絵画史の本流」 | 青い日記帳 

    静岡県立美術館で開催中の 「忘れられた江戸絵画史の流−江戸狩野派の250年」展に行って来ました。 世界中広しといえども、室町から江戸末期までの400年に渡り、画壇の中心に君臨し続けた絵師集団「狩野派」のような存在はどこにも見当たりません。 室町幕府の御用絵師からスタートし、戦乱の世のリーダー織田信長、豊臣秀吉に寵愛され、そして江戸時代(1603年-1868年)約250年間延々と幕府に仕え数えきれないほどの作品を輩出してきた化け物集団です。 狩野祐清邦信・狩野立信「花鳥図屏風」 (右隻) 日照軒コレクション ところが、狩野派の絵師の名前をどれだけ知っているかと問われると、これだけ長い期間第一線で活躍していた絵師集団にも関わらず、多くても10名程度の名前しか頭に思い浮かばないのではないでしょうか。 展覧会や教科書でお馴染みの京都で活躍した狩野正信、永徳、山楽はすぐに出てきますが、問題は江戸時

  • 【快挙】弘前れんが倉庫美術館:フランス国外建築賞 グランプリ受賞 | 青い日記帳 

    弘前れんが倉庫美術館(青森県)が、国際的な建築賞「フランス国外建築賞(AFEX Grand Prix 2021)」のグランプリを受賞しました! https://www.hirosaki-moca.jp/ 弘前れんが倉庫美術館は、建築家・田根剛氏が 建築設計を手がけ、築100年におよぶ煉瓦倉庫の耐震性能を高めつつ、残せるものは可能な限り残し「記憶の継承」をコンセプトに改修しました他とは一味も二味も違う美術館です。 互い違いに煉瓦を重ねた国内では皆無に近い難易度の非常に高い煉瓦積みである「弘前煉瓦積み工法」で組まれたドーム型アーチによるエントランスはひと際目を引きます。 →画像および解説はこちら。 向かって右が美術館棟、左がレストランおよびショップとなっています。美術館は展示スペースは勿論のこと、ワークショップやの閲覧ができるゆったりした空間も確保。 そしてレストラン「CAFE & REST

  • ニコニコ美術館「春画展」 | 青い日記帳 

    インターネットの祭典「ニコニコネット超会議2021」(2021年4月24日〜5月1日)の期間中、ネットで鑑賞ができる展覧会「春画展」(主催:ニコニコ美術館)が開催されます。 https://chokaigi.jp/2021/plan/shunga.html “リアルとネットの融合”をテーマに2012年より毎年開催している「ニコニコ超会議」。例年、幕張メッセで開催されていた「ニコニコ」の超巨大イベント「ニコニコ超会議」が、昨年に引き続きリアル会場では行わずオンラインでの開催となります。 題して、「ニコニコネット超会議2021」 https://chokaigi.jp/ ニコニコネット超会議2021 【開催日時】 2021年4月24日(土)〜5月1日(土) 【主催】 ニコニコ超会議実行委員会 【会場】 ニコニコ公式サイト・総合TOP(https://www.nicovideo.jp/) 【ニコ

  • 「VOCA展2021」 | 青い日記帳 

    上野の森美術館で開催中の 「VOCA展2021 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」に行って来ました。 https://www.ueno-mori.org/exhibitions/voca/2021/ 1994年にスタートし、今年で28回目を迎えた「VOCA展」。 40歳以下の作家(推薦)、平面作品の新作という基準(ルール)に則り、今年は30名の作家による新作が会場に並びます。 何でもありの若手作家による発表の場とは違い、美術館学芸員や研究者から推薦を受けた作家が、平面作品という縛りの中で新たに制作した作品たち。 SOMPO美術館の「FACE展」、国立新美術館の「DOMANI・明日展」とある中で、上野の森美術館の「VOCA展」が最も新鮮な驚きと感動が得られる展覧会です。 どんな作品でもそうですが、実際の作品を目にしないとその良し悪しは判断できないものです。「VOCA展」も事前にその年の

  • プロが選ぶ「2020年 ベスト展覧会」 | 青い日記帳 

    今年も、毎年この時期恒例となっております新聞各紙に掲載された専門家(プロ)が選んだ「今年のベスト展覧会」をご紹介致します。 あらためて言うまでもなく今年はこれまでにない大変な一年であり、変革や意識改革を否応なしに求められた年でした。 掲載日の早い順に、讀賣・毎日・朝日の順でご紹介します。 讀賣新聞 2020年(令和2年)12月10日(木)朝刊 コロナ禍 新たな鑑賞・創造模索 3氏が選ぶ展覧会ベスト4 ☆建畠晢(多摩美大学長、埼玉県立近代美術館館長) 「盛圭太『Bug report』」(東京都現代美術館「ドローイングの可能性」の展示より) 「ダムタイプ 新作パフォーマンス『2020』上映会」(ロームシアター京都) 「鴻池朋子 ちゅうがえり」(アーティゾン美術館) 「京都の美術250年の夢」(京都市京セラ美術館) 【一言】盛圭太の糸の線による壮大なドローイングの独創性に魅せられた。ダムタイプは

  • 「artKYOTO 2020」二条城にてこの秋開催! | 青い日記帳 

    世界遺産・二条城を舞台にしたアートの祭典「artKYOTO 2020」がこの秋開催されます。 https://artkyoto.jp/ 昨年(2019年)よりスタートした「artKYOTO」。 二条城の歴史建築物を舞台に、古美術から現代美術まで約30軒の厳選されたギャラリーが、それぞれの審美眼に基づいたアート作品を展示・販売する美術市(アートフェア)を核に開催されます。 「artKYOTO 2019」会場風景(古美術もりみや) 今年はこうした状況下ですので、京都にお越しいただけない方や、海外在住の方にも「artKYOTO 2020」を楽しめるようオンラインでの展開も予定されています。 昨年の特別内覧会の様子 昨年、二条城を舞台に31軒のギャラリー参加の下、初開催しマスコミなどにも取り上げられ多くの注目を集めました。 今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止を最優先とし、来場者、出展者、施工

  • 角川武蔵野ミュージアム竣工記念展 「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」 展 | 青い日記帳 

    2020年8月1日(土)より、角川武蔵野ミュージアム竣工記念展 「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」 展が開催されます。 https://kadcul.com/ © 角川武蔵野ミュージアム 建築家・隈研吾氏が建築設計を担った角川武蔵野ミュージアム。外壁を石で覆い威圧的な感じを受けますが、2F屋外広場に張られた水盤(外構)によりそれも中和されバランスの取れた建物となりました。 この“水面に浮かぶ岩の塊”にて開催される「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」では、隈氏が携わった石の建築と木の建築を紹介します。 特に石の建築では、当ミュージアムの外観・内部空間(一部のエリア)・周辺のランドスケープデザインを公開するとともに、構想から設計、実際の工法までを、隈のテキストや設計図、インタビュー映像など豊富な資料で解説。 「石の美術館」 武蔵野の地に出現

  • 内藤コレクション展Ⅱ「中世からルネサンスの写本 祈りと絵」 | 青い日記帳 

    国立西洋美術館で開催中の 内藤コレクション展Ⅱ「中世からルネサンスの写 祈りと絵」に行って来ました。 https://www.nmwa.go.jp/ 目の寄る所へ玉も寄るではないですが、良い作品を所蔵する美術館には自然と優れたモノが集まってくるものです。 内藤裕史氏(筑波大学・茨城県立医療大学名誉教授)が長年にわたって蒐集された、写リーフのコレクション約150点を、2016年にまとめて国立西洋美術館に寄贈されました。 内藤コレクションとして、初お披露目となったされたのが昨年秋。今回はそれに続く第二弾となります。 内藤コレクション展「ゴシック写の小宇宙――文字に棲まう絵、言葉を超えてゆく絵」 会期:2019年10月19日(土)〜2020年1月26日(日) webやファクシミリ版では目にしたことがあっても、こうして物を観る機会は日ではまずありません。 一点モノの美しい写がずらり。目