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ブックマーク / chikawatanabe.com (12)

  • ピケティも暗号通貨もわかるようになるラクラク浸透圧勉強法

    Photo by Lee Campbell on Unsplash 「全く新しい分野を習得したい」「対象領域が体系化されておらず何から手をつけていいかわからない」といった時に非常に力を持つ勉強法、それは「大量に聞くこと」。 要は大量の情報に触れているうちにだんだん全体像が浮かび上がってきて、その全体感がわかった上で個別の項目に戻って深掘りすると「ああそういうことね」というのが簡単にやってきやすくなる、ということ。「大量の情報」に触れればなんでもいいので、大量にを読むのでも良いのだが、よくわからないことを理解する上で「聞く」という方法特有のメリットがある。 なんといっても「読む」のは意志の力が必要だが「聞く」ではひたすら耳から流し込むことを強制しやすい。特に「全然わからないこと」に関してはこの特質が威力を発揮する。ジョギングしながら、庭仕事をしながら、料理しながら、掃除しながら、子供の髪の

    ピケティも暗号通貨もわかるようになるラクラク浸透圧勉強法
  • 究極のモノ持たず・ゴミ出さず

    去年の頭にSunsetという雑誌で特集され、それ以降私の頭を離れないのが、究極的にモノを持たない・捨てないとあるカリフォルニアの家族の話。 280平方メートルの延べ床面積の家から、130平方メートルの家に引っ越し、それとともにモノを整理したそうです。(ちなみに、アメリカの平均は250平方メートル。平均の半分の狭小住宅になった、とご理解ください)。そして、それにともない「ゴミが出ないライフスタイル」を作り上げたと。 9歳と10歳の男の子がいる4人家族で、1年に出るゴミの量が「両手2杯分」だそうです。「1年」ですよ。 穀類などは容器を店に持ち込んでバルク買い。包装はもちろんいっさいなし。洋服は年に2回しか買わない。 以下、家族の持ち物の例をあげると: =ゼロ(全て図書館から借りる) のメイク用品=フェースパウダー、アイクリーム、マスカラ、アイライナーの4点のみ(女性の皆さんは、これがどんな

    究極のモノ持たず・ゴミ出さず
  • 景気がいいのか悪いのかわからないシリコンバレーの今日この頃

    シリコンバレーのITベンチャーとばかり話していると、なんだかとっても景気が良い感じ。 周りのニュースも、FacebookがIPOとか、そのおまけでFacebookのオフィスの壁に絵を描いたグラフィティアーティストもストックオプションで2億ドル超すかもとか、ベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitzのファンドに15億ドル集まったとか。 (Andreessenは、ネットスケープファウンダーのMarc Andreessen。2009年からVC業に。既に12億ドル集めてるので、今回でファンド総額は27億ドルに到達。27億ドルって、2000億円。それって日の海苔産業の3年分(生産者ベース)。しかも、「これまでに調達した12億ドルはほとんど使っちゃった」そうです by Wall Street Journal。) FacebookのIPOでは、千人近いミリオネアが新たに誕生すると推定

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  • 起業のバイブルThe Lean Startupの要点だけを英語のまま3時間で読む

    ご無沙汰しております。いやー、書き癖を失ってしまいました。が、ここ数ヶ月、自分の書く日語が目に見えて衰えている(後で読み返すと、誤字脱字、論旨の飛躍が多い)ので、ここは奮起してブログ復活です。 さて、The Lean Startup、知っていますか。Eric Riesという人が書いたですが、最近の起業のエッセンスが詰まっていて、これからIT系で起業する人、今まさに起業中の人は、絶対読むべき。「不確実な状況の中で事業を始める際に、いかに科学的に成功確率を上げるか」という方法論です。 「シリコンバレーで最近流行っているのは何ですか」とよく日の人に聞かれるのですが、ここ半年くらいは、「lean startupの考え方」と答えたりしてます。(当は、「日みたいに何かが流行ったりしない」と答えたいところですが、そう言ったらかわいげがないので・・・w)。 今のところ英語版しかなく、日語版は、

    起業のバイブルThe Lean Startupの要点だけを英語のまま3時間で読む
    lamich
    lamich 2012/02/03
    こういう有識者がトレンドの本を読んだ感想ってすごく参考になるね #fb
  • スタートアップからのシリコンバレー進出2:会社登記はどこですべきか

    ずいぶんたってしまったが、前回に引き続きスタートアップからのシリコンバレー進出。前回は精神論的な話だったが、今回は「どこで会社登記をすべきか」、という具体的な問題です。 「これから会社を作るところ」というごく初期のベンチャーが、どうして会社登記の場所など心配しなければならないのかというと、それによって、将来アメリカ投資家から増資できる可能性が変わってくるから、というのが大きい。 結論から先に言うと、シリコンバレー進出を目指すなら、アメリカのデラウェア州か、タックスヘイブンのケイマンで登記するのがよいのではないでしょうか。(日投資家から増資して、日で事業をするのであれば、もちろん日で登記するのがよいです。はい。) アメリカ投資家が望む登記の場所 会社は、登記した場所の法律に従ったコーポレートガバナンスをしなければならない。 例えば、あるところでは「株主には、全員同じ権利を与えなけ

    スタートアップからのシリコンバレー進出2:会社登記はどこですべきか
  • シリコンバレーで働きたい方はバブルの間に是非どうぞ

    さて、そろそろ、バブルの気配が濃厚に立ち込めてきたシリコンバレーの昨今。テクノロジー企業の上場申請が相次ぎ、未上場ベンチャーの企業価値は上昇し、未上場株の妖しいセカンダリーマーケットも躍進中。 私個人的には、身近でバブルが起こるのはこれで人生4回目です。こんな感じ: 1回目:日不動産バブル (もしかして近代日史上、最初で最後のバブル?) 2回目:シリコンバレーのドットコムバブル 3回目:アメリカのサブプライム住宅ローンバブル 4回目:インターネットバブル(なのか?) ← いまここ 以下長いが、サマリーは、「バブルは当面避けられない。いい面もある。シリコンバレー的には、10年に1回のバブルなので、『シリコンバレーで働きたい!』という人は、上向いている今の間にもぐりこむのが吉」ということ。 覚えていますか♪ ドットコムバブルの狂乱 ドットコムバブルの際は、世の余剰資金がどっとインターネッ

    シリコンバレーで働きたい方はバブルの間に是非どうぞ
  • 海外で勉強して働こう

    これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。 1)日はもう立ち直れないと思う。 だから、 2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。 これまでは、1)は言わずに、2)だけ言ってきた。で、「海外で働く」の中でも、私が知っている「シリコンバレーで働く」ことの楽しさ、働くための方法をなるべく具体的に紹介するようにしてきた訳なのであるが、前半も言うことにしました。その理由は、若い人に早く気づいて欲しいから。年を取ったら駄目、というわけではないが、扶養家族が増えて、引退までの年数の方が働いてきた年数より短くなってきたりすると、みるみると進路変更は大変になる。ところが、多くの人が「もはや国内に機会はない」と気づく頃には、そういう「進路変更大変状態」になってしまっていることが多い訳です。 というわけで、明言することにした次第。 (後日

    海外で勉強して働こう
    lamich
    lamich 2009/04/29
    立ち直れない理由が論理的に書かれていない。英語圏でホワイト層として働いてらっしゃるなら主張に対する論証責任くらい果たしてほしい。これだけではアメリカかぶれの感情論では?と言わざるを得ない。
  • ソーシャル金貸しZopa日本進出

    「個人が個人に金を貸すサイト」のZopaが日に進出するそうです。2年ほど前に「P2Pローン、もしくはソーシャル金貸し」というエントリーで、主に競合のProsperのことを取り上げましたが。日の金融ルール下でもできるんだ!という驚きが。 5年ほど前、Bay Areaの住宅相場・金利・日経済というエントリーでこんなことを書きました。 リスクに見合った金利で資金を融通する仕組みがない」ことが、日経済が立ち直らない理由だと思う。 アメリカでは、企業の資金調達でも、株式、債権の市場が充実しているのはよく知られているところだが、それ以外でも、例えば 売掛債権を割引して買ってくれるfactoringなんかが普通に存在する。もちろん、リスクが高ければ、その分金利(や手数料)が高いことでバランスが 取られている。しかし、日ではこれは「手形割引」てな感じで電信柱なんかに張り紙がはってある、ちょっとア

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  • アメリカの金融界は心臓に毛が生えているという話

    先週は、アメリカ金融界が上を下への大混乱であった。私の感想は 1.すごい瞬発力 2.アメリカの金融コミュニティは心臓に毛が生えている 3月11日火曜から16日日曜にかけてはくるくるとめまぐるしく状況が変化(ここが瞬発力)、16日以降は、その変化のさらに裏をかこうとする人たちの躍進(ここが心臓に毛)が目立ったのでした。 1.まず瞬発力の一週間 こちらのWall Street Journalの記事によくまとまっています。さすがWSJですな。要約するとこんな感じ。 11日火曜:投資銀行への政府緊急融資2千億ドル(20兆円)を決定。これで一息、と思いきや、サブプライムでヤバイ橋をたくさん渡った全米第五位の投資銀行、Bear Stearnsの信用不安が広がる (でも、Bear Stearns側は、「割とよかった今期の業績」の発表間近、と結構うきうきしており、信用不安の噂はBearの株をショートしてい

    アメリカの金融界は心臓に毛が生えているという話
    lamich
    lamich 2008/03/29
    id:boltmanにでも触発されたか。論点がずれまくる構造になっているブログというものが嫌いだと再認識した。
  • On Off and Beyond: 週に4時間だけ働く

    New York Timesに、The 4-hour Workweekというに関する記事がでた。「Too Much Information? Ignore It!」というのが記事タイトル。ちょっと前からじわじわ、時々話題になるで、Mountain Viewの屋では平積みされてました。その名の通り、一週間に4時間だけ働いて仕事を片付けるための様々な「工夫」が載ってるのだが、副題があって、それは Escape 9-5, Live Anywhere, and Join the New Rich 「9時5時拘束されず、住みたいところに住んで、ニューリッチの仲間入りする」と。わはは。記事はまた「ほとんどの人が実際を読まずに中身を語っているである」とも言っています。私も屋で立ち読みしただけですが、ポイントはこんな感じ。 1.ありとあらゆる仕事(プライベート含む)をアウトソースする 2.メー

    On Off and Beyond: 週に4時間だけ働く
  • アメリカ的オタクパワーによるテロリスト捜査

    WiredのBehind Enemy Lines With a Suburban Counterterrorist。取り上げられているのは、モンタナの片田舎に住むShannen Rossmillerさん。業が裁判所の裁判官、かつ、3人の子供を持つお母さんである。 それだけでも、十分忙しそうだが、さらに朝4時に起きて、家族が起きてくるまでの間、インターネットでテロリストを追求することに情熱を燃やし、これまでに数百人分のプロファイルを洗い出し、うち数名はFBI等による逮捕にまでこぎ着けたという執念の人だ。今はFBIと協力しているそうだが、最初の数年間はまったく独力、無給。 9-11に激しい衝撃を受けた彼女が、まずとりかかったことは・・・ イスラム教について研究する(コーランも読んだそうです) Jihadistのウェブサイトを翻訳ソフトで読みあさる この段階で使っていた翻訳ソフトは安物だったの

    アメリカ的オタクパワーによるテロリスト捜査
    lamich
    lamich 2007/11/13
  • On Off and Beyond: 全世界株安でも、熱いVMWareは明日上場します

    VMWareが、「Google以降、最もエキサイティングなIPO」を明日果たすと期待されてます。 VMWareはバーチャライゼーションの会社。・・・と言っても、シリコンバレーのソフトウェア業界の人でも何をしている会社か理解できない人が多数。(勤勉に情報収集する日IT業界の人の方がずっと理解度が高いんじゃないかと思います。) 「バーチャルワールド経営会社」と間違われると社員の人が嘆いていました。 が、エンタープライズ向けで、今年の売上げはUS$1 Billion、1200億円になると予測されるビッグビジネス。Fortune100企業は全て、Fortune1000でも84%が顧客。成長率も半端ではなく、ほんの4年前の売り上げは$75 Million、たったの90億円だったのでした。その上さらに、想定市場規模は現在の100倍とも。 で、その期待の星、VMWareの上場が明日なわけですが、発売

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