「アフガンのスピルバーグ」として知られる俳優兼映画監督のサリム・シャヒーン氏。カンヌ国際映画祭のフォトコールで(2017年5月24日撮影)。(c)AFP/Nicolas PRATVIEL 【5月26日 AFP】映画界のヒエラルキーでは、トップは米ハリウッド(Hollywood)、次がインドのボリウッド(Bollywood)、そしてナイジェリアのナリウッド(Nollywood)と続く──アフガニスタン人俳優兼映画監督のサリム・シャヒーン(Salim Shaheen)氏は「そして、そのリストのずっとずっと下の方にわれわれの『ナッシングウッド(Nothingwood)』がある」と語る。 フランス・カンヌ(Cannes)で開催中の第70回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)の記者会見でこのように語ったシャヒーン氏は、自らの年齢を「51歳か53歳」と話す。この恰幅の良いアフガ