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ブックマーク / eetimes.itmedia.co.jp (12)

  • 量子センサーのスピン情報、電気的読み出しに成功

    東京工業大学と産業技術総合研究所(産総研)の共同研究グループは、ダイヤモンド量子センサーのスピン情報を、電気的に読み出すことに成功した。感度が高い集積固体量子センサーの実現が期待される。 横型ダイヤモンドp-i-nダイオードを新たに開発 東京工業大学と産業技術総合研究所(産総研)の共同研究グループは2021年6月、ダイヤモンド量子センサーのスピン情報を、電気的に読み出すことに成功したと発表した。感度が高い集積固体量子センサーの実現が期待される。 ダイヤモンド中のNV(窒素-空孔)センターは、微弱な磁場を検出できる量子センサーとして機能する。NVセンターのスピン状態を読み出すため、これまでは「金属-ダイヤモンド(絶縁体)-金属」というMIM構造を用いて電気的検出に取り組んできた。ただ、この構造では高い感度と小型化を両立させることが難しかったという。 研究グループは今回、横型ダイヤモンドp-i

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    langu 2021/06/29
  • 炭素繊維の量産加速へ、新たな製造技術を開発

    新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や東京大学ら7つのメーカーおよび研究機関が、炭素繊維の新しい製造技術を開発した。従来の方法に比べて、単位時間当たりの生産量が10倍に向上するという。 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2016年1月14日、炭素繊維の新しい製造技術を開発したと発表した。NEDOの材料開発プロジェクト「革新的新構造材料等研究開発*)」の一環として、NEDOと東京大学、産業技術総合研究所(産総研)、東レ、帝人、帝人の子会社である東邦テナックス、三菱レイヨンが共同で開発したもの。従来の方法に比べて生産性を10倍向上するだけでなく、製造する際に必要なエネルギーと、発生するCO2排出量が半減するという。 *)自動車の重量を半減することを目標に、素材開発および接合技術開発を進めるプロジェクトである。ただし、今回開発した製造技術で生産した炭素繊維は、自動車だけで

    炭素繊維の量産加速へ、新たな製造技術を開発
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    langu 2016/01/15
  • 「A9」に秘められたAppleの狙い(後編)

    この画像を見ると、幾つか興味深い点に気付く。その1つは、AppleがA9でもデュアルコアCPUを採用していることだ。Appleは4世代にわたってデュアルコアCPUを採用していることから、この仕様に満足していると考えられる。そう考えると、Appleが特定のタスクやルーチン向けの回路を採用しているという仮説も裏付けられる。特定のハードウェア回路や“ブロック”を採用すれば、CPUの負荷を減らすことができるからだ。A9Xに関しては、A8Xがトリプルコアを採用していることから、コア数が多い可能性もある。

    「A9」に秘められたAppleの狙い(後編)
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    langu 2015/11/25
  • 鋼のように丈夫で薄い高弾性ガラス、東大が開発

    東京大学生産技術研究所の助教を務める増野敦信氏らの研究チームは、無色透明でヤング率が160GPaという高弾性率ガラスの開発に成功した。薄くて丈夫な新素材として、電子回路基板、各種カバーガラスなどへの応用が期待される。 東京大学生産技術研究所の助教を務める増野敦信氏らの研究チームは2015年10月、無色透明でヤング率が160Gpaという高弾性率ガラスの開発に成功したことを発表した。薄くて丈夫な新素材として、電子回路基板、各種カバーガラス、建築材料などへの応用が期待される。 今回の開発は、増野氏の他、東京大学大学院工学系研究科の博士工程学生であるロサレス グスタボ氏、高輝度光科学研究センターの研究員である肥後祐司氏らによる研究チームが行った。研究チームは、ガラス合成法として無容器法を用いた。無容器状態はガス浮遊炉を用いて実現している。無容器法は、ガラスになりにくい組成でも比較的容易にガラス化す

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    langu 2015/10/23
  • 「iPhone 6s」を分解

    モバイル機器の修理マニュアルを提供するiFixitが「iPhone 6s」の分解の様子を公開した。気になる搭載デバイスを中心にその様子を見ていこう。 2015年9月25日、Appleの新型スマートフォン「iPhone 6s」が発売された。感圧式タッチパネル「3D Touch」や新たなプロセッサ「A9」を搭載した同端末。どのようなデバイスが搭載されているのか、気になるところ。発売早々、モバイル機器の修理マニュアルを提供するiFixitiPhone 6sの分解を行い、その様子を公開した。 iPhone 6とのスペック比較 分解の詳細を見る前に、iPhone 6sのスペックを、2014年9月発売の前モデル「iPhone 6」と比較する形で見てみよう。 iPhone 6sとiPhone 6の主なスペック iPhone 6s iPhone 6 OS

    「iPhone 6s」を分解
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    langu 2015/09/25
  • Apple「A10」の製造は、TSMCとSamsungに分散?

    Apple「A10」の製造は、TSMCとSamsungに分散?:TSMCの“独壇場”ではなさそうだ(1/3 ページ) 複数のアナリストによると、Appleが14/16nmプロセス適用チップの調達先を分散する可能性があるという。Appleの次世代プロセッサ「A10(仮称)」の製造委託先は、TSMCとSamsung Electronicsに分散される可能性が高く、少なくともTSMCが独占的に製造するということは、なさそうだ。 Appleが、最先端プロセスを適用したチップを調達する量は、世界最大規模である。EE Timesが今回、6人のアナリストに調査を行ったところ、Appleが2016~2017年に、14/16nmプロセス適用チップの調達先を分散する可能性があることが分かった。同社のこうした動きは、Samsung ElectronicsやTSMCなどのファウンドリメーカーに対して価格決定力を確

    Apple「A10」の製造は、TSMCとSamsungに分散?
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    langu 2015/09/24
  • 脳情報から「怖い」「カワイイ」の解読が可能に

    NICT、NTTデータ、NTTデータ経営研究所、テムズは共同で、動画広告の評価や効果予測などに、脳の情報解読技術が応用可能であることを実証実験により確認したと発表した。 NICTは2015年8月、NTTデータ、NTTデータ経営研究所、テムズと共同で、テレビコマーシャル(以下、TVCM)を中心とした動画広告の評価や効果予測などに、脳の情報解読技術が応用可能であることを、実証実験で確認したと発表した。従来の手法に加えて、動画広告やコンテンツに対して「脳」という新しい観点で評価を行うことが可能になる。 fMRIを用いて脳活動データを取得 今回の実証実験は2015年3月、TVCM視聴時の男女4人の脳活動データをfMRI(機能的核磁気共鳴画像法:脳の局所的な血流変化を捉える測定方法)を用いて取得した。1人当たり3時間程度に及ぶ脳活動データとクリエイティブの評価、メタデータなどを組み合わせてデコーディ

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    langu 2015/08/11
  • 非対称な光学迷彩装置を理論的に実証、透明人間も可能?

    理化学研究所(理研)と東京工業大学の共同研究チームは、非対称な光学迷彩を設計する理論を構築した。新たに実証した理論では、外部からは光学迷彩装置内にいる人間や物体は見えないが、内部からは外部を見ることが可能となる。 理化学研究所(理研)と東京工業大学の共同研究チームは2015年6月、非対称な光学迷彩を設計する理論を構築したと発表した。新たに実証した理論では、外部から光学迷彩装置内にいる人間や物体は見えないが、内部からは外部を見ることが可能となる。 今回、非対称な光学迷彩装置を理論的に実証したのは、理研の理論科学研究推進グループ階層縦断基礎物理学研究チームの瀧雅人研究員と、東京工業大学量子ナノエレクトロニクス研究センターの雨宮智宏助教および荒井滋久教授らの共同研究チームである。 光学迷彩は、光を自在に曲げられる装置を使って、物体や人間を光学的に見えないようにする技術である。これまで提唱されてき

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    langu 2015/06/09
  • 「iPhone」に見る新たな価値の作り方~企業が追求すべき「意味的価値」とは?

    iPhone」に見る新たな価値の作り方~企業が追求すべき「意味的価値」とは?:勝ち抜くための組織づくりと製品アーキテクチャ(4)(1/4 ページ) 顧客に支持される製品を作るためには、製品の機能や性能だけに依存しない“当の価値”を創出することが重要だ。これが「意味的価値」というものである。今回は「iPhone」を例に取り、iPhoneがいかに新たな価値を生み出したかを見てみよう。その上で、メーカーが追求すべく「意味的価値」について解説したい。 第3回で述べたように、「顧客への価値提供」と「競合との差別化(自社の独自性)」を維持することはたやすいことではない。特に、製品の機能や性能(スペック)による差別化に力を入れ過ぎると、「過剰スペック」となってしまう。過剰スペックが顧客価値を下げることもあるのは、VIZIOの4Kテレビからも明白だ。差別化ができても、顧客価値が低ければ、「価値創造がで

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    langu 2015/05/27
  • 量子テレポーテーションの心臓部をチップ化――量子コンピュータ実用化へ「画期的成果」

    量子テレポーテーションの心臓部をチップ化――量子コンピュータ実用化へ「画期的成果」:量子もつれ生成・検出装置が1万分の1サイズに!(1/3 ページ) 東京大学の古澤明教授らの研究グループは、量子テレポーテーション装置の心臓部となる「量子もつれ生成・検出部分」を光チップで実現することに成功した。量子テレポーテーションの手法を用いて量子コンピュータを実現できることを示した。 1m2サイズを26×4mmサイズに 東京大学大学院工学系研究科の古澤明教授の研究グループとNTT先端集積デバイス研究所は2015年3月31日、量子テレポーテーション装置の心臓部となる量子もつれ生成・検出部分を光チップで実現することに成功したと発表した。光学部品を不要とすることで、同様の回路をこれまでの1万分の1のサイズに縮小した。 今回の研究成果は、量子テレポーテーションの手法を用いて量子コンピュータを実現できることを示し

    量子テレポーテーションの心臓部をチップ化――量子コンピュータ実用化へ「画期的成果」
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    langu 2015/03/31
  • 量子の非局所性の厳密検証に成功――新方式の量子コンピュータにも道

    量子の非局所性の厳密検証に成功――新方式の量子コンピュータにも道:アインシュタイン提唱の「物理学の100年論争」が決着!(1/3 ページ) 東京大学 教授の古澤明氏らの研究チームは2015年3月、約100年前にアインシュタインが提唱した「量子(光子)の非局所性」を世界で初めて厳密に検証したと発表した。検証に用いた技術は、「新方式の超高速量子暗号や超高効率量子コンピュータへの応用が可能」(古澤氏)とする。 東京大学 教授の古澤明氏らの研究チームは2015年3月24日、約100年前にアインシュタインが提唱した「量子(光子)の非局所性」を世界で初めて厳密に検証したと発表した。検証に用いた技術は、「新方式の超高速量子暗号や超高効率量子コンピュータへの応用が可能」(古澤氏)とする。なお、この研究成果は、英国の科学雑誌「Nature Communications」(2015年3月24日[現地時間]オン

    量子の非局所性の厳密検証に成功――新方式の量子コンピュータにも道
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    langu 2015/03/25
  • 量子コンピュータ実現に向け大きな前進――超大規模量子もつれの作成に成功

    東京大学大学院工学系研究科の古澤明教授らは、光での量子もつれ生成を時間的に多重化する新手法を用いて、従来に比べ1000倍以上となる1万6000個以上の量子がもつれ合った超大規模量子もつれの生成に成功したと発表した。古澤氏は「量子コンピュータ実現に向け、大きな課題の1つだった『量子もつれの大規模化』に関しては、解決された」とする。 東京大学大学院工学系研究科の古澤明教授らは2013年11月18日、光での量子もつれ生成を時間的に多重化する新手法を用いて、従来に比べ1000倍以上となる1万6000個以上の量子がもつれ合った超大規模量子もつれの生成に成功したと発表した。量子コンピュータの実現に向け超大規模量子もつれが不可欠とされ、古澤氏は「今回の成果により、量子コンピュータ研究は新たな時代に突入した」という。 これまで最高14量子間だったところ、一気に1万6000量子間の量子もつれの生成を実現 実

    量子コンピュータ実現に向け大きな前進――超大規模量子もつれの作成に成功
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    langu 2013/11/19
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