3月25日、海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」が就役した。空母のような広い甲板を備え、ヘリコプター9機を作戦に投入できる。写真は進水式の様子。横浜で2013年8月撮影(2015年 ロイター/Toru Hanai ) [横浜市 25日 ロイター] - 海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」が25日に就役した。空母のような広い甲板を備え、ヘリコプター9機を作戦に投入できる。国連平和維持活動(PKO)や災害救助活動といった海外での活動のほか、対潜水艦戦への対応が想定されている。 艦首から艦尾まで続く甲板を備えた海上自衛隊の艦船は3隻目。いずもは全長が249メートルと、これまでの「ひゅうが」型よりも51メートル長く、乗員数が約380人から約470人に増える。陸海空の各自衛隊を統合運用することを想定しており、陸上自衛隊の垂直離着陸輸送機オスプレイも発着できる。 建造したジャパンマリンユナイテッド(東京都港区