レバノンで17日、同国に拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラの戦闘員らが通信のために利用している小型の無線端末機の爆発が相次ぎ、数百人が重傷を負った。同日撮影(2024年 ロイター/Aziz Taher) Laila Bassam [ベイルート/ドバイ/国連/ワシントン 17日 ロイター] - レバノンで17日、同国に拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラの戦闘員らが利用しているポケットベルのような通信機器の爆発が相次いだ。レバノン当局によると、少なくとも9人が死亡し、約2750人が負傷した。 レバノンの治安機関は、首都ベイルートの南部郊外を含む全土で多数の無線通信端末が爆発したと発表。ヒズボラは戦闘員2人を含む少なくとも3人の死亡を確認した。うち1人は少女だとしている。 レバノンのマカリ情報相は「イスラエルによる攻撃」と非難。ヒズボラもイスラエルの責任だと非難し、「正当な罰」を受けるとして報復