ロシアのセキュリティ企業Kasperskyは、独ベルリンで開催中のIFA2015にて、同社の社員が手をかざしてスマートフォンのロックを解錠して見せました。 ガラスに封入された米粒ほどの大きさのインプラントチップを手に埋め込んでいるそうです。 RFID技術を使用したチップにより、スマートフォンのロック解除、ドアの鍵の解錠などの用途に使用できます。Kasperskyは現時点では用途が限られていることを認めつつも、将来的には電車の改札通過や商品購入など決済にも利用できることを示唆。さらに体温など健康管理にも活用できるとしており、将来性の高さを伺わせます。 こうした用途は今後ウェアラブルデバイスで実現されていきそうな分野ではありますが、身に付けるのではなく、身体に埋め込んでしまうというのは、時代の一歩も二歩も先を行く発想です。ディストピアSF作品にありがちなアイデアです。 今後はチップとBluet
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