「聴衆の多くは発表に興味がない」という場面で,いかにして要点を伝えると良いか.個人的に意識していることをまとめました. 改善点,修正すべき点,不明点があれば@7a7hiまでお願いします.
プロダクトづくりや事業づくりは、仮説検証の連続です。いかに筋の良い仮説を積み上げられるかによって、プロダクトの成功は左右されます。本ドキュメントでは、プロダクト仮説とユーザーインサイトの関係性を紐解き、ユーザーインサイトを仮説に正しく取り入れる方法について解説します。
はじめに宇宙ロボットスタートアップGITAIのFounder&CEOの中ノ瀬です。GITAIは宇宙での作業コストを100分の1に下げることを目標に、軌道上サービス(人工衛星に対する寿命延長サービス)や月面でのインフラ構築が可能な宇宙ロボットを製造しています。 GITAIは元々私が日本で創業したスタートアップですが、既に米国に本社やほぼ全ての機能を移し、自分自身やその他経営陣も永住権を取得して米国連邦法におけるUS Personとなり、米国で日々挑戦を続けています。最近だと昨年合計でUS$45M(日本円で約70億円)の資金調達を行い、DARPA(アメリカ国防高等研究計画局)から受注を獲得しています。 また、GITAIは2021年の国際宇宙ステーション船内での実証成功に続き、今年(2024年)3月に国際宇宙ステーション船外での宇宙実証に成功することができました。メカも電気基盤もSoftware
この記事は、Goodpatchのクライアントワークにおいて、プロトタイピングによる仮説検証をする際に留意しているポイントを簡単にまとめたものです。 特にプロトタイピングによる仮説検証の精度とスピードを上げるために、PMやデザイナー、クライアントなどがどのようにコラボレーションできるかに焦点を当てていきます。 なぜプロトタイピングの話か Goodpatchのクライアントワークでは、「要件が固まった後」からデザインに関わるのではなく、「要件が決まる前」から短期間でのプロトタイピングを実施します。 特にコアのユーザー体験部分については繰り返しプロトタイピングを通じた仮説検証を重ねることが多いです。 筆者自身もこれまで様々なプロジェクトでこのようなプロダクト開発に携わってきましたが、中でも「プロトタイピングにおける仮説の立て方と検証優先度の付け方」については特に個人ごと技量のブレが大きいのではない
目次 はじめに 研究とは よくある誤解 公知の程度(補足) 研究・論文を構成するもの 研究背景 技術的課題・リサーチクエスチョン 先行研究 課題解決のための着想 調査・実験・分析・結果 関連研究 対外発表 論文に特有の要素 研究の進め方 研究の進め方:概論 研究の大雑把な方向性を決める 技術的課題・リサーチクエスチョンを特定する 課題解決のための着想を得る 関連研究を探す 各段階で求められる研究 卒業研究・修士研究・博士研究で求められるもの 研究計画で求められるもの はじめに この文章は、学生に「研究」について説明する際に伝えている内容を書き下したものである。基礎的な内容ではあるが、必要に応じて参照できる資料としてまとまめておく価値はあるかと考えた。 なお、「研究」で何が重視されどう進めるのが適切かは、分野によって非常に大きく異なる。できる限り一般的な説明を心がけるが、とはいえ読者の分野と
ロジカルシンキングとは、正解のない問いの答えを探すときに用いる、基本的な「考え方」と「議論の仕方」のことです。 今や、ロジカルシンキングは社会人の必須スキルとしての地位を確立しました。就職活動を始めた大学生や新社会人なら、一度は「ロジカルシンキング」という言葉を聞くことになります。それどころか、小学生にロジカルシンキングを教える塾が存在するくらいです。 このページでは、ロジカルシンキングを身につけるために必要な知識と練習問題を、すべてまとめています。詳細な説明はリンク先で行っているので、このページは全体像を把握するための地図として使ってください。 基本的に、上のエントリーから順に読むのがオススメです。重要で理解しやすいことから順に構成してあります。 なお、すでにロジカルシンキングの経験がある人でも、やはり上から順に読んでください。ロジカルシンキングは数学のような積み上げ型のスキルなので、言
僕は「スタートアップを量産する会社」を運営しています。 この2年弱で20ほどの事業に取り組んできました。そのうち3つの事業は法人化し、軌道に乗っています。 事業を立ち上げまくるなかで、気づいたことがあります。 それは「ギリギリまでプロダクト開発をしないこと」が、事業を成功させるいちばんのポイントだということ。 「まあそうだよね」と思うかもしれません。だけどいざ当事者になると、思いつきのアイデアでいきなりプロダクトを作ってしまったりするんです。結局、ニーズを掴めていないので、リリースしても誰も使わない。僕もその失敗を経験してきました。 開発する前に、検証できることはたくさんあります。 「その課題は本当に存在するのか?」 「競合とどう差別化するのか?」 「お客さんはいくらなら買ってくれるのか?」などなど…。 開発する前に「営業」をすることもできます。 「契約してくれるお客さんが、少なくともこれ
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「プロダクトマネージャーがプロダクトマネジメントを失敗させる!?」カオスなプロダクト開発を効率化したら硬くて息苦しい官僚組織になっちゃった! 大企業病の罠を乗り越え若々しいチームを実現するぞ 効率化を進めていったら息苦しい組織になってきたと悩む方に向けたセッションです。 概要 https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2024/proposal/19268 発表者 https://twitter.com/_N_A_ https://note.com/mryy 関連スライド 「私考える人、あなた作業する人」を越えて、プロダクトマネジメントがあたりまえになるチームを明日から実現していく方法 https://speakerdeck.com/moriyuya/product-management-rsgt20
ECやSNS、ソーシャルゲームが隆盛を極めた後、2010年代を中心に日本でもSaaSというビジネスモデルが表出しました。Horizontal SaaS、Veritical SaaSと順を追って、新しいプレイヤーが続々と出てきました。ローンチを経たプロダクトの最初の登竜門として、PMF(Product Market Fit)が最初のマイルストーンになります。本記事では、改めてPMFについて可能な限り深掘りを行い、探求したいと思います。 PMFの周辺概念 PMFの深掘りを行う前に、周辺概念を整理しようと思います。Founder Problem Fit、Problem solution fit、Product Market fitという3つの概念があります。 1.Founder Problem Fit Founder Problem Fitとは、創業者や新規事業の旗振り役自身が解決したい課題に深
これは何:伊藤(@k1ito)が、エンジニアからBiz-Devに転職して早2年技術をビジネスにするべく奔走する中で、今年勉強したこと・去年の自分に言ってあげたいことを自戒を込めて書き連ねました。来年30歳になりますが未だに社会人1年目みたいなことを永遠に言っていて恥ずかしい限りです。 2023年は本当に社内外の色んな人に支えられて良いビジネスを色々できて大変ありがたかったです。皆さんに報いる事ができるように頑張ります。 ①作るな、売れ。ともすれば お前は素晴らしい技術や素晴らしいアイデアから新規事業を出発しているだろう。 そうじゃない 市場はどこか?顧客は誰か?顧客の悩みはなにか?を考え「絶対に売れない物を作らない」気概でつくる。顧客は技術を求めているわけでも、お前の素晴らしいアイデアを知りたいわけでもない。 ②顧客?どこの何部の誰さんでいくら予算をもっている?ともすれば お前のプロダクト
MVP という言葉が一般的になりましたが、まだまだ手作業型のMVPについてはその価値がまだ伝わっていないように思います。そこで「早くローンチする、早く売る」のに最適な手作業型MVPを中心に、MVPの作り方を解説しています。 Special Thanks: 株式会社dinii 東京大学 FoundX の各種リソース •FoundX Review - 起業家向けノウハウ情報 •FoundX Resource - 整理された記事の紹介 •FoundX Online School - 30以上の学習ビデオ教材 •FoundX Founders Program - 個室の無償提供とコミュニティ •FoundX Pre-Founders Program - 起業準備プログラム •FoundX Fellows Program - アイデア探しの支援プログラム 更なる文献 •リーンスタートアップ •MVP
Most so-called “strategies” are vague, wishful thinking, written once and never seen again. Don’t do that. These are the characteristics of great strategy. Strategy is: How we will win. You can debate the form a strategy should take, whether a four-sentence “master plan” or a few dozen bullets or a six-pager or an eighty-pager or a template like Salesforce’s V2MOM or a Notion template you found on
ML組織のジェネラリストについての思考 / Thinking about Generalist in Machine Learning Organizations
サービス仮説を立案するための方法論としては、一般的に「デザイン思考」や「デザインスプリント」「リーンUX」などの手法が提唱されている。 しかし、これらの方法論を活用してサービス仮説を立案しても、「経営サイドからSTOPをかけられてお蔵入りする」や「経営サイドの要望に応えているうちに、企画段階とは全く異なるサービスとしてリリースされてしまう」といった結末を辿ることが多い。 なぜ、このような現象が起きるのだろうか。本記事では「デザイン思考」を始めとする既存のサービスデザイン方法論の問題点を明らかにしたうえで、どのようにアップデートするべきかを提示することを目指す。 デザイン思考が提示する方法論・プロセス既存のサービスデザイン方法論の問題点を提示する前に、まずは「デザイン思考とはどのようなものか」について概要レベルで解説しておきたい。 まずは、デザイン思考が提示する検討プロセスを簡単に紹介しよう
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