基本的にはセッション系モジュールの役割は、特定のキー=セッションIDに紐付けて、データを保存したり、読み込んだりといったことです。 セッションIDの受渡しはCGI側でする必要があります。 セッションIDの受渡しとしては、パスに含める方法、CGIパラメータに含める方法、Cookieに保持させる方法がありますが、この内最後のCookieに保持させる方法についてです。 CGIモジュールとCGI::Sessionモジュールを組合わせて使用する場合、Cookieを使用するセッションIDの受渡しを特に意識せずに行えるようになっています。 オブジェクト生成では、次のようにCGI::Sessionのコンストラクタの第二引数に、セッションIDの代わりにCGIオブジェクトを渡します。 ドライバやシリアライザなどのデータソース名(第一引数)、およびオプションの指定(第三引数)は任意のものを指定して構いません。