東京都南西部から神奈川県北部を走る東急田園都市線。東京急行電鉄がその中核と位置付けるたまプラーザ駅周辺では、広い街路や緩やかなカーブといった景観が、街のブランド力を高めている。沿線人気に火を付けたこれらの街並みは、実は偶然がもたらしたものだという。駅名や路線名の由来、急行停車を巡る深い事情など、田園都市線の誕生秘話を探った。市境が計画阻む 偶然が生んだブランド横浜市青葉区にあるたまプラーザ駅
東京都南西部から神奈川県北部を走る東急田園都市線。東京急行電鉄がその中核と位置付けるたまプラーザ駅周辺では、広い街路や緩やかなカーブといった景観が、街のブランド力を高めている。沿線人気に火を付けたこれらの街並みは、実は偶然がもたらしたものだという。駅名や路線名の由来、急行停車を巡る深い事情など、田園都市線の誕生秘話を探った。市境が計画阻む 偶然が生んだブランド横浜市青葉区にあるたまプラーザ駅
東京都心の赤坂見附交差点を見下ろし、バブル期を象徴する建物の1つだった「赤プリ」が静かに姿を消そうとしている。約140mあった建物の高さは、既に4分の3程度に縮んだ。「目立たないように美しく解体することが、長年使われてきた建物への気遣いだ」解体工事を手掛ける大成建設・西武建設JV(共同企業体)が採用するのは「テコレップシステム」と呼ぶ工法。開発した大成建設建築技術開発部の市原英樹次長は、既存
日本一の利用者を誇る新宿駅で、東口と西口を結ぶ「自由通路」の工事が始まった。構想から30年以上を経てようやく実を結ぶ大事業は、線路による東西の分断を解消し、人の流れを大きく変える可能性を秘めている。完成予定の2020年に向けて、周辺では再開発の動きも出始めた。2020年にも改札外通路が完成新宿駅周辺を歩いていると、判断に迷うことがある。西口から東口に向かうには、北側を通ったらいいのか、それと
日本の近海に存在するメタンハイドレートを掘削する取り組みが2013年1月にスタートする。海底からメタンガスの産出に成功すれば、世界初の快挙だ。掘削を行う石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は既に2012年2月から3月にかけて事前掘削を実施済みで、まずまずの成果を挙げている。今回、固体の状態で地中に存在するメタンハイドレートから効率的にメタンガスを採取するために、「減圧法」と呼ばれる手法を開発した。生産に成功すれば、海洋資源開発に大きな弾みがつくことになりそうだ。
世界の自動車メーカーがクルマの造り方に大きな変革を持ち込もうとしている。これまでは車両のセグメント(スモールカー、コンパクトカー、ミディアムカーといった乗用車の分類)ごとにプラットフォーム(車体などの基本部分)の共通化を進めていた。しかし最近はセグメントの枠を超え、さらに大規模な部品共通化を達成しようと動いているのだ。日産自動車、トヨタ自動車、ドイツVolkswagen(VW)グループなどが脇目も振らず突き進む。大きさもコンセプトも異なる自動車を共通の部品で造るという矛盾や困難に、なぜ自動車メーカーは生き残りをかけて果敢に挑むのか。本連載では、その背景や、各自動車メーカーの実際の動きをお伝えしていく。
1968年のメキシコ・オリンピックで、日本を率いていた長沼健監督が準々決勝で地元メキシコと当たらないようにするため、グループリーグ第3戦のスペイン戦で引き分けを指示したことはよく知られている。 ■メキシコ五輪で長沼監督が指示したが… その試合の後半途中、湯口栄蔵選手を送り出すとき、長沼監督は「点を取るな、このまま0-0の引き分けに持ち込めとみんなに伝えろ」と指示した。狙いどおりに0-0で引き分け。準々決勝でフランスと当たった日本は3-1で快勝して、銅メダル獲得の大きな足がかりとした。 だが、メキシコ・オリンピックのときの日本代表は、世界の男子サッカーでまったくのアウトサイダーだった。日本で生中継があったわけでも、少年少女を含めた国民の何分の一かが見守っていたわけでもない。 まして「引き分け狙い」は国際的には伝わることはなく、帰国してから長沼監督が初めて明かしたことだった。 ■「後半の途中に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く