ディスプレイ部は接着剤で固定されているものの、従来モデルよりサイズが小さくなったため比較的取り外しやすかったそうだ。ただし、外す際に壊れやすいので、分解は容易でない。バッテリも接着剤で強力に固定されているほか、ディスプレイを外さない限りほかの部品の交換が不可能な構造と、低いモジュール化度合いなどの理由で、修理やアップグレードが難しく、製品寿命を長くできないという。 そこで、修理のしやすさを0から10の数値(10がもっとも修理しやすい)で表す「Repairability Score」(修理容易性スコア)を、極めて低い1とした。ちなみに、過去のレポートでも「Surface Laptop」を0、「Surface Pro」を1としており、修理の難しさはSurfaceシリーズの伝統といえる。 分解作業は、温めてディスプレイ部の接着剤を柔らかくしたうえで、吸盤などを使って分離することから始める。接着面