黄色い車体が人気を集める東海道・山陽新幹線の検査用車両「ドクターイエロー」の走行中に、一般客が乗車できる史上初の企画が2023年に実現する。新幹線のオンライン予約「EXサービス」の会員・登録者が1000万人を突破したことを記念するキャンペーンの一環として、JR東海が準備している。 鉄道ファンなどの間で「見ると幸せになれる」といわれるドクターイエロー。これまで停車中の車内を見学するツアーはあったが、走行中の車内に乗れる機会はなかった。乗車できる区間や時期、応募方法などの詳細は今後、同社が明らかにする。 ドクターイエローは、JR東海とJR西日本が一編成ずつ所有する。JR東海の編成は現在三代目で、700系新幹線がベース。十日に一度ほどの頻度で通常ダイヤの合間を縫って東京−博多間を往復し、架線や線路の状態を検査する。
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