日本と世界をつなぐ「情報の生命線」海底ケーブル新時代 Misson and Quality・2. KDDIは何を目指し、何のために海底ケーブルを作るのか? 前回に続いて、KDDIが光海底ケーブルにおいて、世界のプレイヤーをリードするポイントを見ていく。 ケーブルが切れにくい 根本的に、海底ケーブルは切れにくければ切れにくいほどいい。そのためには、強度の追求とともに、できるだけ切れにくいルートを選んで敷設することが重要となる。 KDDIには、同軸ケーブル時代からの50年近い実績がある。敷設するケーブルこそ光に変わったが、海底の地形や土質の情報は、脈々と受け継がれている。 浅海では、船舶のアンカー(錨)や、漁業者の底引き網漁、カニカゴ漁などが時としてケーブルを傷つける。最新のケーブル敷設船は、水深1000m未満の場所では、鋤状の道具で海底を掘削したり、敷設したケーブルの上から水流を吹きつけたり
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