著名人が結婚したときなどにまことしやかに囁かれる下劣な言葉として『あいつ、ファンに手をだしたな…』というものがある 昔の自分としてはそういうことを聞いたとき、素直かつ純朴に「うらやまちい……😢」と思ったものだ そんな自分も現在もう20代後半 憧れていた創作界隈に考えなし身一つで突入したものの、そのカテゴリーの中でさえ中堅の1番下ほど。かろうじて生活には困ってはいないぐらいにはなれた さて、そんな情けないクリエイト事情ではあるが、そんな自分にもファンがいる よくそこらへんの作家や漫画家なんかが「ファンレターには元気をもらってます!」なんて言っているが、あれは嘘ではない 自分もファンレターは一通一通、目を皿のようにして読み込んでいる なぜなら嬉しいからだ。とにかく嬉しい 社会に出るとわかるが、自分の肯定してくれる人なんてものは母親と恋人ぐらいしかいないのだ。肯定されることに俺たちは飢えている