更新日:6月8日11時02分
尊敬する先輩の異動が決まった。 人事異動が日常茶飯事な我が会社で、数えきれないほどのさよならを経験した。 でも、こんなに悲しい気持ちになったのは初めてだった。 涙をこらえて部内会議をやり過ごしても、業後まではこらえきれず、セブンイレブンでマスクを購入し、帰りの電車内でワンワンと泣いた。 入社以来、一番親身に指導して、応援して、励ましてくれた先輩だった。 そういえば、半年前位に、「こうみくの一番の長所は、その図太さだな」と言われたことがある。 泣き明かした赤い目を擦り、顔を上げると、真っ裸な枝の先々にうずめく桜の芽を見つけた。働き始めてから6回目の春の訪れに気付く。どんなスキルよりも、知識よりも、その図太さこそが、5年間掛けてわたしが手に入れた一番の財産だということを思い出した。そして、それまでは毎日こんな風に泣きじゃくっていた、という昔の記憶も。 社会人になる前のわたしは、絹豆腐状に心がも
お通夜のあとに出されるあの食事。成人して、マイカーを持つようになった時期まで、ずっと、あれが、嫌いだった。 お寿司、唐揚げ、ポテトフライ、枝豆、サンドイッチ。ポテチを筆頭とした乾きもの。それから偉大なる「柿ピー」。 僕は大人になるまでのある一時期、そういった「お通夜の食事」を毛嫌いしていた。「味が口にあわない」といった嗜好の問題からでも、宗教的な問題からでも、お通夜の辛気臭い雰囲気からでもなく、ただひたすら一家庭の個人的な経験から嫌いになったのだ。憎んでいたといってもいい。 僕が20歳になる前に父が亡くなり、僕を生んでから専業主婦をやってきた母が、生活を支えるために働きだした。母の就職先は葬儀屋。葬儀屋の仕事は、お通夜が入ったときはどうしても帰宅が夜遅くなってしまう。 今、僕は44才、葬儀屋で働き始めた当時の母とほぼ同じ年齢になったからよくわかるのだけど、長時間の立ち仕事は体力的にかなりキ
結果はどうなったでしょうか。 自分が今使っているGoogle Chromeだとこうなりました。 結果は{a: 10}というオブジェクトです。まあ、これは当然ですね。3 + 5と入力すれば実行されて8が返ってくるのですから、{a: 10}というオブジェクトリテラルを書けば{a: 10}というオブジェクトが作られるのは当然です。 ……。 ここで、一部の人は「おいふざけんなよ」と思っているかもしれません。というのも、この例は環境によっては違う結果になるのです。具体的には、Chrome以外2のブラウザのREPL(FirefoxやEdgeなど)が該当します。あと、ts-nodeのREPLも該当するらしいです。これらの環境では、結果は{a: 10}ではなく次のようになります。 オブジェクトを作ったはずなのに結果が10とか意味不明ですね。そもそも、こんな簡単なプログラムで結果が全然違うとか、JavaSc
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く