eスポーツには,楽しくゲームを伝える“名人”が必要。高橋名人誕生秘話も語られた「高橋名人が語る昔と今のTVゲーム業界」レポート ライター:箭本進一 日本工学院専門学校・蒲田キャンパスで,“高橋名人”こと高橋利幸氏の講演会「高橋名人が語る昔と今のTVゲーム業界」が2018年10月28日に開催された。これは,同校の学園祭“かまた祭り”の一環として行われたもので,高橋名人はファミコンブームから現在のeスポーツまでを熱く語った。 もはや説明は不要かもしれないが,高橋名人は1980年代から現在まで,長くゲーム業界で活躍を続けている人物だ。ファミコンブームの頃はハドソン(当時)に所属し,現在はMAGES.のゲームプレゼンテーターかつドキドキグルーヴワークスの「代表取締役名人」を務めている。 ファミコンブーム当時はハドソンの宣伝部社員でありながら高い知名度と人気を誇り,“高橋名人”として親しまれた。同社