ブックマーク / realsound.jp (48)

  • Fickle Friendsが語る、2ndアルバムに込めた80~90年代のきらめき コロナ禍での複雑な心境も

    2ndアルバム『Are We Gonna Be Alright?』インタビュー 2022.01.12 12:00 英ブライトンを拠点として活動するインディポップバンド、Fickle Friends。全英トップ10を達成したデビューアルバム『You Are Someone Else』から4年、2ndアルバム『Are We Gonna Be Alright?』がついにリリースされる。新型コロナウイルスの影響による影響で、半ば強制的に変化を迫られ活動が制限される中、2ndアルバムの制作にしても今までと同じスタイルで行うことは困難だった。暗い影が落ちるような、そんな時代においてもFickle Friendsは心惹かれた80年代後半から90年代前半のカルチャーが持っていたきらめきを取り込み、光を放っている。 こんな時代だからこそ光が必要で、集まることができないからこそ、その素晴らしさを実感する。再び

    Fickle Friendsが語る、2ndアルバムに込めた80~90年代のきらめき コロナ禍での複雑な心境も
  • 『セールスマン』日本初上映も ドキュメンタリー界の巨匠、メイズルス兄弟の特集開催へ

    ダイレクトシネマの旗手として知られるメイズルス兄弟の特集上映が、下高井戸シネマにて12月11日から2週間限定で開催されることが決定した。 近年、『グレイ・ガーデンズ』(1975年)が日で初上映され、再び注目を集める彼らの代表作として名高い『セールスマン』(1969年)が、製作から半世紀以上の時を経て、邦初公開となる。また、その公開を記念して、2018年以来の劇場公開となる『グレイ・ガーデンズ』(1975年)、その前日譚とも言える作品『あの夏』(2017年)もあわせて公開される。 アメリカ、ボストンに生まれたアルバート・メイズルス、デヴィッド・メイズルスの兄弟は、1960年代に始まるドキュメンタリー映画の潮流“ダイレクトシネマ”の代表的映画監督 。兄アルバートは、ケネディとハンフリーの大統領予備選を追ったPrimaryにカメラマンとして参加などした後、弟デヴィッドと共同での映画制作を始め

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    lbtmplz 2021/12/24
  • シティポップ(再)入門:寺尾聰『Reflections』 “奇跡の年”に生まれた名実ともにシティポップの頂点

    国内で生まれた“シティポップ”と呼ばれる音楽が世界的に注目を集めるようになって久しい。それぞれの作品が評価されたり、認知されるまでの過程は千差万別だ。特に楽曲単位で言えば、カバーバージョンが大量に生まれミーム化するといったインターネットカルチャー特有の広がり方で再評価されるケースが次々登場している。オリジナル作品にたどり着かずとも曲を楽しむことが可能となったことで、それらがどのようなバックボーンを持ち、どのようにして世に生み出されたのかといった情報があまり知られていない場合も少なくない。 そこで、リアルサウンドではライター栗斉氏による連載『シティポップ(再)入門』をスタートした。当時の状況を紐解きつつ、それぞれの作品がなぜ名曲・名盤となったのかを今一度掘り下げていく企画だ。毎回1曲及びその曲が収められているアルバムを取り上げ、歴史的な事実のみならず聴きどころについても丁寧にレビュー。

    シティポップ(再)入門:寺尾聰『Reflections』 “奇跡の年”に生まれた名実ともにシティポップの頂点
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    lbtmplz 2021/11/08
  • 「名前」で客が呼べない外国映画 『DUNE/デューン』の不発が突きつけるもの

    先週末の動員ランキングは、『燃えよ剣』が土日2日間で動員15万4000人、興収2億1400万円をあげて初登場1位となった。初日から3日間の累計は3日間で動員20万9502人&興収2億8734万5250円。東宝とアスミック・エースの共同配給、司馬遼太郎原作、監督・脚は原田眞人、岡田准一主演という座組での作品は2017年8月公開の『関ヶ原』以来。『関ヶ原』の公開時期は夏休み中、さらにその当時の国内メジャー作品は金曜日公開ではなく土曜日公開だったので単純な比較はできないが、初週土日2日間の成績では、今回の『燃えよ剣』は『関ヶ原』(最終興収24億円)の約54%という数字。当初の公開予定日だった2020年5月22日から、約1年半という大幅な延期を経ての公開となったことも、少なからず影響しているだろう。 外国映画ファンにとって肩透かしの成績となってしまったのは、土日2日間の動員が9万1000人、興収

    「名前」で客が呼べない外国映画 『DUNE/デューン』の不発が突きつけるもの
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    lbtmplz 2021/10/22
  • シティポップ(再)入門:山下達郎『FOR YOU』 揺るぎない最高傑作、シティポップのアイコンとして位置づけられる所以

    シティポップ(再)入門:山下達郎『FOR YOU』 揺るぎない最高傑作、シティポップのアイコンとして位置づけられる所以 日国内で生まれた“シティポップ”と呼ばれる音楽が世界的に注目を集めるようになって久しい。それぞれの作品が評価されたり、認知されるまでの過程は千差万別だ。特に楽曲単位で言えば、カバーバージョンが大量に生まれミーム化するといったインターネットカルチャー特有の広がり方で再評価されるケースが次々登場している。オリジナル作品にたどり着かずとも曲を楽しむことが可能となったことで、それらがどのようなバックボーンを持ち、どのようにして世に生み出されたのかといった情報があまり知られていない場合も少なくない。 そこで、リアルサウンドではライター栗斉氏による連載『シティポップ(再)入門』をスタートした。当時の状況を紐解きつつ、それぞれの作品がなぜ名曲・名盤となったのかを今一度掘り下げていく

    シティポップ(再)入門:山下達郎『FOR YOU』 揺るぎない最高傑作、シティポップのアイコンとして位置づけられる所以
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    lbtmplz 2021/09/05
  • 金原ひとみが語る、文学でしか救済できない領域 「間違っていることを正しい言葉で語る側面がある」

    金原ひとみ氏の短編小説集『アンソーシャル ディスタンス』(新潮社)が刊行された。コロナ禍で大学生カップルが世界を拒絶し心中旅行を企てる表題作、ウイルスを恐れて自宅に引きこもり、激辛料理と自慰に耽る女性を描いた「テクノブレイク」などの作品が収録されている。 パンデミック下の人々の絶望や分断を描いた理由とは? デビューから20年近くの時を経た今、小説や文芸シーンについて思うこととは? 金原氏に聞いた。(篠原諄也) コロナで大きな意識の変化を感じた ーー表題作「アンソーシャル ディスタンス」は、コロナ禍真っ只中の去年の春に書いたそうですね。 金原ひとみ(以下、金原):3月後半から4月にかけてで、まだわからないことだらけの時期でした。感染者が毎日少しずつ増えていく。でもどこまで正確に公表されているかわからない。政府の言うことはどこまで正しいのか。みんなが疑心暗鬼になっていました。コロナは未知の

    金原ひとみが語る、文学でしか救済できない領域 「間違っていることを正しい言葉で語る側面がある」
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    lbtmplz 2021/07/28
  • 『夏への扉』と『Arc』、いずれも大苦戦 日本の実写SF作品は求められていないのか?

    先週末の動員ランキングは、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(松竹)が土日2日間で動員12万9000人、興収1億8300万円をあげて2週連続で1位となった。6月28日までの10日間の累計動員は50万9000人、累計興収6億9934万1570円。 初週は初登場4位と奮わなかったが、地味に健闘を見せているのが先週に続いてトップ3にランクインしている『キャラクター』だ。こちらは6月28日までの17日間の累計動員が65万6758人、累計興収が9億1682万7130円。主演作として前作にあたる『花束みたいな恋をした』の大ヒット(累計興収38億円突破)は言うまでもなく、パンデミック期に入ってからの主演作としては、公開延期を経て昨年8月に公開された『糸』(最終興収22.4億円)も隠れた大ヒット。今回の『キャラクター』も10億円超えは確実で、「映画館に客を呼べる役者」としての菅田将暉神話は健在だ。 さて、先

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    lbtmplz 2021/07/02
  • 予想大外れ、興収100億に届きそうにない『シン・エヴァ』 反省しつつその理由を分析

    先週末の動員ランキングは、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、土日2日間で動員32万9999人、興収5億2801万7500円をあげて、初登場2位の『モンスターハンター』にダブルスコア以上の差をつけて3週連続1位に。前週の週末との興収比では約78%と、新たな来場者プレゼントの効果もあって下げ止まりの傾向も見られ、3月28日までの21日間の累計では動員396万1480人、興収60億7821万1750円を記録している。 さて、『シン・エヴァ』については、第一報として公開日翌日に書いた3週前に「『シン・エヴァ』、緊急事態宣言下ながら興収100億円超え確実のロケットスタート」と冠した予想記事をアップしてしまった以上、そろそろ落とし前をつけなくてはいけない。「興収100億円超え」の可能性はまだわずかに残っているものの、「確実」はやはり言い過ぎだった。さらに、その文中ではこっそり(と言いつつ、しっかり各

    予想大外れ、興収100億に届きそうにない『シン・エヴァ』 反省しつつその理由を分析
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    lbtmplz 2021/03/31
  • 「勇気はゲームが育んでくれた」 TBS・宇内梨沙アナウンサーが語る“ゲームへの愛情と実況ch開設の経緯”

    ゲーム好きの著名人・文化人にインタビューし、ゲーム遍歴や、ゲームから受けた影響などを聞く連載“あの人のゲームヒストリー”。今回登場するのは、TBSのアナウンサーとして活躍する宇内梨沙だ。 宇内は11月にYouTubeチャンネル『ゲーム実況はじめました。~女子アナゲーマー宇内e~』を開設。担当するラジオ番組『アフター6ジャンクション(ラジオ)』やSNSでも、折に触れて自身のゲーム好きを公言していたが、それらの“好き”が前面に出た実況がゲームファンからも好評だ。 今回はそんな宇内に、幼少期からゲーム遍歴や思い出のタイトル、ゲームによって人生が変わったエピソード、チャンネル開設の経緯、ゲーム実況への並々ならぬ思いなどについて、番組でも共演経験のあるゲームジャーナリスト・批評家・編集者のジニ(Jini)が話を聞いた。(編集部) 宇内梨沙(うない・りさ) TBSアナウンサー。『ひるおび!』『Bizス

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    lbtmplz 2021/01/01
  • 空前の『鬼滅の刃』現象 映画興行は「なりふりかまわない」新基準へ

    今週ほどこのコラムが書きにくい週はない。全国各シネコンの公開初日の異常なまでのスクリーン割り多さが明らかになった先週半ば以降、ソーシャルメディア→ウェブメディア→テレビという順番で、あらゆるところで話題の中心となっている『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の爆発的ヒット。今さら数字を上げるのも躊躇われるが一応。10月16日に公開された同作の初日金曜日の動員は91万507人、興収は12億6872万4700円。土日2日間の動員は251万人、興収は33億5400万円。オープニング3日間の動員は342万493人、興収46億2311万7450円。いずれも2位以下を大きく引き離して、歴代1位となる空前の初動成績を打ち立てた。 この数字は、先週末2位に初登場した『夜明けを信じて。』の約25倍。今年公開された『コンフィデンスマンJP プリンセス編』、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』、『事故物件 恐い間取り』

    空前の『鬼滅の刃』現象 映画興行は「なりふりかまわない」新基準へ
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    lbtmplz 2020/10/23
  • 『ハイパーハードボイルドグルメリポート』上出遼平が語る、テレビマンの矜持 「安易な物語に矮小化したくない」

    『ハイパーハードボイルドグルメリポート』上出遼平が語る、テレビマンの矜持 「安易な物語に矮小化したくない」 海外の少年兵やマフィア、カルト教団などに接近し、その生活に迫るというかつてない切り口で注目を集めたグルメ番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』(テレビ東京系)が、同番組のプロデューサーを務める上出遼平氏によって書籍化された。 書では、番組で大きな反響を呼んだケニア最大のゴミ山で暮らす青年との出会いの背景で、どんな心の交流があったのかなどの裏話だけではなく、上出氏が街についての鋭い考察を述べたり、番組では快活に振舞っていたように見えた台湾のマフィアの態度について、マスコミが喜ぶような「マフィア」を演じていると感じたことなど、上出氏のテレビマンとしての姿勢や考え方も示されている。番組が描き出した光景はあくまでも一部であり、現実は多面的であることを改めて著したという意味でも、ノン

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    lbtmplz 2020/06/29
  • スタージル・シンプソン『SOUND & FURY』 竹内宏彰氏×落合隼亮氏が語る、映像作品への熱意

    2016年の前作『A Sailor's Guide to Earth』がグラミー賞の「年間最優秀アルバム」にノミネートされ、「最優秀カントリー・アルバム賞」を受賞するなど、カントリーの枠にとどまらない音楽性で人気を博すアメリカのシンガーソングライター、スタージル・シンプソン。彼が最新作『SOUND & FURY』を完成させた。この作品は、ヒップホップやクラブミュージックの要素も取り入れながら、大胆にロックに振り切れた驚きの勝負作。同時に、作品の収録曲すべてに映像がつけられ、アルバム発売にあわせてNETFLIXでの全世界配信が行なわれる。この映像作品では、スタージル自身が考案した原案をもとに、神風動画の水崎淳平氏がディレクションを、岡崎能士氏がキャラクターデザインを担当。森晃司氏が株式会社Griot Grooveとタッグを組み、マイケル・アリアス氏、Grayscale ArtsのMasar

    スタージル・シンプソン『SOUND & FURY』 竹内宏彰氏×落合隼亮氏が語る、映像作品への熱意
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    lbtmplz 2019/10/01
  • DAOKO『私的旅行』にも提供 『アイドルマスター』シリーズ中心にTaku Inoueの手腕を分析

    12月12日にリリースを控えたDAOKOのニューアルバム『私的旅行』。世代もジャンルも横断する多彩かつ強力なプロデューサーとのコラボレーションに期待が高まる同作だが、稿で取り上げたいのは9曲中3曲に編曲として携わるTaku Inoue(井上拓)だ。井上がDAOKOのアルバムへ参加するのは、前作『THANK YOU BLUE』で「拝啓グッバイさようなら」での作編曲に続いて2作目。ほかにも、2016年には大阪の商業施設「LUCUA」のCMソングを共作しており、今年の秋にはスマートフォン向けRPG『ドラガリアロスト』のBGMでもコラボしている。 DAOKO『私的旅行』(通常盤) バンダイナムコスタジオに所属し、ゲーム音楽を中心に辣腕を奮ってきたサウンドクリエイターとして知られる井上は、今年6月末に同社を退社しフリーに。最先端のダンスミュージックを貪欲に取り込んだ独特なサウンドメイクと確かなメロ

    DAOKO『私的旅行』にも提供 『アイドルマスター』シリーズ中心にTaku Inoueの手腕を分析
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    lbtmplz 2018/12/03
  • タミヤ「ムカデロボット」、なぜセンサー無しで障害物をさける? 機構を再現する“模型”の面白さ

    今年も開催された、第57回 静岡ホビーショー(5月10日〜13日)。その会場の片隅で、一風変わったキットが発表された。タミヤの"楽しい工作シリーズ"の新作「ムカデロボット工作セット」がそれである。キットに含まれているのは全長40㎝ほどの、まさにムカデ型のロボット。クリアブルーの胴体からは内部の動力が見え、オレンジ色の脚を回転させて障害物を乗り越えつつ動く姿は、かなり実物のムカデに似た雰囲気が出ている。 このキットには元ネタがある。大阪大学の大須賀公一教授がロボット、そして生物の動作研究のために作った「i-CentiPot」がそれだ。市販のモーターなど手に入りやすい部品と単純な構造を持ちながら、まるで物のムカデのように動くロボットである。今、このロボットがキットになるということには、模型が元来持っていた「機構を再現する」という役割が絡んでいる。 i-CentiPotを開発した大須賀教授が研

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    lbtmplz 2018/05/28
  • 湯浅政明監督とスタジオの化学反応が生み出した奇跡 BD化を機に『マインド・ゲーム』の真価に迫る|Real Sound|リアルサウンド 映画部

    の劇場アニメーションにおける、知る人ぞ知る一作『マインド・ゲーム』が、ついにBlu-ray化される。ファンにとっては待望の、そしてまだこの作品を知らない人には、いろいろな意味でアニメの既成の枠を逸脱した「伝説」に出会う絶好の機会である。ここでは、そんな作『マインド・ゲーム』の真価に、できるだけ深く迫っていきたい。 注目されざる傑作『マインド・ゲーム』 『マインド・ゲーム』が日で公開された2004年は、宮崎駿の『ハウルの動く城』、押井守の『イノセンス』、大友克洋の『スチームボーイ』などの話題作が出そろい、また新海誠の『雲のむこう、約束の場所』などが公開されるなど、劇場アニメが賑わった年だった。それらの作品を押しのけ、その年の「文化庁メディア芸術祭」アニメーション部門で大賞を受賞したのは、湯浅政明の長編アニメーション監督デビューとなった、ノーマークの『マインド・ゲーム』だった。さらにカ

    湯浅政明監督とスタジオの化学反応が生み出した奇跡 BD化を機に『マインド・ゲーム』の真価に迫る|Real Sound|リアルサウンド 映画部
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    lbtmplz 2018/02/10
    遂に話題になる日が来た
  • s-ken×甲本ヒロトが語る“70年代の熱狂”「火をつけて、燃えるところを見るまでやめられない」

    1990年代初めからプロデュース業に専念し、100以上に及ぶ作品を世に送り出してきたs-kenが、じつに25年ぶりとなるソロアルバム『Tequila the Ripper』をリリースし、5月26日にはビルボードライブ東京でs-ken & hot bombomsのオリジナルメンバーによるプレミアムなライブを行なう。R&B、ファンク、ラテン、ブガルー、ヒップホップなどのテイストを融合したサウンド、ハードボイルドにしてリリカルな歌の世界。1970年代後半から世界中の音楽シーンを生で体感し、日音楽シーンに大きな刺激を与え続けてきたs-kenは作によって、アーティストとしての特異な才能を改めて見せつけることになりそうだ。 今回は『Tequila the Ripper』のリリースとビルボードライブ東京での公演開催を記念して、s-kenと甲ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)の対談が実現。s-kenがプ

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  • 菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評 第二弾:米国アカデミー賞の授賞式を受けての追補

    参考:菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね 掲載稿が米国アカデミー賞の発表前に書いた原稿なので、結果を踏まえた上で、追補を書くことにした。 と、思っていたら、どういうわけだか、筆者のリアルサウンドでの連載中、最も多いビュー数と、いいね!数を稼いでしまったとか何とかで、有り難いと言えば言えるのだろうが、一度SNSを全部止めてみればわかるが、何が起こっているかわからない。 ただ、数多く俎上に登ったのであれば、これは当然、数多くの支持者と、数多くの不支持者を生んだと思われるが、支持されるにせよ、されないにせよ、何れにしても、この映画に対し、以下の指摘はなかったか、或いは極端に少なかったのではないか? と推測する。 それは何かと言えば「ハッキリ言えなくて気の毒だ、言っちゃえば良いのに」という事だ。 え? なんて言っちゃえば良かったのか、

    菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評 第二弾:米国アカデミー賞の授賞式を受けての追補
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    lbtmplz 2017/03/11
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  • 菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね

    *以下のテキストは、 マスメディアがアカデミー賞レースの報道を一斉に始める前の、2月20日に入稿、更に4日前に書かれたもので、つまり所謂 「あとだしジャンケン」ではない旨、冒頭に強調しておく。 今時これほど手放しで褒められてる映画があるだろうか? 当連載は、英語圏の作品を扱わないので今回は<特別編>となる。筆者は映画評論家として3流だと思うが、作は、複数のメディアから批評の依頼があった。大人気である。「全く褒められませんよ」「こんな映画にヒーヒー言ってるバカにいやがられるだけの原稿しか書けませんけど」と固辞しても、どうしても書けという。 そりゃあそうだ。筆者は一度だけヤフーニュースのトップページに名前が出たことがある。ジャズの名門インパルス!レーベルと、米国人以外で初めて契約したから? 違う。女優の菊地凛子を歌手デビューさせたから? 違う。正解は「『セッション』を自分のブログで酷評したか

    菊地成孔の『ラ・ラ・ランド』評:世界中を敵に回す覚悟で平然と言うが、こんなもん全然大したことないね
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    lbtmplz 2017/03/06
    楽しそうでなにより
  • 電気グルーヴが語る、楽曲制作の流儀「悲しみや怒りを無理やり同意させるのはカッコ悪い」

    3月1日、電気グルーヴがニューアルバム『TROPICAL LOVE』をリリースする。同作は、4年ぶりのオリジナルアルバムで、ゲストに夏木マリ、KenKen(RIZE、 Dragon Ash,、LIFE IS GROOVE)、トミタ栞らが参加した。 今回の制作にあたり、石野卓球とピエール瀧は3日間の合宿を行い、歌録り以外のほとんどを、Mac音楽制作ソフトGarageBandで作っていったという。そうして完成した『TROPICAL LOVE』は、電気グルーヴの“最高傑作”であると、以下のインタビューの中で石野卓球は語っている。2015年年末から2016年にかけて公開され、ファン以外からも大きな反響のあったドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE? 〜石野卓球とピエール瀧〜』を経た、今の電気グルーヴのモードとは。ふたりに話を訊いた。(編集部) 「間違いなく最高傑作だと

    電気グルーヴが語る、楽曲制作の流儀「悲しみや怒りを無理やり同意させるのはカッコ悪い」
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    lbtmplz 2017/02/20
    “横で瀧の反応があるから、こっちもアガるじゃないですか。「お前、こういうの好きだろ?」、「好き! それ、たまんない!」っていう(笑)”
  • 「Suchmos以降」の視点で見る、2017年のキープレイヤーたち

    1月25日に発売されたSuchmosの新作『THE KIDS』が素晴らしい。作品自体のクオリティの高さはもちろん、2017年の日音楽シーンの未来を照らし出すという意味でも、間違いなく傑作だ。 改めて、ここに至る背景を振り返ろう。2010年代の日では、海外におけるファンクやソウルの再評価、国内における渋谷系やシティポップの再評価などを背景に、ブラックミュージックの要素を含んだポップスを志向するアーティストが急増。2015年に発表された星野源の『YELLOW DANCER』と、ceroの『Obscure Ride』という二作品は、その到達点と言うべき作品だった。 そして、その延長線上で、去年からその動きが顕在化したのが「ブラックミュージックからポップスへの接近」。音大でジャズを学んだメンバーを含むSuchmosは、アシッドジャズやネオソウルをメンバー共通のバックグラウンドとしながら、Oa

    「Suchmos以降」の視点で見る、2017年のキープレイヤーたち
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    lbtmplz 2017/02/03
    モンキーマジックも思い出してあげてください