ブックマーク / bijutsutecho.com (62)

  • 「表現の不自由展」展示中止を受け新たな動き。加藤翼、毒山凡太朗がアーティスト・ラン・スペース「サナトリウム」を開設

    「表現の不自由展」展示中止を受け新たな動き。加藤翼、毒山凡太朗がアーティスト・ラン・スペース「サナトリウム」を開設あいちトリエンナーレ2019の参加作家である加藤翼と毒山凡太朗が、8月25日に名古屋にアーティスト・ラン・スペース「サナトリウム」をオープンさせることを明らかにした。 サナトリウム内観 あいちトリエンナーレ2019の「表現の不自由展・その後」展示中止をめぐり、参加アーティストたちが動き始めている。 8月22日に毒山凡太朗が独自のスペース「多賀宮」をオープンさせたのに続き、同じくトリエンナーレの参加作家である加藤翼が毒山とともに、別のアーティスト・ラン・スペースをオープンさせることを発表した。 トリエンナーレの会場のひとつである円頓寺商店街に誕生するアーティスト・ラン・スペースの名称は「サナトリウム」。参加アーティストたちが「表現の不自由展・その後」展示中止をめぐる騒動を受け、急

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    lbtmplz 2019/08/23
  • ウーゴ・ロンディノーネら新たに9作家が展示中止を要求。あいちトリエンナーレ2019で混乱続く

    ウーゴ・ロンディノーネら新たに9作家が展示中止を要求。あいちトリエンナーレ2019で混乱続く「表現の不自由展・その後」の展示中止を受け、海外から参加しているウーゴ・ロンディノーネら9作家が新たに自らの作品展示の中止を『ARTNEWS』宛のオープン・レターで要求した。これで展示の辞退は11組に拡大する可能性がある。 ウーゴ・ロンディノーネ 孤独のボキャブラリー 2014-16 「あいちトリエンナーレ2019」に参加している海外作家たちが、一斉に声を上げた。 『ARTNEWS』によると、すでに展示辞退を正式に表明し、展示が中止されている韓国のアーティスト、イム・ミヌクとパク・チャンキョンの2名に加え、ウーゴ・ロンディノーネ、タニア・ブルゲラ、ピア・カミル、クラウディア・マルティネス・ガライ、レジーナ・ホセ・ガリンド、ハビエル・テジェス、モニカ・メイヤー、レニエール・レイバ・ノボ、ドラ・ガルシア

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    lbtmplz 2019/08/14
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  • 研究者との共同リサーチを元にした新作に注目。松本望睦とナイル・ケティングの2人展がTALION GALLERYで開催

    研究者との共同リサーチを元にした新作に注目。松望睦とナイル・ケティングの2人展がTALION GALLERYで開催サウンドデザインなどの仕事を手がける松望睦とアーティストのナイル・ケティング。オンライン・ギャラリー「EBM(T)」の主催でも知られる2人による展覧会「免疫療法」が、東京・目白のTALION GALLERYで開催される。会期は8月31日〜9月29日。 松望睦&ナイル・ケティング《Climatotherapy(気候療法)》の展示風景 Photo by Miles Cumpstey 松望睦とナイル・ケティングによる2人展「免疫療法」が、東京・目白のTALION GALLERYで開催される。 ケティングは1989年生まれ、2012年多摩美術大学卒業。現在はベルリンを拠点に活動し、日では「曖昧な関係」(銀座メゾンエルメス、2016)、「六木クロッシング2016展:僕の身体、

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    lbtmplz 2019/07/30
  • 加藤泉の個展が原美術館とハラ ミュージアム アークで同時期開催へ。圧倒的なスケールで描かれる「生命体」を展観する

    加藤泉の個展が原美術館とハラ ミュージアム アークで同時期開催へ。圧倒的なスケールで描かれる「生命体」を展観する原始的な生命体をモチーフに、90年代半ばから活動を続けてきたアーティスト・加藤泉。その個展「加藤泉―LIKE A ROLLING SNOWBALL」が、群馬・ハラ ミュージアム アーク(7月13日〜2020年1月13日)と原美術館(8月10日~2020年1月13日)で開催される。 左から加藤泉《無題》(2019)、《無題》(2019) Photo: Kei Okano ©2019 Izumi Kato 加藤泉は1969年生まれ、92年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業。90年代半ばから絵画作品を発表、2000年代からは木彫も手がける。07年、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展への招聘をきっかけに国際的な評価を獲得し、18年には北京・レッドブリック美術館(2018)で日人初と

    加藤泉の個展が原美術館とハラ ミュージアム アークで同時期開催へ。圧倒的なスケールで描かれる「生命体」を展観する
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    lbtmplz 2019/07/07
  • 彫刻としての茶道。トム・サックス「ティーセレモニー」を東京オペラシティ アートギャラリーで体験する

    彫刻としての茶道。トム・サックス「ティーセレモニー」を東京オペラシティ アートギャラリーで体験するニューヨークを拠点に、国際的な活動を展開するアーティスト、トム・サックス。日の美術館初個展となる「ティーセレモニー」が、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開幕した。「茶道」をテーマにした展の見どころとは何か? トム・サックスの言葉とともにお届けする。 会場風景。奥に見えるのが《Tea House》(2011-12) プラダのロゴでつくられた便器や、エルメスの包装紙によるマクドナルドのバリューセットといった作品を制作し、世界のスーパーブランドからも高く評価されているトム・サックス。その日における美術館初個展「ティーセレモニー」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開幕した。 トム・サックスは1966年ニューヨーク生まれで、現在も同地をベースに世界各地で活動を行っている。ロン

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    lbtmplz 2019/06/19
  • 野良犬として作品をつくり続ける。程然(チェン・ラン)インタビュー

    野良犬として作品をつくり続ける。程然(チェン・ラン)インタビュー革命後の激動する中国社会で育った1980年代生まれの世代「80後(バーリンホウ)」を代表するアーティスト、程然(チェン・ラン)。音楽や文学と深く結びついた映像作品を手がけながら、枠にとらわれない活動を展開してきた彼に、制作に対する考えを聞いた。 文=田坂博子(東京都写真美術館学芸員) オオタファインアーツにて 撮影=森洋輔 中国の伝統と現代の往還、野良犬のように実践する人 アーティストという括りは大きすぎて。自分を位置づけるなら、良く言って、行動し実践する人。悪く言えば、野良犬(ストリートドッグ)です。野良犬は自由で拘束されていない。犬には攻撃力がありますが、人に対しては友好的。自分にいちばん近いと思います」。 様々なジャンルを横断しながら活動する 程然 (チェン・ラン)にとって、自らのアイデンティティを判別することは難しい

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    lbtmplz 2019/05/25
  • 第16回芸術評論募集 【佳作】大岩雄典「別の筆触としてのソフトウェア——絵画のうえで癒着/剥離する複数の意味論」

    第16回芸術評論募集 【佳作】大岩雄典「別の筆触としてのソフトウェア——絵画のうえで癒着/剥離する複数の意味論」『美術手帖』創刊70周年を記念して開催された「第16回芸術評論募集」。椹木野衣、清水穣、星野太の三氏による選考の結果、次席にウールズィー・ジェレミー、北澤周也、佳作に大岩雄典、沖啓介、はがみちこ、布施琳太郎が選出された(第一席は該当なし)。ここでは、佳作に選ばれた大岩雄典「別の筆触としてのソフトウェア——絵画のうえで癒着/剥離する複数の意味論」をお届けする。 山直輝 実体のない風景としての人物 2018 山直輝の〈歯〉 1982年生まれの画家・山直輝の絵画《実体のない風景としての人物》(2018)[図1]は、山の主な制作環境であるAdobe Illustrator特有の挙動を画面上に残している。中央下には左端が画面上で垂直に削られたテーブル、そのうえに、およそ人体のような

    第16回芸術評論募集 【佳作】大岩雄典「別の筆触としてのソフトウェア——絵画のうえで癒着/剥離する複数の意味論」
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    lbtmplz 2019/05/10
  • バンクシーのネズミはなぜ傘をさしているのか? ストリートの現実主義とファンタジー

    バンクシーのネズミはなぜ傘をさしているのか? ストリートの現実主義とファンタジー 2019年1月に東京・日の出で発見され、都が撤去した「バンクシー作品らしきネズミの絵」。作の議論のひとつが、バンクシーのものかという作品の真贋。また、バンクシー人によるものだと判明した場合にも、作品を一般公開することは公共物に描かれた「落書き」を都が認めることになり、ダブルスタンダードではないかという批判も出ている。また、バンクシーの手法を真似た作品も日各地に出現するなか、「この騒動すべてがバンクシーの作品と呼べるのではないか」という指摘もある。バンクシーに直接インタビューをした経験を持ち、バンクシーに関するの翻訳を多く手がけてきた鈴木沓子は、一連の騒動をどう見ているのか。作品の意味を解説する。 文=鈴木沓子 東京・日の出駅近くの防潮扉で発見されたラット(ネズミ)のステンシル画 画像提供=東京都 バン

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    lbtmplz 2019/04/30
  • ソフィ・カルが都内3ヶ所で個展を同時開催。どこで何が見られる?

    ソフィ・カルが都内3ヶ所で個展を同時開催。どこで何が見られる?フランスを代表する現代美術家、ソフィ・カル。2月2日からはその個展を東京都内3ヶ所で同時に見ることができる。原美術館、ペロタン東京、ギャラリー小柳の3会場の見どころとは? 「ソフィ カル 限局性激痛」原美術館コレクションより 展示風景 ©Sophie Calle / ADAGP Paris and JASPAR Tokyo, 2018 Photo by Keizo Kioku 物語と現実、公と私の間を行き来しながら、言葉や写真、パフォーマンス、映像を混ぜ合わせた作品を発表してきたソフィ・カル。2月2日より、その個展を東京都内3ヶ所で同時に見ることができる。 >>インタビュー:ソフィ・カルが語る作品制作の姿勢(アティチュード)。「私の目的は『壁』と『』」 「ソフィ カル ─ 限局性激痛 原美術館コレクションより」(原美術館)「ソ

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    lbtmplz 2019/04/05
    ウ...終わっていた...
  • 自身の経験をもとに。小谷元彦が「死」と「自己」について考えたポートレイトを発表

    自身の経験をもとに。小谷元彦が「死」と「自己」について考えたポートレイトを発表「ファントム(幽体)」をキーワードに、人間の痛覚や異形のものなど幅広いテーマを取り上げるアーティスト・小谷元彦の個展「Tulpa – Here is me」が、東京・天王洲のANOMALYで開催される。会期は4月20日~5月25日。 小谷元彦 左:Tulpa - Starfish girl(部分) 2019 / 右:Tulpa - Honeycomb man(部分) 2019 © Motohiko Odani 小谷元彦は1972年京都府生まれのアーティスト。東京藝術大学美術学部彫刻科卒業後、同大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了した。 両手のひらを真っ赤に染めた少女を撮影した代表作《Phantom -Limb》(1997)をはじめ、「ファントム(幽体)」をキーワードに、人間の痛覚や異形のものなど幅広いテーマに取り組

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    lbtmplz 2019/04/03
  • AKIRAの世界、ふたたび。大友克洋がデザイン監修のNHKスペシャル『東京リボーン』が放送開始

    AKIRAの世界、ふたたび。大友克洋がデザイン監修のNHKスペシャル『東京リボーン』が放送開始12月23日よりNHKで放送がスタートするNHKスペシャル『シリーズ「東京リボーン」』(全6回)のビジュアルが公開された。同シリーズでは、『AKIRA』を手がけたマンガ家・大友克洋がタイトル映像とデザイン監修を手がける。 NHKスペシャル『シリーズ「東京リボーン」』より 提供=NHK オリンピックを翌年控えた2019年の東京を舞台にした大友克洋によるSFコミック『AKIRA』。同作は1988年に映画化もされ、いまなお世界的に高い支持を集める作品だ。 この舞台とリンクするような現代、12月23日からNHKで放送されるNHKスペシャル『シリーズ「東京リボーン」』に、『AKIRA』の制作に携わったクリエイターが集結した。 NHKスペシャル『シリーズ「東京リボーン」』メインビジュアル 提供=NHK 『シリ

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    lbtmplz 2018/12/19
  • 超絶技巧を超えて。執念の画家・吉村芳生の人生を回顧する展覧会が東京ステーションギャラリーで開幕

    超絶技巧を超えて。執念の画家・吉村芳生の人生を回顧する展覧会が東京ステーションギャラリーで開幕写真や新聞を細密に描いた鉛筆画などで知られる画家・吉村芳生。その全貌を紹介する展覧会「吉村芳生 超絶技巧を超えて」が、東京ステーションギャラリーで開幕した。中国・四国地方以外の美術館では初の個展となる展の見どころとは? 2007年、「六木クロッシング」(森美術館)への出品をきっかけに一躍注目を集めながら、13年に逝去した画家・吉村芳生。その画業を振り返る中国・四国地方以外では初となる美術館個展が、東京ステーションギャラリーで開幕した。 1950年に山口県で生まれた吉村は、山口芸術短期大学を卒業後、周南市の広告代理店でデザイナーとして勤務。76年に退職し、創形美術学校などで版画を学んだ後、作家としてデビューした。 展示風景 この「版を使う」ということは吉村の地盤になっていると展を監修した東京ス

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    lbtmplz 2018/11/23
  • 草間彌生の新たな贋作展が発覚。草間自らコメントを発表「本当に残念」

    草間彌生の新たな贋作展が発覚。草間自らコメントを発表「当に残念」中国で開催されていた草間彌生の贋作展が少なくとも7ヶ所で行われていたことが発覚。草間が理事長を務める草間彌生記念芸術財団は11月2日、「草間彌生の作品展を名乗る贋作展覧会について」と題した新たな声明を発表し、草間人もコメントを寄せた。 上海 LuOne 凯德晶萃广场での贋作展の様子 Courtesy of YAYOI KUSAMA FOUNDATION 2018年9月以降、中国の上海市および湖南省長沙市において開催されていた、草間彌生の贋作を展示する展覧会。これらはすでに、草間彌生が理事長を務める草間彌生記念芸術財団の強い抗議によって中止された。 しかし、これ以前にも広東省深セン市及び広州市、ならびに湖北省の武漢市、江蘇省蘇州市、天津市、山東省青島市 及び淄博市、重慶市、新彊等中国各地において同様の展覧会が、草間および財団

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    lbtmplz 2018/11/02
    3個めの比較が凄まじい
  • 没後30年を迎える小貫政之助の個展が武蔵野市立吉祥寺美術館で開催。抑えた色彩で描かれた世界の全貌に迫る

    没後30年を迎える小貫政之助の個展が武蔵野市立吉祥寺美術館で開催。抑えた色彩で描かれた世界の全貌に迫る昭和に活動した洋画家・小貫政之助が没後30年を迎え、個展「没後30年・小貫政之助 語りえぬ言葉」が東京・武蔵野市立吉祥寺美術館で開催される。会期は8月11日〜9月23日。 小貫政之助は1925年、旧東京市京橋区生まれ。41年太平洋美術学校に入学。以後、彫刻や洋画、版画を発表し、53年には瀧口修造の推薦によりタケミヤ画廊で個展を開くなどして注目を集める。 小貫政之助 風景 1954 個人蔵 56年には自由美術家協会会員となり、退会前年の67年まで出品。68年以降は団体に所属せず、福生のアトリエで制作に没頭した。フォルム画廊での個展を中心に作品を発表し、72年にはフジテレビギャラリーで個展を開催。88年に亡くなるまで精力的に活動を行った。 そんな小貫の個展「没後30年・小貫政之助 語りえぬ言葉

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    lbtmplz 2018/07/22
  • なぜ人はエッシャーに魅了されるのか? 「ミラクル エッシャー展」監修者に聞く

    なぜ人はエッシャーに魅了されるのか? 「ミラクル エッシャー展」監修者に聞く「だまし絵(トロンプ・ルイユ)」で広く知られるマウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898〜1972)。その生誕120年を記念した大規模回顧展「ミラクル エッシャー展」(上野の森美術館)が連日行列ができるなど、好評を博している。なぜ人はこれほどエッシャーに惹かれるのか? いつからエッシャーの人気は高まりを見せたのか? 展監修者で東京藝術大学大学美術館准教授・熊澤弘に展開催の舞台裏とエッシャーの受容史について聞いた。 昼と夜 1938 All M.C. Escher works copyright © The M.C. Escher Company B.V.-Baarn-Holland. All rights reserved. www.mcescher.com ――展は、イスラエル博物館所蔵のエッシャーコレク

    なぜ人はエッシャーに魅了されるのか? 「ミラクル エッシャー展」監修者に聞く
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    lbtmplz 2018/07/22
  • イメージの心霊。 gnckが見た、原田裕規 「心霊写真/ニュージャージー」展

    イメージの心霊。 gnckが見た、原田裕規 「心霊写真/ニュージャージー」展美術家・原田裕規の個展「心霊写真/ニュージャージー」が、東京・馬喰町のKanzan galleryで2018年3月9日から4月8日まで開催されている。「心霊写真」展(2012)、「作者不詳」展(2017)に続く「写真シリーズ」の総集編をgnckがレビューする。 文=gnck 展示風景より 撮影=加藤健 gnck評「心霊写真/ニュージャージー」展 イメージの心霊 原田裕規は、キュレーターを名乗らない。展覧会を企画する姿は確かにキュレーターのそれと言える。しかし彼は自身を美術家と称する。であれば、彼は「キュレーションの技術について問うてきた」作家だと言えるだろう。その技術とは、何が芸術で何が芸術でないのかを選別する機能であったり、二つの物を並べたときにどのような意味が発生するのかであったり、リサーチし、収集し、並べてみ

    イメージの心霊。 gnckが見た、原田裕規 「心霊写真/ニュージャージー」展
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    lbtmplz 2018/04/04
  • マンチェスター市立美術館がウォーターハウスの《ヒュラスとニンフたち》を撤去。非難が殺到

    マンチェスター市立美術館がウォーターハウスの《ヒュラスとニンフたち》を撤去。非難が殺到イギリスのマンチェスター市立美術館が、 J. W. ウォーターハウスの《ヒュラスとニンフたち》(1896)の一時的な撤去に乗り出し、騒動となっている。 ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス ヒュラスとニンフたち 1896 キャンバスに油彩 昨年、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に展示されているバルテュスの《夢見るテレーズ》に対して起こった撤去要請運動が記憶に新しいが、今回は美術館側の自主的な撤去が行われたようだ。 問題となったのは《ヒュラスとニンフたち》。これは、ギリシャ神話から主題を得た作品で、若々しい裸のニンフたちがヒュラス国王を池の中に誘う場面を描いたもの。同美術館では同様の作品が数点「美の追求」と題されたスペースに飾られているが、女性を「受動的な着飾り」や「ファム・ファタル」とする「非常に時代遅

    マンチェスター市立美術館がウォーターハウスの《ヒュラスとニンフたち》を撤去。非難が殺到
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    lbtmplz 2018/02/02
  • ゲルハルト・リヒターが世界初公開作品を六本木で発表。「Painting 1992–2017」がスタート

    ゲルハルト・リヒターが世界初公開作品を六木で発表。「Painting 1992–2017」がスタートドイツを代表するアーティスト、ゲルハルト・リヒターの最新個展「Painting 1992–2017」が12月15日、東京・六木のWAKO WORKS OF ARTで開幕した。世界初公開を含む14点を展示する。 会場風景 1932年にドレスデン(旧東ドイツ)に生まれ、世界のアートシーンの第一線を走り続けるゲルハルト・リヒターが、世界初公開となる作品を含む全14点を展示する個展「Painting 1992–2017」を六木のWAKO WORKS OF ARTでスタートさせた。 会場風景より。左から《Abstract Painting (950-2)》(2017)、《Abstract Painting (943-2)》(2016) リヒターは現在ケルン在住。72年のヴェネチア・ビエンナーレを

    ゲルハルト・リヒターが世界初公開作品を六本木で発表。「Painting 1992–2017」がスタート
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    lbtmplz 2017/12/18
  • 岡本光博が「ドザえもん展」開催。 あのキャラクターの「水死体」で 現代の著作権問題に切り込む

    光博が「ドザえもん展」開催。 あのキャラクターの「水死体」で 現代の著作権問題に切り込む有名ブランドやキャラクターなどのポップ・アイコンをモチーフにした作品で、著作権に関わる問題提起を行ってきた岡光博が、神楽坂のギャラリー・eitoeikoで「THE ドザえもん展 TOKYO 2017」を開催する。会期は12月2日〜23日。 岡光博 ドザえもん 2017 FRPにウレタン塗装 129.3×89.4×40cm Photo courtesy of Haruka Iharada 高級ブランドの生地を縫製した《バッタもん》(2007)、カップ焼きそばのパッケージを巨大化させた《UFO -unidentified falling object(未確認墜落物体)》(2015)などの作品や、2015年「ディズニー美術」展(KUNST ARZT、京都)の企画など、現代のポップ・アイコンを用いて著作

    岡本光博が「ドザえもん展」開催。 あのキャラクターの「水死体」で 現代の著作権問題に切り込む
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    lbtmplz 2017/11/20
  • 繰り返される静物画。中尾拓哉が見た田幡浩一

    繰り返される静物画。中尾拓哉が見た田幡浩一ドイツと日を拠点に活動する1979年生まれの田幡浩一は、一枚一枚の絵画を連続で見せる手法で映像を制作し、静止画と動画による多様な表現を試みている。ギャラリー小柳で開催した個展「one way or another」では、連続するドローイングによる動画とその原画、「ズレ」をテーマに描いた絵画作品を発表した。繰り返し描かれる静物画が展示された展を、中尾拓哉がレビューする。 映像と原画のドローイング64点により構成される《chess, flower vase, playing cards, pear and feather》(2016)の展示風景 撮影=木奥惠三 中尾拓哉 新人月評第2回 可能な限り速く、できるだけ長く 田幡浩一「one way or another」展チェス、花瓶、トランプ、梨、羽。即物的な題をもつ田幡浩一の静物画の前で、これらのモ

    繰り返される静物画。中尾拓哉が見た田幡浩一
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    lbtmplz 2016/12/05