こんなTweetを見かけて、 あー、私が考えるとマジで面白くない! これ、トピシュさんならどう回答するだろう…と思いました。先に思いつけばよかった…。 (トピシュさん、もしエゴサされて食指が動くようでしたら…ぜひ…!) — えすぺろ (@s_vjsl) 2020年7月12日 なんだろうなと遡ってみたら、思想家の東浩紀さんが朝日新聞のお悩み相談(70代男性が妻とスキンシップ出来ない事を相談するもの)の記事に怒っているというのが発端でした。 「もしあちらの方が役に立たなくても、性欲は妄想の産物ですからメディア系の性商品が各種取りそろえてあります。スキンシップ欲を満たしたかったら、お孫さんかペットを抱きしめることですね。」 相談者にこんなこと言う権利あるのかな。 https://t.co/6ht1iOXWce — 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) 2020年7月12日 男性の
あるいは、例として挙げたいのは文春に報じられた評論家・荻上チキさん、二股・不倫報道で謝罪していましたが、荻上さんが良いことをラジオで言うたびに聴いていて「でも、この人は不倫相手に『すきすきだいすき』ってメールしていたんだよな」って思い出してフフッと思ったりもします。ご家族やお子さんはどう反応されたのでしょうか。 ©iStock.com 最近だと、文春が報じたアンジャッシュの渡部建さんや、同じく文春が取り上げた東出昌大さんなど、芸能人が不倫報道の中心になることもあれば、宮崎謙介さんや山尾しおりさんのような政治家の不倫も騒動になりました。経営者でも不倫をきっかけに家庭が壊れることも多々あり、まあこういう事件を見るたびに「不倫はいかんな」と思うわけですよ。 その意味では、不倫は報じられている以上に一般的なことなのかもしれないし、また、身の回りで脳みそがバタークリームでできているんじゃないかと思う
『永遠の0』『海賊とよばれた男』などのベストセラーを著し、いっぽうでツイッターでは「中国や韓国への攻撃的な姿勢を露骨に示し、女性蔑視的なツイートも含む」言説を書き散らす百田尚樹。 この二面性を持つ百田尚樹とはいったいどんな作家で、彼の読者とはどういった人たちなのか。百田氏本人に取材を繰り返すなどしてその実相を詳らかにしたのが『ルポ 百田尚樹現象』(小学館)である。その著者でノンフィクションライターの石戸諭に話を聞いた。 「間違っているといわれている側になにがあるんだろう」 ―――本書は、百田尚樹氏やその周辺人物を取材することで「向こう側」をかいたルポとあります。 石戸諭(以下、石戸) リベラルがやりがちなのは、百田尚樹に対して、あるいは安倍晋三や小池百合子でもいいですが、彼に対してどこがどう間違っているかをたくさん並べていくことです。 それを『ルポ 百田尚樹現象』では、「間違っているのはわ
朝日新聞社運営のWebメディア『かがみよかがみ』での2019年11月20日に発表された上野千鶴子氏との座談会企画記事が、セックスワーカーへの侮蔑と取れる表現で問題になりました。 本来は『かがみよかがみ』の中で完結させて書くのが筋だと思いますが、やむを得ずnoteに投稿させていただきます。上野千鶴子氏のセックスワーカーに関する発言での炎上を踏まえて考えたことを書きたいと編集部に申し出たのですが、その提案は断られたからです。 この文章はあくまで個人的見解であり、座談会参加者・及びかがみよかがみユーザーを代表するものではありません。 問題点や批判など、指摘してくださると嬉しいです。多くの方のご意見をお聞きしたいと思っています。 加害者側ということを自己認識しながら、炎上の渦中にいた人間としての所感を述べさせてください。 謝罪したい、そして学ばなければと思った私が辛くなる権利などないのは承知なので
俺アンチポリコレ派オタクだけどさ、ポリコレ派ってほんとバカだよね。 俺の周囲のアンチポリコレなオタクも、別に女は差別しろとかトランスはけしからんとか黒人は画面に映るなとか思ってないんだよな。 だから、「ハリウッドで完全オリジナル新作やります! 主役は女4人!」とか、「今度の映画ではトランスの人を主役に抜擢しました!」とか、「アフリカを舞台にした歴史ファンタジー大作です!」とかなら、別に燃えないわけよ。だってそれに反対する理由なんてよほどの差別主義者じゃない限りはないもの。『ブラックパンサー』に文句言ってる日本のオタクほとんどいなかったでしょ? なのに、「過去の名作をリブートします! 主人公は男4人組から女4人組に変えました!」とか、「シスがトランス役やってるのはけしからんので圧力かけて引き摺り下ろしました!」とか、「ヨーロッパっぽいファンタジー世界だけど特に脈絡なく黒人出します!」とかやっ
リベラルであることとオタクであることが両立しにくくなってきた。 というのも、世界的にリベラル派があらゆる表現に火を放つ戦略を取ってしまったからだ。 具体的にはトランプはじめとする極右の台頭に対して、リベラル派は対抗措置として、「根本的な長期的治療」を拒否し、「劇薬」を選択してしまった。 要するに「トランプ的なものを無差別に焼くため、世界に火を放ち焦土とする」ことだった。 トランプがひどいなら自分も同じかそれ以上に世界に火を放とうという戦略を取った。その結果、オタク作品に限らずあらゆるものに火を放ってしまっている。 その放火のせいで、リベラル勢すら炎上している。 正直に言って馬鹿な話なのだが。 困っているのがリベラル派のオタクである。 「これは表現規制ではない。ギリギリセーフ。極右のキモオタが騒いでいるだけ」と左派系クリエイターは強がっていたが、もうそろそろ限界が来ている。 というのも、クリ
何年か前に『非モテの品格 男にとって「弱さ」とは何か(著:杉田俊介)』という本を読み、思うところが色々あったのだけれど、あまりにも思うことが多くて今まで書かずにいた。 この本の内容は、ざっくり言うと、「非モテ」を軸にして語られる、男性の生きづらさについてだ。本書から一部抜粋してみる。 “夢を諦めたこと。仕事もないこと。金がないこと。社会的な肩書がないこと。周りに友達がいないこと。もちろん、そのどれもが苦しかった。つらかった。 しかし、当時の僕にとって、一番苦しかったのは、恋人がいないことであり、恋愛・性愛の問題だったのである。” “思い出せば、多分あの頃の僕は、次のように考えていたのではないか。 自分には恵まれた容姿も才能もなく、社会的な成功や立身出世も、もう、望めそうにない。人生はこれ以上マシなものにはならない。けれども、恋愛の領域であれば、まだ人生のすべてを取り戻せる、一発逆転できるか
1.シーライオニングとは何か? 2.ネット論客のシーライオニング 3.悪質なシーライオニングの問題点。 3.1 追記 4.【関連記事&参考文献】 1.シーライオニングとは何か? 嫌われる行為の一つとしてシーライオニングというものがよく話題に挙がる。しかしこのシーライオニング、実は単に嫌われるというだけでなく様々な問題を含んでいるのではないだろうか。 今回は、シーライオニングとは何かという話と悪質なシーライオニングが蔓延することの問題点について考えていきたい。 まず、シーライオニング(sealioning)とはウェブ漫画家David Malki !の描いた漫画から派生して生まれた概念である(URL: https://wondermark.com/1k62/ )。 簡単に言うとシーライオニングとは、上の漫画のアシカ(シーライオン)がやっているようなことである。 漫画の内容としては、左上から ①
Sealioning (シーライオニング)という単語が誕生するきっかけとなった漫画を訳してみました。 シーライオニングとは:本当は理解する気がさらさらないのに『理解したいので教えてください。』と丁寧な姿勢を示しつつ不誠実な質問を繰り返して相手に時間を無駄にさせて、疲弊させるハラスメント。 pic.twitter.com/qRqk7gkzgc— あんな (@annaPHd9pj) 2020年6月11日 「シーライオニング」というのは以前からそれなりの頻度で目にする用語ではあったけれど、元ネタ漫画"The Terrible Sea Lion"の翻訳ツイートが拡散されたことで最近また大きく話題になった。 アシカの扱いの不可解さ シーライオニングの元ネタ漫画、シーライオン(アシカ)は明らかに人間に対してマイノリティなのでシーライオン嫌悪に対して多少ウザ絡みしてもそれを咎めるのはトーン・ポリシングで
それは昨年3月末のことだった。 東京・紀尾井町にあるホテル・ニューオータニの大宴会場、1000名以上入れる部屋で日本政府主催の国際女性会議が開かれた。地方創生と女性のエンパワーメントをテーマにした分科会で、ある人物の前に長い列ができていた。 第5回国際女性会議WAW!/W20で講演する中貝市長(写真右):豊岡市提供 名刺交換と共に寄せられる感動の声を、驚きと共に受け止めていたのが、中貝宗治(なかがいむねはる)豊岡市長だ。豊岡市は兵庫県北部の自治体で、人口は約8万人。中貝市長の話は人口減少に悩む多くの地方都市関係者と、国会議員の心をつかんだ。 豊岡市は、国内にあるほかの多くの自治体と同様、働く女性や女性管理職を増やそうとしている。他の自治体と大きく異なるのは、こうした取り組みを「女性活躍」ではなく「ジェンダーギャップの解消」と呼んでいることだ。これは、単なることばの問題ではなく、中貝市長の大
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