翻訳レビューに参加させていただいて、僕にとって初の献本をいただきました。訳者の角さん、ありがとうございます。レビューのプロセスはとても貴重な経験でした。本書の読みどころを僕の経験を交えて書きたいと思います。 本書は「プロは」で始まる文がたくさん書かれています(試しにレビュアー特権を使って「プロは」をgrepしたら74件もあった!)。プロフェッショナルがどのような行動をとるかが書かれています。テクニカルな部分に限れば、もしかしたら他書の方が詳しいかもしれません。しかし、本書に特徴的なのは、ソフトウェア開発者の心の動きが書いてあるということです。特に、第2章「ノーと言う」と第3章「イエスと言う」は必読です。Twitterなどの反応を見ると、面白く読まれた方が多いようですが、僕はそれほど楽しくは読めませんでした。 次のようなくだりがあります。 「試しにやってみる」にはさまざまな意味がある。私が問