2023年の4月から、プロダクト開発チームのEMを務めている岩谷です。本記事では、当時プロダクトエンジニア13人中3人の退職が重なる中々しびれる状況から、エンゲージメントや開発品質の改善に向き合い、怒涛の半年間が過ぎ、現在21人の組織になるまでに取り組んできたことや学びについてご紹介できればと思います。 事業背景2023年3月以前、以下のような組織体制で、私はML Engineering / MLOpsを推進する基盤チームのEMを勤めておりました。 プロダクト開発チームは、いわゆるマトリクス組織で、3つの職能横断のフィーチャーチームを構成し1つのAnewsというプロダクトを開発していました。エンジニアは全体でEMが1名、チームごとにエンジニアのリーダーがおり、開発の運用方法は全て各チームに委ねられている状態でした。 そんな中、EM1名、リーダー1名、エンジニア1名が新しいチャレンジの場を求
![コアメンバーの連続退職、エンジニア組織崩壊の危機から、退職ゼロ・人員倍増に至るまでの話](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/21ee50dfffdace35ebb8cf9055a922147f56caa5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftech.stockmark.co.jp%2Fdevelopment%2F202401_engineering_organization_caption.png)