「way」とは ここでの「way」とは、マージする際に "見て" いる場所のこと。3-way merge は 3 つの場所を見ている。 2-way merge:「マージの起点コミット」「マージさせたいコミット」を見てマージする 3-way merge:「マージの起点コミット」「マージさせたいコミット」「2 つのコミットの最近共通祖先となるコミット」を見てマージする アルゴリズムの概略 ここでは Git のデフォルト・マージ戦略である「recursive」にしたがった 3-way merge のアルゴリズムを書きます。簡単のために省略して書いています。 入力: コミットグラフ。マージの起点としたいコミット X。X にマージしたいコミット Y。 出力: マージできるかどうか。マージできるなら、マージ済みコミット Z を含む新しいコミットグラフ。マージできないなら、コンフリクト箇所。 手順 X
個人用メモです。 「git gcってあんまし容量減らないよなぁ」 と思ったのが動機です。調べたけどパッと腑に落ちる記事がなかったので「自分で git のソースコード見た方がいいな」と急にモチベ発動してグワっと勉強しました。またついでに歴史改変の方法も調べたのですが、公式で既に WARNING が出てるほど非推奨化されてるfilter-branchを使用してる記事が多かったので、2021 年現在で多分一番推奨されてるfilter-repoを使ってやる方法もまとめました。 ちなみに容量減らしても高速化するかというとそこまで単純ではないです。そもそも減らさなくても partial clone で blob オブジェクトを必要最低限に指定して昔の blob をデフォルトで持ってこないようにしたり(--no-checkoutと併用するとより効果有る)、その後本当に自分が必要なやつだけ sparse-
いろいろなソフトウェアで、大きいランダムな値をユニークな値とみなすということが行われている。例えばユニークな識別子としてよく使われるUUIDはただの122ビットの乱数だ。gitもSHA-1ハッシュ値が160ビットの乱数のように扱えることを期待して、それをユニークな識別子として使っていた。実際にはランダムな2つの値が同じになる確率はゼロではないのに、なぜこれが安全なやり方だと言えるのだろうか? それについてちょっと説明してみよう。 あるシステムが、乱数で生成された識別子の衝突のなさに依存しているとして、仮に衝突が発生した場合、相当悪い結果、例えば復旧不可能な形でデータベースが壊れてしまうとしよう。これはどれくらい危険なのだろうか? 数学の問題で、学校のクラスの中で同じ誕生日の人が1組以上いる可能性は思ったより高いという話を聞いたことがあると思う。あるランダムに生成された値が衝突する確率という
疑問 Gitを使っていると時々コマンドを入力し損ねたまま実行してしまうことがあります。 この時、Gitは親切にも近い名前のコマンドを列挙してくれます: $ git clone git@github.com:git/git.git $ cd git $ git grep -n 'Did you mean' -- '*.c' help.c:385: Q_("\nDid you mean this?", help.c:386: "\nDid you mean one of these?", help.c:444: Q_("\nDid you mean this?", help.c:445: "\nDid you mean one of these?", sha1_name.c:1234: "Did you mean '%.*s:%s' aka '%.*s:./%s'?", sha1_name.c
Frontrend Vol.6 powered by CyberAgent, Inc. http://frontrend.doorkeeper.jp/events/6907 で発表したプレゼン資料です。 こういう資料に対する投げ銭的なのがどうなるのか気になっていたので、もしよろしければ・・・!15円からできるソーシャルカンパサービスだそうですm(_ _)m http://kampa.me/t/dev
GitHub トレーニングチームから学ぶ Git の内部構造のノートです。 曖昧なところもあるので、間違いがあったら教えてください! http://connpass.com/event/3808/ Graphs, Hashe, and Compression, Oh My! 登壇者:@matthewmccull Hashesについて 従来の CVCS (集中バージョン管理システム)のリビジョン番号は連番。 SVN はサーバーにデプロイした時点でリビジョン番号1と設定される。 Git は SHA1 をつかっている。40桁の16進数のフィンガープリントがついてる。これは理論上は重複しない大きさ。こうすることで単純で強固な DVCS (分散バージョン管理システム)がつくれる。 新しいファイルを追加すると、.git/objects/55/7db03de...(SHA1 finger print)
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