サッカーJFLの町田ゼルビアは5日、J2昇格を目指してJリーグへ提出した「入会予備審査」で、Jリーグから「基準を満たしていない」との通知を受けたと発表した。ゼルビアは現在、成績面ではJ2昇格の条件となる4位以内を確保しているが、今年改定されたJリーグのホームスタジアムの設備基準で問題を指摘された模様だ。 予備審査はJリーグ入りを希望するチームが経営状況やホームスタジアムの設備などでJリーグの基準を満たしているかを確認するもの。ゼルビアは7日午後、守屋実代表、下川浩之社長らが記者会見して詳しい説明をするとしている。 ゼルビアの現在の成績は、JFL後期第6節終了時点(8月8日)で4位。約1カ月休んでいたリーグは11日から再開され、残り11試合で4位以内の確保に全力を挙げる矢先にJリーグから「ノー」を突きつけられた形だ。 昇格条件にはJFLの成績のほか、ホームゲームの平均観客数が3千人以上