Tweet 「作りながら考える」。これはデザイン思考でアイデアを創出する際の基本姿勢です。 ですが、基本姿勢だからといって、それが実践できているかというと、どうでしょう? 皆さんはちゃんと実際に「作りながら考える」ことをしているでしょうか? 言葉で考え、言葉でアイデアを伝えるのではなく、イラストや簡単なプロトタイプを作成することで視覚的に具体的にアイデアを考え、それを他人に伝えるようにすること。それがなければデザイン思考ではないといっても過言ではないと想います。 「使えない」アイデアはどんなに「使えたら」素晴らしいアイデアであったとしても無意味 ユーザー体験を重視するのですから、視覚的に、具体的に考えるのは当然のことです。ユーザーが何かを体験する際のインターフェイスになるものは、言葉に限定されることなどはほとんどなく、視覚的な表現や、より物質的なタッチポイントとなるものの形状やふるまい、あ
3月31日に開催された、『xb法をワイワイ振り返り』に参加してきました。 主催者は aiithcd2011 (産業技術大学大学院人間中心デザイン履修証明プログラム2011年度参加者)コミュニティの皆さん。 今回はその彼らが受講した発想法のひとつである「XB法」を振り返るという主旨で開催されたようです。 XB法(くろすびーほう)とは? U’eyes Designとデンソーが共同開発研究した「感動体験デザイン手法」です。詳しくはこちら。 XB法 | U’eyes Design Inc. 開発者の三澤さんによる記事 アイデア発想法 XB法/クロスビー法 – コトデザイン 人々がもつ「感動体験」を分析した結果を型に落としこむことに成功。そしてその型に無理やりあてはめて発想することで、「普通に考えてるだけでは思いつかない」まったく新しい感動体験の「シナリオ」を生み出すことができる。というものです。
あったらいいな、が誰でもすぐに実現できる環境 簡単に組み込めるカート、決済システム、App Store・Google Play 等の市場 簡単にかっこいいサイトが作れる Bootcamp、jQueryなどの数々のライブラリ 勉強さえすれば誰でも短期間で作れるスマホアプリのインフラ 1999年ごろのネットバブルと決定的に違うのが、これらのインフラ環境だ。 作り手にとって簡単・便利になって、参入が一層簡単に、競争はどんどん加速している。 この環境の中でどうやって、差別化しようかというのは、みんなが悩むところ。 デザイン 最近、デザイン(UI/UX)って大事だよねーって話をどこに行っても聞く。 誰でも同じ機能を使ったサービスを簡単に作れるようになったからだ。 みんな、プラットフォーマーが作ったルールの上でダンスしてるんだけど、当時は珍しかった「靴」っていうものも、「リボン」ってものも、最近じゃ、
vitaminsdesignというグループが作った携帯電話マニュアルOut of the Boxがとても素敵。 電化製品の説明書といえば、この世で最悪の書籍の1つです。ところが、Vitamsというデザイン会社が素敵なソリューションを作りました。 一見ただの書籍に見えますが、表紙を開けてみるとビックリ! この驚きを言葉で説明するのは野暮なので、とにかくまずはビデオをば。 Out of the Boxは、新しいデバイスの学習を苦手とするユーザーの為の、シンプルですが効果的なソリューションです。 〜中略〜 問題を解決する為に、機能を落としたスペシャルな携帯をデザインしなおすのではなく、問題を別の方向から見る事にしてみました。おそらく携帯を作り直す必要はないのです、むしろ携帯電話の使い方を学ぶ方法を変えるべきなのです。 〜後略 経路依存といって、古いものから新しいものへの移行は面倒くささ等に阻害さ
Tweet 新規でWebサービスを企画し立ち上げる際、あるいは、既存のWebサービスを改編してユーザー体験を向上させようとする際、皆さんはターゲットと想定するユーザーの期待や要求について考えるためにユーザーモデルであるペルソナを作っているでしょうか? ペルソナを作るプロセスを経ずにサービス内容を決め、サイトをデザインしてしまったばっかりに、ユーザーにとっては魅力のないサービスができてしまったり、魅力は感じられても実際に使ってみると非常に使いづらく使えないサイトができてしまったりしていないでしょうか? Webサービス提供者の視点やサイト構築者の視点だけで、サービスを企画し、サイトのデザインを行なってしまうのは、ターゲットと想定するユーザーと自分たちの間にあるメンタルモデルのギャップを無視してしまうのと同じことだと思います。とうぜん、自分たちがエンゲージメントを結びたいユーザーとの間のギャップ
User Experience Design の仕事に携わっていると、アウトプットの定義に迷うときがあります。ユーザーエクスペリエンスデザイン成果物リスト(User Experience Deliverables)でも定義されているユーザリサーチ、ペルソナ設計、シナリオの作成…と一連のフローは定着しつつあるものの、"Experience"すなわちユーザの「体験や経験」をデザインすることの目的意識が薄れていく一方で、User Experience という言葉が一人歩きしているような気がしています。 ユーザについて考えようとしても職種や部署属性、スキルというフィルターが邪魔をし、なかなか外の情報を組織の中にインプットしようとしてもうまくいきません。実務に落とし込むための力量を兼ね揃える必要もありますが、そのような状況下では「誰に」に加えて、「どのような価値を提供しているのか?」のキークエスチョ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く