リーンスタートアップ概説の2回目です。今回は、5/23 にサンフランシスコで行われた、Startup Lessons Learned カンファレンス(sllconf) での、エリック・リースの基調講演を、日本語訳しました。 おそらく、最新の一番わかりやすい解説になるのではないかと思います。エリックに連絡をとって、日本語訳の許可をもらって、ここに公開します。 友人の関口さんとSkypeで話をしていたら、実際にこのカンファレンスに参加していた!とのこと。急遽、共訳をお願いしました。

9月4日土曜日に、有志によるアジャイル開発のイベント「XP祭り2010」が早稲田大学西早稲田キャンパスで開催されました。イベントは200名以上の参加者が集まる盛況となり、アジャイル開発への注目の高さをうかがわせました。 基調講演では、「アジャイル開発の現在・過去・未来」というタイトルで、アジャイルの第一人者であるチェンジビジョン代表取締役社長の平鍋健児氏が登場。タイトル通り、アジャイル開発の全体と最新動向を俯瞰する、アジャイル開発のイベントでしか聞けない充実した内容となっています。 この記事では、その基調講演の内容を紹介しましょう。 なぜアジャイルが注目されるようになったのか なぜいまアジャイルが注目されるようになったのか? 何かのビジネスを行う際には、企業が市場を分析して、企画を立て、IT関連のシステムを発注する、といったことが行われる。すると、ITが「仕様通りにできました」と納品してく
原文(投稿日:2010/02/25)へのリンク TDDとBDDは今や、広く使われているソフトウエア開発技術だ。しかし、単にBDDやTDDに従っているだけではビジネス機会を逸したり、もっと悪いときにはビジネスに悪影響を及ぼしてしまう。TDDとBDDには解決できないふたつの問題がある。すなわち、どのようにして開発したアプリケーションの使用を評価するのか。そして、どうやって顧客からフィードバックを得るか。 ユーザを調査する従来の方法は決して正確な結果にはならない。アプリケーションの提供者も顧客も多大な時間を必要とし、先入観にとらわれてしまう。Nathaniel Talbott氏はRubyConf 2009でのプレゼンテーションで次のような考えを発表した。すなわち、開発時におけるTDDと同じような方法でビジネスもフィードバックを得るべきだ、という考えだ。 (画像はLabnotesから) ソフトウエ
(最近はうそです. もらってから半年くらいたってます....) プロジェクト管理の本だった. 見積りの話も丁寧に書かれている. プロジェクト管理の二本柱(PMBOK による) "計画" と "監視制御" のうち, "計画" に占めるソフトウェア開発固有な部分は見積りくらいだから, 当然といえば当然かも. 前半 2/3 が計画(=見積り), 後半 1/3 が監視制御の話. 顧客に見積りや計画を求められる管理職には読んでおいて欲しい気がしたけれど, 管理職が読むのを期待するよりは自分で読んで見積りができるようにしておく方が たぶん現実的だし, 本書の趣旨にもあっていると思う. 本書の前半で説明されている見積りについて言えば, 規律にうるさい マコネルの見積り と比べ 実施の敷居は低い気がするので, まずはこのコーン式見積りをやってみるのが良さそう. 私のいるチームも planning poke
Jiemamy作者が考える “データベースの進化的設計” データベースもアジャイル開発に対応したい! アジャイルの考え方においては、実装前にシステム要件・設計を確定させることはせず、常に変化を受け入れていく体制が必要です。アジャイル開発の考え方にのっとるなら、アプリケーションだけではなくデータベースについても設計の凍結はせず、また、ソースコードに限らずデータベースの構成・設計についてもリファクタリングが適用されるべきです。Jiemamyはこの問題に取り組むプロジェクトとして始められました。本稿ではこのJiemamyの取り組みを紹介します。 ソースやスキーマだけ管理しても意味がない 近年注目を集めている「アジャイル開発」は、リファクタリングが重要な要素の1つであることはご存じのとおりです。アジャイルの考え方においては、実装前にシステム要件・設計を確定させることはせず、常に変化を受け入れていく
2009年になって、ITの地殻変動がどこに起こっているのか?を考えてみる。 #ラフなメモ書き。 【参考】 InfoQ: Martin Fowler氏が語る陥りがちなスクラムの落とし穴を避ける方法 InfoQ: 複数のアジャイルチームでのバージョン管理 チケット駆動開発 … ITpro Challenge のライトニングトーク (4) - まちゅダイアリー(2007-09-07) 【アジャイル開発の問題点】 1990年代後半から、サーバー+クライアントの2層方式を基本とするVBアプリからMVCを基本とするWebシステムへのリエンジニアリングがあった。 更に、システムが大規模化して、開発期間が短くなるSW開発の現場。 RUPなど、イテレーティブな開発プロセスの重要性が叫ばれるものの、実際の現場で運用するにはハードルが高かった。 2000年頃出現したXPは、ソフトウェアの歴史の中で、オブジェクト
江渡浩一郎さんによる「なぜそんなにもWikiは重要なのか」と題された論文から始まる、Wikiの本質を探る一連の考察があります。 その中で江渡さんは「WikiとXPとはパターンランゲージの実践という同じ概念から生まれた兄弟である」と主張しています。 これを読むと、アジャイル開発者にとってWikiは単なるWebページを簡単に作成できる情報共有システム以上の意味を持つことがわかります。アジャイル開発に興味を持つすべての方に読んでもらいたい論文です。 アジャイル開発者必読! 今から読むなら「Wikiの起源と進化」をお勧めします。さらに、雑誌『10+1 No.48』(注a)に掲載されている江渡さんへのインタビュー「Wiki的都市は構想可能か?」は論文の内容を踏まえたものとなっており、パターンランゲージの今後についてさらに踏み込んだ内容になっていて興味深いです。 アジャイル開発(というかXP)とWi
id:yamazaさんの日記になぜ「軽量言語(Lightweight Language)」というのかという疑問が投げかけられていた。軽量という意味は何か、というような疑問だと思うんですが、ふーむ。そういえば、同じような話をどこかで聞いたなぁ・・・あ、Agileか。笑 アジャイルも元々軽量プロセスと呼ばれていたけど、「軽量って何?」みたいな話になってアジャイルという言葉が誕生したのだった。であれば、今言語に対しても同じことが起きるんじゃないかなぁ。つまり、軽量言語ではなくアジャイル言語(?)に。 では、アジャイルって何か?というと、これはアジャイル宣言で明文化されていて、そのおアジャイル宣言の価値を共有するものがアジャイルなのだ(ですよね?汗)では、今一度ここでアジャイル宣言を振り返ってみる。 プロセスやツールよりも、個人と相互作用 包括的なドキュメントよりも、動作するソフトウェア 契約交
プログラム言語Rubyとアジャイルソフトウェア開発の連携が生み出す新たな可能性を縦横無尽に語り合う。全6回シリーズの第1回。まつもとゆきひろ(ネットワーク応用通信研究所)がRubyの来歴を語り、平鍋健児(チェンジビジョン)がアジャイル開発とRubyの接点を模索する。角谷信太郎(永和システムマネジメント)が両者の橋渡しをする。 なぜ、「まつもとゆきひろ」か? 「RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発」は一風変わった書籍である。RubyによるWebアプリケーションフレームワーク、Ruby on Rails解説の決定版である本書は、書名に「アジャイル」を冠しながらも、本文では具体的なアジャイルソフトウェア開発手法への言及がほとんどない。その理由は「アジリティ(agileであること)はRailsの構造の一部」であり「フレームワーク自体にアジャイル宣言の原則を語らせるように」執筆したと
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