留守宅に侵入し、現金や腕時計などを盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗などの疑いで、自称韓国籍の無職、李成男容疑者(40)=東京都新宿区大久保=を逮捕した。「韓国で泥棒をやりすぎてできなくなり、日本に来た。盗んだものは韓国の質屋で売った」などと話し、容疑を認めている。 逮捕容疑は昨年12月15日、東京都目黒区の住宅に侵入し、腕時計など13点(時価計約124万円相当)を盗んだほか、同区の別の住宅からも現金127万円とネクタイピンなど41点(時価計約370万円相当)を盗んだとしている。 李容疑者は別の男らと共謀し、高級住宅などを狙ってバーナーやバールで侵入し、盗みを繰り返していたとみられる。都内では10月25日以降、同様の被害が37件(総額約6千万円)あり、関連を調べている。