著作: DABhand 比較とジャンプ ============== 最後である今回の説明は今迄よりいっそう高度なものになります。 三回を通してよく学べば、単純なトレーナーと値の走査方法の仕組みがよく理解できるようになっている筈です。 まず始めにフラグについて説明します。 このフラグについては別に難しい事はありません。 フラグレジスタ ============== フラグレジスタとは計算や他のイベントに依存してセット/解除される一連のフラグの集まりの事です。重要なものを以下に列挙します: ZF (ゼロフラグ) このフラグは直前の計算結果(比較命令は実際には結果が保存されていない減算を行っています)がゼロになった場合にセットされます。 SF (符号フラグ) 直前の計算結果が負数になればセットされます。 CF (キャリーフラグ) 計算後の最左ビットを格納します。 OF (オーバーフローフラグ)