C/C++ で絶対に避けてとおることのできないポインタ。とりあえずポインタについてのお話です。 コンピュータはデータをメモリという記憶装置に書き込むことで記憶します。そして記憶装置からデータを読み出して利用しています。メモリは基本的に 0 から 255 までの数値を表すことができる 【バイト】 というブロックが集まってできています。そのブロックの集まりを 【メモリ空間】 、そしてメモリ空間のどのブロックかを特定するのに 【アドレス(番地)】 を使用するものと考えてください。 メモリ空間には、0 からの通し番号で番地がつけられていて、上限はさまざまです。現時点では一般的なコンピュータが ”メモリ 64 MB” となっていますので、この場合は 64,000,000 バイト。つまり、0 から 255 までの数値を記憶できるブロックが 6400 万個も搭載されていることになります。 この広大なメモ