全国高校サッカー選手権が第100回を迎える2年後の21年度大会で大幅に刷新されることが29日、分かった。主催する日本サッカー協会と全国高校体育連盟が「選手ファースト」の考えから、出場校の増枠、試合時間の変更と延長戦復活、過密日程の改善に乗り出し、検討している。冬の風物詩として人気の高い全国選手権が、節目の大会でスケールアップしそうだ。 ◇ ◇ ◇ 全国選手権が100回目の大会で大きく規模を拡大する見通しだ。関係者によると、まず参加校数を変更する。現在は各都道府県の予選を勝ち抜いた1校と、2地区に分かれている東京で48チーム。これを最大60チーム程度まで増やすことで調整を行っている。 増枠の案として、クラブユースも含めた高校年代の最高峰「プレミアリーグ」と全国9地域に分かれる「プリンスリーグ」のどちらかに所属する高校には、予選免除で出場権を与えることを検討。この2つのリーグに参加する
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