芸名がひどすぎて『有吉反省会』に呼ばれたはずなのに気が付いたら番組のレギュラー出演者になっていた、芸名ほどには巨乳じゃない女・ぱいぱいでか美。彼女の自伝にどれだけのニーズがあるのかは誰も知らないが、ひどい名前とは違って基本、真面目で常識的な人だからすごくちゃんとした本に仕上がっている。 ただし、イベントとかでのトークスキルの高さ&ぶっちゃけぶりを思うと、かなり抑えめ。波乱万丈なエピソードはあるのに、他人に迷惑を掛けてはいけないという常識がブレーキをかけているせいか、タレント本としてのダイナミズムには致命的に欠けているわけなのだ。 たとえば彼女は高校3年で周りがみんな受験モードになると、「みんなの邪魔をしたくないから(学校に)行きたくないという歪んだ気持ちを持つようになりました。誰にも邪魔とか言われてないのに! こうして勝手に塞ぎ込んでしまった私は、眠れなくなったり、ひどく落ち込むようになっ