ウクライナ西部リビウの駅のプラットホーム(2022年3月16日撮影)。(c)Aleksey Filippov / AFP 【4月2日 AFP】ウクライナ西部の都市リビウ(Lviv)の駅は、戦火を逃れて出国しようとする人々でごった返していた。だが、あるプラットホームだけは人けが少ない。ここに降り立っていたのは列車で帰国した人々だ。 ウクライナ難民は欧州諸国の歓迎に感謝しているが、外国での新しい暮らしの見通しが立たず、帰国する人も少なくない。 スビトラーナ・ナタルカ(Svitlana Natalukha)さん(60)は、娘のガリーナ・カヌカ(Galyna Kanuka)さん(28)と孫息子2人とウクライナ北東部の第2の都市ハリコフ(Kharkiv)の自宅を離れて隣国ポーランドに逃れたが、5日後には家族でリビウに戻ってきた。 カヌカさんは、ポーランドでは「ボランティアの人たちが本当によくしてくれ