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ブックマーク / himaginary.hatenablog.com (40)

  • マンキュー「カマラ・ハリスに投票するけどさぁ・・・」 - himaginary’s diary

    「Kamala Harris...sigh」というブログエントリをマンキューが書いている。 I plan to vote for Kamala Harris. Why? Simply because she is not Donald Trump. In my judgment, Trump is (1) an authoritarian narcissist whose rhetoric is mean-spirited and untethered from reality and (2) an isolationist with wrong-headed views on trade and immigration and downright scary views on national security issues like NATO, Ukraine, and Taiwan.

    マンキュー「カマラ・ハリスに投票するけどさぁ・・・」 - himaginary’s diary
    lli
    lli 2024/08/16
    ハリスに投票せざるを得ないとしても辛いよなー
  • トランプ案に必要な関税率は? - himaginary’s diary

    関税で所得税を置き換える、というトランプ案について、クルーグマンが実際に必要になる関税率をツイッターで弾き、解説している(H/T タイラー・コーエン)。 This was a bit cryptic, so a quick explanation 1/ Trump has reportedly floated the idea of replacing income taxes with tariffs. I’ll have to write this up in detail, but my first-pass estimate is that this would require an *average* tariff rate of 133 percent. Imports are about 14 percent of US GDP. Federal income tax rev

    トランプ案に必要な関税率は? - himaginary’s diary
    lli
    lli 2024/06/25
    適当に理由をつけてある程度の関税上乗せと所得税の減税に落ち着きそうな気もしなくもないが、万一の場合もあり得るしねぇ。
  • トランプは良いこともするのか? - himaginary’s diary

    サマーズが第二次トランプ政権の危険性について深刻な懸念を表明している。 以下は12/20ツイート。 The @FT's Unhedged asked me about the macroeconomic implications of a second Trump term: When you have a president who challenges the results of elections and brags about what he could do in one day as a dictator, it is not something that can be completely relied on. That is a profound threat to our long-run prosperity, and therefore short-run asse

    トランプは良いこともするのか? - himaginary’s diary
    lli
    lli 2024/01/10
    "ポピュリズムは(中略)一時的な当初の経済的利益をもたらすこともあるが、最終的には周囲に大きな崩壊をもたらす" 抗マラリア薬を推奨して死亡させたように、最も身近な人々を破壊することに躊躇がない。
  • 自然利子率と中立金利:過去と未来 - himaginary’s diary

    というNBER論文(原題は「Natural and Neutral Real Interest Rates: Past and Future」)をピーターソン研究所のモーリス・オブズフェルド(Maurice Obstfeld)が上げている(ungated版とプレゼン資料へのリンクがあるIMFコンファレンスのページ*1)。 以下はその要旨。 This paper surveys the decline in real interest rates in advanced and emerging economies over the past several decades, linking that process to a range of global factors that have operated with different force in different period

    自然利子率と中立金利:過去と未来 - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/12/16
    自然利子率の学説多過ぎ問題
  • 世界的なコロナワクチン接種プログラムが全死因死亡に与えた影響 - himaginary’s diary

    というNBER論文が上がっている(H/T タイラー・コーエン)。原題は「The Impact of the Global COVID-19 Vaccination Campaign on All-Cause Mortality」で、著者はVirat Agrawal(南カリフォルニア大)、Neeraj Sood(同)、Christopher M. Whaley(ブラウン大)。 結論部ではおおよそ以下のことが述べられている。 臨床試験ではコロナワクチンが安全で有効であることが示されたが、現実世界で世界的なコロナワクチン接種プログラムが全死因死亡に与えた効果は良く分かっていない。研究はそのギャップを埋めるため、以下の3つの点を調べた。 世界的なコロナワクチン接種プログラムの最初の8か月で、コロナワクチンは全死因死亡率を防ぐのに有意な効果を発揮した。 推計によれば、141か国での接種プログラムで

    世界的なコロナワクチン接種プログラムが全死因死亡に与えた影響 - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/11/04
  • 飲料水における規制されない汚染物質の発見:PFASと住宅価格による実証結果 - himaginary’s diary

    というNBER論文が上がっている(ungated版へのリンクがある著者の一人のページ*1)。原題は「Discovery of Unregulated Contaminants in Drinking Water: Evidence from PFAS and Housing Prices」で、著者はMichelle M. Marcus(ヴァンダービルト大)、Rosie Mueller(ホイットマン・カレッジ)。 以下はその要旨。 Our understanding of individuals' response to information about unregulated contaminants is limited. We leverage the highly publicized social discovery of unregulated PFAS (per- and p

    飲料水における規制されない汚染物質の発見:PFASと住宅価格による実証結果 - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/10/12
    住宅もだけど特に地下水の利用の多い地域だと影響ありそう
  • 金融政策には長期的な効果があるか? - himaginary’s diary

    という小論がSF連銀のEconomic Letterに上がっている。原題は「Does Monetary Policy Have Long-Run Effects?」で、著者はÒscar Jordà(SF連銀)、Sanjay R. Singh(同)、Alan M. Taylor(UCデービス)。 Monetary policy is often regarded as having only temporary effects on the economy, moderating the expansions and contractions that make up the business cycle. However, it is possible for monetary policy to affect an economy’s long-run trajectory. Analy

    金融政策には長期的な効果があるか? - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/09/08
    SF連銀レポートの"中銀が景気浮揚によって経済の潜在能力への長期的影響 を打ち消すことはできないだろう" ってのが興味深かった
  • サマーズがパウエルのジャクソンホール講演で聞きたかった5つのこと - himaginary’s diary

    ジャクソンホールが閉幕したが、金曜のパウエルの講演前にサマーズは以下のようなことをツイートしていた。 Five things I hope to hear from @FederalReserve Chair Powell on Friday at Jackson Hole. Read my @PostOpinions column here: First, I hope Powell emphasizes that what credibility the @federalreserve enjoys is a consequence of its reversing course and taking resolute action to raise interest rates, and not an argument that it can afford to reduce its

    サマーズがパウエルのジャクソンホール講演で聞きたかった5つのこと - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/09/01
    いくら金利上げても財政支出が大きすぎて効果が薄れてるってことなんですかね
  • 白川氏のMMT論? - himaginary’s diary

    前回エントリで紹介したサマーズの回答を引き出した白川氏の質問は以下の通り。 Thank you for it. My name is Masaaki Shirakawa, a former governor of Bank of Japan. I have a question about interlinkage between monetary policy and fiscal policy, specifically, rationale for having two percent inflation target. The typical argument goes that the central bank is constrained by the presence of effective lower bound. Therefore, central bank need

    白川氏のMMT論? - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/07/12
    これ結局金融緩和に需要を創出する力はなく中央銀行がインフレ目標を掲げることそのものが滑稽じゃないかと言っているよね。物価を上げるのは政府の仕事で下げるのは中央銀行の仕事。
  • サマーズ対ブランシャール:今後の金利を巡る議論・その3 - himaginary’s diary

    引き続きサマーズとブランシャールの対談からの議論の引用。一連の会話の中で両者は折に触れて基的に意見が一致していることを強調しているが、それとは裏腹に、最初のエントリで触れたリスクプレミアムと金利を巡る議論で両者の考え方の違いが露わになったほか、今回紹介するインフレ目標引き上げを巡る議論でも両者の意見の違いがかなり尖鋭化している。 その議論は、インフレやインフレ目標の先行きとその長期停滞への影響について司会のポーゼンに問われたことから始まった。以下はそれに対する両者の回答ならびにその後の議論のざっくりしたまとめ。 【サマーズの回答】 ●人々のインフレ予想の変化について インフレが今後高くなると人々が考えた場合、名目金利やリスクプレミアムが高くなると考えるものの、実質的な影響はあまりないと考えるのではないか。そのことを長期停滞という言葉とどう関連付けたいのかが私には分からない。2018-19

    サマーズ対ブランシャール:今後の金利を巡る議論・その3 - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/03/24
    "ゾンビ企業蔓延と金融バブル生成のリスクの方が大きいのではないか。" 金融政策だけで需要を直接的に増やせないが、特に民間で生じる不良債権処理も考慮しておかないといけない
  • サマーズ対ブランシャール:今後の金利を巡る議論 - himaginary’s diary

    ピーターソン国際経済研究所で行われたブランシャールとサマーズの今後の金利動向に関する対談の前半を、トランスクリプトを基にざっくりとまとめてみる。 対談ではまずブランシャールが以下の8項目の論点を挙げて議論の口火を切っている。 コロナ禍以前の35年間に、金融危機のような特定のイベントとは無関係に、世界の実質金利を小幅ながらコンスタントに低下させる構造的な力が働いていた。そうした力が反転したとは考えにくい。 今日の高金利はインフレとの戦いによるものであり、インフレが無ければ金利はもっと低かった。そしてインフレとの戦いがピークを迎えている今日でさえ、コロナ禍前ほどではないもの、実質金利は成長率より低い。 翌日物金利スワップとインフレスワップから予測される10年先の金利は0.8%であり、これは明らかに10年先の成長率より低い。目先はこの大小関係が逆転することがあるかもしれないが、長期的にはr-gは

    サマーズ対ブランシャール:今後の金利を巡る議論 - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/03/22
  • 中央銀行にとっては少々益益弁ず - himaginary’s diary

    3/5エントリに、そこで取り上げた白川論文が掲載されたIMF季刊誌の同じ号の表題のラジャン論文(原題は「For Central Banks, Less Is More」)をどう思うか、というコメントを頂いた。 同論文の主旨を乱暴にまとめると、今現在問題になっている高インフレレジームと、これまで問題になってきた(そして今後また舞い戻る可能性のある*1)低インフレレジームでは、中央銀行に求められるコミットメントが違うが、コミットメントにおける時間的整合性ないし時間軸効果*2の性格上、どちらかしか中央銀行しか選べないので、より弊害の少ない高インフレレジームのコミットメントを選ぶべし、ということになる。 これに読んで小生の思いついたことを箇条書きにまとめると以下のようになる。 ラジャンは、金融緩和策が高インフレ期において及ぼす弊害と低インフレ期においてもたらす利得を比較して、前者の害の方が大きいと

    中央銀行にとっては少々益益弁ず - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/03/13
  • 3つの一人当たりGDP - himaginary’s diary

    少し前に一人当たりGDPの国別ランキングに関するツイートが話題になったので、IMFのWEOデータベースのサイトからデータを落としてグラフを描いてみた。ここではアジアは日韓台、欧州は独仏伊、およびアングロサクソンの米英豪を対象とし、期間はデータの取れる1980-2027年とした(ただし、IMFの注意書きによれば、日は2016年、英伊は2021年、それ以外は2022年以降はIMFの推計値)。 ここで注意すべきは、WEOには3種類のドル建て一人当たりGDPが収録されている点である(それ以外に、実質と名目の自国建ての一人当たりGDPも収録されている)。上図では各国についてその3種類のドル建ての値を描画している。 一つは、上のグラフでは青線で描いた2017年時点の購買力平価ベースのドル建て一人当たりGDPである。換算レートの購買力平価を2017年という一時点に固定しているので、為替動向や各国と米国の

    3つの一人当たりGDP - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/03/13
  • 2021-22年の米金融引き締め期における外貨準備の有効性 - himaginary’s diary

    21日エントリで紹介したNBER論文の著者たちが、外貨準備のバッファ効果に関する表題の別のNBER論文を上げている*1。原題は「On the Effectiveness of Foreign Exchange Reserves During the 2021-22 U.S. Monetary Tightening Cycle」で、著者はRashad Ahmed(米財務省)、Joshua Aizenman(南カリフォルニア大)、Jamel Saadaoui(ストラスブール大学)、Gazi Salah Uddin(リンショーピング大学)。 以下はその要旨。 This paper examines the role of foreign exchange (FX) reserves and other fundamental factors in explaining cross-country

    2021-22年の米金融引き締め期における外貨準備の有効性 - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/02/27
    "事前の政策金利が高いと減価が小さく、特に金融が開放されている経済においてそうであることを見い出した"
  • 労働供給ショックと資本蓄積:欧州難民危機の長短期の影響 - himaginary’s diary

    というNBER論文が上がっている(ungated版)。原題は「Labor Supply Shocks and Capital Accumulation: The Short and Long Run Effects of the Refugee Crisis in Europe」で、著者はLorenzo Caliendo(イェール大)、Luca David Opromolla(ペンシルベニア大)、Fernando Parro(ノースカロライナ州立大)、Alessandro Sforza(ボローニャ大)。 以下はその要旨。 European countries experienced a large increase in labor supply due to the influx of Ukrainian refugees after the 2022 Russia invasion.

    労働供給ショックと資本蓄積:欧州難民危機の長短期の影響 - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/02/07
    "短期的には、労働供給の増加は、構築に時間の掛かる資本構築物の利用を逼迫させる。時間が経つと、資本構築物を構築した国は生産を増やし、潜在的な長期的便益を得る。"
  • インフレ目標未達成の財政的帰結 - himaginary’s diary

    というNBER論文が上がっている(ungated版(IMFコンファレンス版)へのリンク)。原題は「The Fiscal Consequences of Missing an Inflation Target」で、著者はMichele Andreolli(ボストン大)、Hélène Rey(ロンドン・ビジネス・スクール)。 以下はその要旨。 The European Central Bank is unique in setting monetary policy for several sovereign states with heterogeneous debt levels and different maturity structures. The monetary-fiscal nexus is central to the functioning of the euro are

    インフレ目標未達成の財政的帰結 - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/01/18
    "インフレの実績値がそれなりの期間目標を下回ると、債務のデュレーションが長い国は短い国に比べて利払いコストが高くなる"
  • 金融政策とクレジットカード支出 - himaginary’s diary

    というIMF論文をMostly Economicsが紹介している(cf. 著者たち自身が研究を紹介したVoxEU/CEPR記事[H/T 石町日記さんツイート])。原題は「Monetary Policy and Credit Card Spending」で、著者はFrancesco Grigoli(IMF)、Damiano Sandri(BIS、CEPR)。 以下はその要旨。 We analyze the impact of monetary policy on consumer spending using credit card data. Because of their high frequency, these data improve identification and allow for a precise characterization of the transmiss

    金融政策とクレジットカード支出 - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/01/12
    "支出項目によって金融政策の影響が顕著に異なること" つまり金利の影響を受けやすい物価とそうじゃないものがあると。金利が反映されるまでのタイムラグがどの程度か知りたいなー
  • 残る傷跡:青年期の鬱病がその後の労働市場での帰結に及ぼす影響 - himaginary’s diary

    というNBER論文が上がっている(H/T タイラー・コーエン、ungated版)。原題は「Lasting Scars: The Impact of Depression in Early Adulthood on Subsequent Labor Market Outcomes」で、著者はBuyi Wang(コロンビア大)、Richard G. Frank(ハーバード大)、Sherry A. Glied(NYU)。 以下はその要旨。 A growing body of evidence indicates that poor health early in life can leave lasting scars on adult health and economic outcomes. While much of this literature focuses on childhood

    残る傷跡:青年期の鬱病がその後の労働市場での帰結に及ぼす影響 - himaginary’s diary
    lli
    lli 2023/01/09
  • コロナ禍は学校でのいじめとサイバーいじめを共に中断させた - himaginary’s diary

    というNBER論文が少し前に上がっている。原題は「The COVID-19 Pandemic Disrupted Both School Bullying and Cyberbullying」で、著者はボストン大のAndrew Bacher-Hicks、Joshua Goodman、Jennifer G. Green、Melissa Holt。 以下はその要旨。 One-fifth of U.S. high school students report being bullied each year. We use internet search data for real-time tracking of bullying patterns as COVID-19 disrupted in-person schooling. We first show that, prepandemic

    コロナ禍は学校でのいじめとサイバーいじめを共に中断させた - himaginary’s diary
    lli
    lli 2022/05/21
    学校で滞在する時間が長過ぎたのかもという仮説が思い浮かぶな
  • 日本の物価が相対的に下がると円の実質実効レートは下がる - himaginary’s diary

    円の実力が50年ぶりの低水準というニュースに対し、表題のことを理解していないと思われる反応が散見されたのでその件でエントリを起こそうかと思ったところ、奇しくもちょうど13年前の今日付けでそうした内容のエントリを上げていたことに気付いた。 この点については関西学院大の朴氏がツイッターでBISの資料などを引いて精力的に解説されているが、小生の13年前のエントリで引いた日銀のこのページ*1の解説も単純な2カ国モデルによる説明ということで直観的に分かりやすいかと思われる。13年前に引用した同ページの結論的な箇所を改めて引用すると以下の通り。 一般に、日の物価上昇率が実効為替レートの算出対象となっている相手国・地域の物価上昇率を上回る場合には、実質実効為替レートは外貨建て名目為替レートが「円高」に振れた場合と同じ方向に動き、逆の場合には外貨建て名目為替レートが「円安」に振れた場合と同じ方向に動くと

    日本の物価が相対的に下がると円の実質実効レートは下がる - himaginary’s diary
    lli
    lli 2022/02/20