社会福祉法人 南高愛隣会 -
当連載記事に関するご意見、ご感想などの投稿ははこちらへお願いいたします。 【連絡先】 〒852-8601 長崎市茂里町3-1 長崎新聞社報道部 「累犯問題」取材班 【FAX】 095(844)2106 【メール】 houdou@nagasaki-np.co.jp
服役中に発見した大変な社会問題 2002年、衆議院議員が、秘書給与の流用を行い、有罪の判決を受けて服役した。それ自体は「またかよ」と言わねばならない事件だった。「いつ塀の中に落ちるか」と言われつつも決して逮捕されることなく、今や長老と呼ばれるようになった大物政治家がいることを考えれば、この議員は愚直であり「間抜けだったんだ」と片づけている人もいるかも知れない。 だが、今や元議員となった著者は、刑に服した獄中において、今現在の日本社会で進行しつつある大変な問題を発見し、俗世間へと帰還してきた。 障害者、なかんずく知的障害者によって引き起こされる犯罪である。 障害者は障害を持つが故に犯罪に走るというような単純なものではない。障害者は障害者であるが故に社会から疎外され、健全な心身の成長も、就業による社会参加をも阻まれ、その結果として犯罪の岸辺へと吹き寄せられていくのだ。 この問
長崎県内で現金を盗んだとして、知的障害がある同県の40代男性被告が窃盗罪などに問われた長崎地裁五島支部(溝口優裁判官)の公判で、検察側は15日、懲役2年、保護観察付き執行猶予を求刑した。執行猶予の求刑は異例。累犯障害者を福祉や地域につなぐ取り組みで実績がある社会福祉法人「南高愛隣会」(同県雲仙市)の更生保護施設が受け入れを確約したことを重視した。 ハンディキャップがある人の「累犯」問題は最近、改善に向けた取り組みが進んでいる。検察側は、男性に福祉的な支援が用意されていることを評価した。男性の裁判はこの日で結審し、溝口裁判官は懲役1年6月、保護観察付き執行猶予3年を言い渡した。【銭場裕司、蒲原明佳】
神奈川県平塚市は15日、米アップルのデータ管理ソフト「iTunes(アイチューンズ)」を利用し、市の広報紙「広報ひらつか」の電子書籍版の配信を始めた。アイチューンズからの電子書籍の配信は全国の自治体で初。担当者は「若い世代にも愛読してもらいたい」と意気込んでいる。 配信は、アイチューンズを使ったアップルのデータ配信サービス「ポッドキャスト」を通じて行う。同社のタブレット型情報端末「iPad(アイパッド)」やスマートフォン(高機能携帯電話)の「iPhone(アイフォーン)」など、基本ソフト「iOS」を搭載した端末で、外出先でも読むことができる。 広報ひらつかは第1、第3金曜の月2回発行でポスティング部数は約11万3千部。アイチューンズでは、今年の1月第1週号にさかのぼって配信している。 市は昨年3月から、EPUB(イーパブ)と呼ばれる電子書籍用の規格を採用した広報ひらつかを市のウェブサイト上
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