Q: 20代男性です。自分にはひどく二面性があるような気がしてなりません。 幼いころは太陽が地球の周りを回っていると感じていました。私は特別な存在であると思っていたからです。私は自分から動かなければ止まっています。しかし、私が止まっていても太陽は動きます。ですから、周回したり動いたりしているのは私や地上ではなく、太陽のほうだと思っていたのです。 その後、学校に通うようになり、コリオリの力や遠心力などから、どうやら地球のほうが回っているのだと徐々に実感として分かっていきました。私は特別でもなんでもなかったのだと思い、何もする気になれないほどがっかりしました。 しかし、今でも地球が止まっていて、地球以外のすべてが動いているのだ、と思うことがあります。地球が自転や公転していることと、地球は動かずそれ以外のすべてが回ったり動いたりしていることを明確に区別し、そのどちらであるか判断することは不可能だ