MITメディアラボの研究チームは、夢の内容を形作るのに役立つデバイス、ドルミオを開発した。 ドルミオは、睡眠パターンを追跡するデバイスと、夢のテーマを音声で提案するアプリで構成されている。 このほど行われた調査では、ドルミオに「木について考えて」と指示された被験者の67%が、木の夢を見た。 トマス・ベガ(Tomás Vega)はウンパルンパの夢を見たかった。 MITメディアラボのテクノロジー・エンジニアで、いつかサイボーグになりたいというベガは、他の研究者とともに、夢をコントロールするデバイスの開発に取り組んでいる。そしてドルミオ(Dormio)と呼ばれるそのデバイスを自らテストした際に、映画「夢のチョコレート工場」から「ウンパルンパの歌」を録音し、彼が眠りに落ちそうなときにそれを再生するように設定した。 すると思った通り、半覚醒状態となった彼の意識の中に、映画の象徴的なシーンがやってきた