http://anond.hatelabo.jp/20130428211703 村上春樹の作品が一般には受け入れられていないと言ってしまっているのは、どういうことなんだろう? 思うに、ちょうど自分にしか理解できない、こんなヘンテコリンな物語は自分にしか受け入れることができないんじゃないかな?と思わせるようなバランスが絶妙なのだろうと思う。 ゲームの謎解きで、この宝箱は俺にしか見つけられないのでは?と思っていても、8割くらいのひとは同じように思いながら見つけているというあのバランス。 それも彼の小説がある意味で、あくまでも個人の思索の幅を出ておらず(いわゆる私小説)、かつそれについて解説を加えるようなことをしないからなのでしょう。