いくのオモニハッキョのスタッフのブログです。(写真は、ハッキョの窓からのぞむ、生野の夕暮れ)来年の干支は「トラ」ですね。 うちの家族は、結構「トラ」が多いです。まず、わたしのハルモニが「トラ」年生まれで、来年84歳になられます。そして、わたしの母親も「トラ」生まれで、来年60歳の還暦を迎えます。また、現在進行形でモサモサ中のわたしの弟も「トラ」生まれで、「トラ」というよりは「イエティー」みたいな感じなのですけど、一応「トラ」で来年24歳になります。弟に関していうと、12年前はまだ12歳やったんですよね。その頃は、まだめっちゃ爽やかな野球少年やったのに、どこでどう間違って12年後の現在、なぜか悪態をつく時だけ関東弁になるギター系引きこもりのモサモサ君になってしまったのでしょう。 おとといも、チャンゴの練習を終えて家に帰ると、弟が母親に「なあ、チョコが食いてえから、チョコ買って来てえや」と
富士通総研の根津利三郎氏が、標題のようなコラムを書いています。その趣旨は、かつてドーア先生が主張されたこととよく似ています。 http://jp.fujitsu.com/group/fri/column/opinion/200912/2009-12-1.html その論理は、既によく論じられてきたような >おりしも日本経済をデフレが襲っている。・・・・・・・賃金の長期的下落は需要の減少を通じてデフレを引き起こすことになった。したがって、このデフレ克服を新政権の経済政策の中心課題とするならば、賃金を傾向的に引き上げていくことを考えなくてはならない。・・・・・・・筆者は民主党がマニフェストに掲げた最低賃金の引き上げが1つの答えになると考えている。・・・・・・低所得者の限界消費性向は高いという経済学の常識が当てはまるとすれば、これは相当の需要拡大につながる。 ということに尽きるのですが、このコラ
こんな本が出たそうです。 工藤美代子、『関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実』 『SAPIO』に連載されていたとのことで、チェックを怠っていたことを後悔しています。版元のサイトなのに目次情報すらないのですが、連載時のタイトルは次のようなものでした(CiNii で調査)。 関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実 第1章 大正十二年九月一日--無間地獄の帝都 関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実 第2章 液状化する大正時代--朝鮮人激増 関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実 第3章 「流言蜚語」というまやかし--自警団は「正当防衛」だった 関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実 第4章 「襲来」報道を抑えた後藤新平の腹--戒厳令下の治安担当者たち 関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実 第5章 揺るぎない前提として書かれた虚構--「戒厳令違法説」と「朝鮮人大虐殺」 関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実 第6章 トリック数字がまかり通る謀略-
Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しい本が出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷
「高句麗」の由来をひも解く 高句麗、百済、新羅、伽倻は朝鮮の三国時代をになった国々である。ここでいう伽倻とは小国群の総称であり一つの国ではない。歴史上「三国」だけになるのは、大伽倻(慶尚北道高霊地方にあった小国)が新羅に統合された562年より後のことである。 今回からは三国時代の展示物についてみていくが、まずは当館が誇る高句麗の展示物を紹介していこう。名前の語源 高句麗(紀元前277年〜紀元668年)は三国のなかで最初に興った国である。建国者は高朱蒙。朱蒙とは扶餘の言葉で善射(弓を善く射る)の意味をもち、鄒牟、中牟などの異伝がある。 さて読者の中には高句麗の語源について考えた方はいるだろうか。これについての諸説を簡単に紹介してみよう。まずは高氏、つまり高朱蒙が建てた句麗という意味ととるもの。高句麗建国の地、卒本(現中国桓仁地方)には句麗という国がすでにあって、それを朱蒙が引き継いだとみる
日本などアジアに住む人々の祖先は、アフリカからインドに来た後、東南アジアを経由し、大陸を北上して広がった――DNAの国際研究でそんなルートが浮かんできた。10日付の米科学誌サイエンス(電子版)に発表される。 日本や中国、シンガポールなど10カ国・地域、90人以上の科学者の共同研究。アジア太平洋地域の約70民族・集団の約2千人を対象にした。人のDNAの塩基配列の中には、個人によって微妙に違いがある場所(SNP、スニップ)がある。このうち特徴的な約6万カ所を選び出し、それぞれを比較、分析した。 その結果、インドから東南アジア、中国、韓国、日本人へと枝分かれしていく遺伝学的な関係を表す系統樹ができた。この系統樹は、言語学や地理学上の関係とよく対応していた。移動ルートは共通の祖先がアフリカからインドを通って東南アジアに入り、その後大陸を東アジアや北アジアに移動したり、南の島々に渡ったりしたと考
先日告知もしておりましたが*1、これまで3回、セッションの記録を当ブログで紹介して来ました*2 *3 *4国立国会図書館長の長尾真先生による対談シリーズ「図書館は視えなくなるか? ―データベースからアーキテクチャへ」の第4段、いよいよ最終回となる濱野智史さんとのトークセッション『これからの知―情報環境は人と知の関わりを変えるか』に参加して来ました! http://www.d-labo-midtown.com/d-log-detail.php?id=190 長尾真氏・濱野智史氏これからの知−情報環境は人と知の関わりを変えるか 図書館は視えなくなるか? ―データベースからアーキテクチャへ― 国立国会図書館長=情報工学者・長尾真のシリーズ対談 第4弾 「わかる」とは何か、知の構造化、集合知とオープンアクセス、etc... 情報環境の大きな動きの中、知そのもののありようが大きく揺らいでいるようにみ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く