最近の日本の嫌韓ブームに対し最も積極的に反対活動を続ける一人に、ジャーナリストの安田浩一氏(50)がいる。安田氏が在日特権を許さない市民の会(在特会)について取材した内容を構成した『ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて』(韓国語版タイトル『街に出てきたネット右翼』)は、韓国でも翻訳され大きな反響を呼んだ。 安田氏は最近の嫌韓ブームについて「韓国の影響力が大きくなったこと、そしてインターネットの普及が日本社会に隠れていた差別主義者を表に出した」と分析し、「日韓両国は好むと好まざるにかかわらず隣人なので、嫌でも付き合わなくてはならない。今の困難を乗り越えれば新たな関係を作り出せる」と肯定的な展望を示した。 インターネット影響された差別主義者 タブー破り町に現れ公開デモ 長期不況による自信喪失も一役 大多数は差別反対・友好関係を希望 -2003年の『冬のソナタ』の流行から10年間、韓流ブーム
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