都心部では公営墓地の倍率が高いため、 埼玉、神奈川、千葉などに墓を求める人も 多い。写真は、千葉県の都立八柱霊園。 高齢化社会が進む一方の日本で、熱い視線を浴びている墓ビジネス。この好機を逃すものかとばかりに、石材店、開発業者、宗教法人が頭をひねって、アノ手コノ手でボロ儲け!普段ほとんど語れることのない、不透明な墓ビジネスの秘密に迫る! 100年に一度と言われる未曾有の金融危機、大不況。それがもたらす急激な景気悪化。株価にせよ、企業の営業損益にせよ、あらゆる数値が右肩下がりになっている昨今、右肩上がりを続けている数値があるのをご存じだろうか。 それは、死者の数。 昨年、我が国の死者数は約114万3000人に達し、戦後最多となった。ビジネスの観点で考えると、人が減る→客が減る→儲けが減るという図式が成り立ちそうだが、実はその逆になる業種がある。 人が死ねば、墓が増える。 そう、墓ビジネスだけ