これがあると、男性が的をめがけてオシッコをするため、便器からオシッコが漏れる事態が激減するという、かなり便利なしろものである。 ターゲットマークの歴史は意外に古く、便器メーカーのTOTOでは1980年代後半から、ハエや◎(二重丸)のマークを焼き付けたものを販売していたらしい。日本で本格的に普及したのは5年ほど前で、関西国際空港で導入されたことがきっかけの一つ。現在は便器に貼付け可能な「シールタイプ」が普及しており、男心をくすぐる様々なバリエーションが生まれている。 最近、人気を博しているのが、オシッコがかかると色が変わる、可変型の、ガンダムで言えばゼータガンダム的なタイプである。例えば、炎のターゲットマークにオシッコをかけると色が薄くなり、本当に「消火」したかのような満足感を味わうことができる。男なら誰しも消防士に憧れた時期があるものだが、そんな昔の夢を思い出させてくれる一品である。 この