これを読むだけで、さまざまな商品ジャンルのトレンドが一目りょう然!月刊情報誌「日経トレンディ」の人気連載「クローズアップ」を毎月、トレンディネットでも配信します。 ※この記事は「日経トレンディ」2月号(2010年1月4日発売)から転載したものです。情報は、基本的に10年01月4日時点のものとなります。 不況の影響で、カップめん市場も低価格のPB商品が急速に増加。原料高騰などの理由で値上げを敢行したNB商品は、苦戦を強いられてきた。だがついに大手メーカーの手がけるNB商品の巻き返しが始まった。PBにまねのできない高い技術力を生かした高付加価値商品が相次いで発売されている。 メーカー各社がPBとの差別化として力を注いでいるのがカップめんの基本といえるめんの質の向上だ。ここ2~3年続く街のラーメン店のつけめんブームに着目し、各社とも食べ応えのある太いめんを開発している。