東京電力は27日、福島第1原発各基の原子炉から、毒性の強いプルトニウムが漏出していないか調べるため、同原発敷地内の土壌を21、22両日に採取したことを明らかにした。 東電によると、敷地内の5カ所で土壌を採取、日本原子力研究開発機構と日本分析センターに回された。分析は23日から始まり、結論が出るには約1週間かかる。同様の土壌採取は28日からも週2回続けるという。 プルトニウムは原子炉内でウラン燃料が燃える過程で生成される。 【関連記事】 【東日本大震災特集】トップページ 〔写真特集〕東北地方太平洋沖地震 日本レヂボン、グループ会社2営業所の受注再開 東電、5月の電気料金値上げへ=燃料高で3カ月連続 消費者物価0.3%下落=24カ月連続マイナス-2月