今月29日、イスラエル南部のスデ・テイマン基地に数百人*の暴徒が押しかけ、軍側と衝突した。現地報道によれば、暴徒には武装した者や国会議員も含まれていたという。イスラエル軍は、ガザ攻撃で拘束したパレスチナ人達に組織的な性暴力を行っていることが、国連含む複数の組織や人権団体から批難されており、今回、9人のイスラエル兵が性的暴行に関わった容疑で、軍事法廷にかけられた。これに対し、暴徒達はこの9人の解放を求め、スデ・テイマン基地に押しかけたということだ。 *1000人以上との報道もある イスラエルの医師達や国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の報告によれば、昨年10月からのガザ攻撃で、イスラエル軍は女性や少年、老人も含む多数のパレスチナ人を十分な容疑もないまま拘束し、彼らを酷く虐待しているという。あるパレスチナ人男性は肛門に電気棒を突っ込まれ、その後、死亡したとのことだ。 今回、軍事法廷に