アストラとオックス、ワクチン製造過程の誤り認める-有効性に疑問続く James Paton、Suzi Ring アストラゼネカとオックスフォード大学が、共同開発した新型コロナウイルスワクチンの製造過程に誤りがあったと認めたことで、同ワクチンの試験結果に疑問が投げ掛けられている。 アストラゼネカとオックスフォード大は今週、第3相臨床試験でワクチンが平均70%の確率で有効性を示したと発表した。公表されたデータが少ないことで、米当局が使用許可を見送るとの声も出ている。 アストラゼネカとオックスフォード大は、1回分の半分の量の後に1回分全量を接種した場合は90%の有効性が示され、1回分を2回接種した場合は62%だったとしている。しかし、米政権のワクチン開発加速プログラム「ワープ・スピード作戦」の責任者は発表の翌日に、高い確率の有効性が示されたのは比較的若い被験者を対象とした試験だったと指摘した。
![アストラとオックス、ワクチン製造過程の誤り認める-有効性に疑問続く](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4a0653b566dcd8dd983d3c11e3628a8558f74d5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.bwbx.io%2Fimages%2Fusers%2FiqjWHBFdfxIU%2FiKFrUaeXXdw8%2Fv2%2F-1x-1.png)