9日(水)に九州の南に進んでくる予想の低気圧は、発達しながら10日(木)にかけて関東沖を通過する見込みです。低気圧に伴う降水域は西日本から東日本の大部分に広がり、雨や雪を降らせます。 関東上空1500m付近には-3℃以下の寒気が流れ込むため、関東では東京都心を含む広い範囲で雪になる予想です。10日(木)は一日を通して雪や雨が降り、11日(金)の朝まで残る所があるとみられます。 低気圧の進路にはまだ不確実性があり、10日(木)の午後の時点の予測を見ても気象庁・GSMとヨーロッパ・ECMWFとは大きく違っています。 平均的に見た場合は関東甲信の内陸部で10~20cm、東京都心など南部平野部で5~10cmの積雪が想定される状況です。低気圧の進路によって気温が低めとなったり、降水量が増えた場合は、さらに積雪が増加して、東京都心は1月6日以上の大雪になってもおかしくありません。 »〔写真で振り返る〕
![10日(木)から関東甲信は雪予想 平野部で大雪となる可能性も](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7fba4aef69bb3e6efe4035f46c3939318c8a8544/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsmtgvs.weathernews.jp%2Fs%2Ftopics%2Fimg%2F202202%2F202202060125_top_img_A.jpg%3F1644125027)