日本銀行が20日の金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の運用を一部見直し世界の金融市場を驚かせたが、UBSアセット・マネジメントやシュローダー、ブルーベイ・アセット・マネジメントは今回の政策調整で恩恵を受けそうだ。 少なくともこれら3社は、日銀が長期金利(10年国債金利)の許容変動幅を0.25%程度から0.5%程度に拡大すると正確に想定していた。 日銀を打ち負かそうとする取引は「ウィドウ・メーカー」と呼ばれるが、UBSアセットのポートフォリオマネジャー、トム・ナッシュ氏(シドニー在勤)はこうした取引がうまくいくと信じていたと述べ、「きょうに至るまで10年物の日本国債をショートとしていた」 と説明。この日の政策調整は「われわれにとって素敵なクリスマスプレゼント」になったと語った。 円急騰で債券と株急落、日銀が長期金利変動幅拡大-市場に驚き ブルーベイ・アセッ
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