来たる2009年12月6日に開催される「第九回文学フリマ」(大田区産業プラザPiO )に前回に引き続き文芸同人『UMA-SHIKA』の一員として参加します。僕は『ブレインデッド』という短篇小説を書きました。 『ブレインデッド』 「名は体を表す」ということわざがあるが同じクラスにいる上戸彩はアイドルというよりは『スターウォーズ』に出てきたジャバ・ザ・ハットの親戚とでもいったほうが通じるようなルックスをしているし、脳みそは《みそ》といっても味噌の味がするわけじゃないから先人のいうことなんていいかげんなものだと俺は万里子の脳を食べながら思った。「わたしを救うつもりで…」って万里子に請われて初めて万里子の脳を食べたのが先週の月曜日だから今日で万里子の脳を食べ続けてちょうど一週間になる。成績優秀、容姿端麗の万里子は英語国語数学理科社会の退屈な高校生活のなかで一目置かれた存在で、たまたま母親同士が大学
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