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ブックマーク / www.chem-station.com (32)

  • Googleの面接で話した自分の研究内容が勝手に特許出願された | Chem-Station (ケムステ)

    ケムステニュース Googleの面接で話した自分の研究内容が勝手に特許出願された 2018/12/11 ケムステニュース, 化学コラム, 海外ニュースより, 研究不正 特許, 面接 コメント: 0 投稿者: Zeolinite This is what happened when I went to visit a giant tech company, in hopes for collaboration, but later found that they tried to patent some of my research instead!  (引用:Gigazine12月4日) ケミストリーに直接関連するトピックではありませんが興味深いニュースだったので取り上げました。 Jie Qi博士はMITメディアラボで電子絵について研究していますが、Googleとの面接後に自分の研究内容

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    m205 2018/12/12
  • いざ、低温反応!さて、バスはどうする?〜水/メタノール混合系で、どんな温度も自由自在〜 | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき いざ、低温反応!さて、バスはどうする?〜水/メタノール混合系で、どんな温度も自由自在〜 2017/8/1 化学者のつぶやき, 実験・テクニック 実験, 有機合成 コメント: 9 投稿者: Trogery12 さて、今回はちょっと変わり種の話題。低温実験のお供、寒剤についてです。英語の実験系ウェブサイトChemTipsで紹介されていた寒剤をご紹介します(2015年掲載記事ですので、すでに知っておられる方も多いかもしれません)。 『寒剤はメタノールと水の混合液でつくろう!』 結論は上記の通り。まずは理由から。 この方法で作る寒剤のいいところは、以下の通り。 水/メタノール混合溶媒とドライアイスのみで0 ~ -80 °Cを自由につくれること。 比較的、法規の厳しくないメタノールを使用すること。 使い方は簡単。目的の温度に対応する水/メタノール混合溶媒をつくります(図1)。(図1

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    m205 2017/08/01
  • 有機合成テクニック集[ケムステ版] | Chem-Station (ケムステ)

    スタッフの多くが有機合成を専門としている事情から、ケムステには有機合成化学領域の記事が豊富に存在しています。分野としても手を動かさねば進まず、職人的技術が多く求められる側面があるため、テクニックやノウハウの蓄積も進んでいます。 まとめではケムステで過去に公開された有機合成の実験テクニック集をまとめてご紹介したいと思います。 試薬・プロトコル選びに関するテクニック 無数の試薬・反応条件から適切なものを選び取り、実施する・・・これが優れた有機合成化学者に求められる最重要能力であることは間違い有りません。実験が上手く滞りなく進む人は、着手前のプランニングに優れているのです。試薬も怪しいグレードのものを見極めて使わない、必要に応じて精製して使う・・・などの意志決定も正確です。遠回りな一手であっても、トータルで時間を無駄しないため重要とされるものもあります。日々の経験から学んでいきましょう。 クロ

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    m205 2016/03/15
  • ReadCubeを使い倒す(1)~論文閲覧プロセスを全て完結させる~ | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき ReadCubeを使い倒す(1)~論文閲覧プロセスを全て完結させる~ 2016/2/26 化学者のつぶやき, 書籍・ソフト・Web ReadCube, Web, 検索, 論文管理 コメント: 0 投稿者: cosine 以前ケムステでも紹介した文献管理ソフトReadCube。インターフェースと視認性が良く、操作に迷うことがありません。初心者にもとっつきやすいソフトです。・・・とはいえ、実は紹介して以来、しばらくほったらかしておりました。 しかしその普及の勢いは留まることを知らず。最近ではジャーナルとタイアップしてブイブイ言わせておるご様子。 やっぱり良いソフトなのかなと思って再度触れてみました。すると数々の機能がどストライク!いやー想像以上に便利ですわこれ。早速ReadCube Proへアップグレードし、使い方を徹底模索しているところです。 日語解説記事がまだまだ多くな

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    m205 2016/02/26
  • 構造式を楽に描くコツ!? テクニック紹介 | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき 構造式を楽に描くコツ!? テクニック紹介 2015/5/25 化学者のつぶやき, 実験・テクニック, 書籍・ソフト・Web ChemDraw, 有機化学 コメント: 0 投稿者: アセトアミノフェン みなさんは、構造式をどうやって描いていますか? ChemDraw でいちから描くのも楽しいですが、今回は忙しいみなさんのための手抜きで楽に構造式を完成させる方法をご紹介します。 1. ダウンロードできる MOL ファイルを活用せよ! Web サイトの中には、構造式のデータを MOL ファイルという形式で提供してくれている場合があります。たとえば、無料のオンライン化学情報データベースとして有名なものでは ChemSpider Chemical Book 日化辞 Web 等が挙げられます。例えば ChemSpider で“maitotoxin”を検索してみます。ChemSpide

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    m205 2015/05/26
  • ボタン一つで化合物を自動合成できる機械 | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき ボタン一つで化合物を自動合成できる機械 2015/3/23 化学者のつぶやき, 論文 Science, クロスカップリング, 全合成, 有機合成, 自動合成 コメント: 0 投稿者: cosine つい先日、イリノイ大学・Martin Burke教授のグループから、大変にインパクトある報告[1]がなされました。ひとことで言うなら、 「繰り返し連結法によって有機小分子を自動合成できる装置を開発した」 という成果になります。 有機合成の経験を全く持たないScience誌の記者がこの装置を試してみたところ、ボタンを押して2日待つだけで天然物(crocarcin C)を全合成できた[2]そうです。これには驚くほかありません(皆さんは、この化合物を自力で作ることができますか?)。この装置が秘める破格のポテンシャルを、十二分に示すエピソードと言えるでしょう。 今回の記事では、今回開発

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    m205 2015/04/02
  • iPhone/iPodTouchで使える化学アプリケーション | Chem-Station (ケムステ)

    近年ユーザ数を着実に増やしつつあるiPhone/iPodTouch。筆者も今更ながらに念願のiPodTouch(第二世代)を購入し、PDA(携帯情報端末)としてスケジュール管理などに活躍させています。モバイル機器の在り方を変えてしまったと言われるだけあって、確かに凄いアイテムな印象で、何より「触って楽しい」のが良い点ですね。 さて、こんなに便利で楽しいiPhone/iPodTouchを、化学研究に上手く活用できないか?と考え、iTunes Storeを漁ってみました。すると、いくつか面白そうなソフトウェアが見つかりました。 今回はそれらを紹介してみましょう。 Organic Chemistry Express 有機化学を専門とする院生3人が作成した、iPhone用有機化学データベースです。 ¥1200の有料ソフトですが、お金を取るだけあって相当な充実度です。およそ800の有機化合物・400

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    m205 2014/05/09
  • 農工大で爆発事故発生―だが毎度のフォローアップは適切か? | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき 農工大で爆発事故発生―だが毎度のフォローアップは適切か? 2010/10/25 化学者のつぶやき, 日常から, 書籍・ソフト・Web 投稿者: cosine 警視庁などによると、22日午後9時15分過ぎ、東京農工大学の小金井キャンパス4号館、2階にある実験室で、ガラスのフラスコが爆発する事故があった。この爆発で、部屋で実験をしていた工学部の修士2年の男子大学院生が左手の親指と小指を失うなど、両手に大ケガをして病院に運ばれたが、意識ははっきりしているという。(引用:日テレNews24) ご存知の方も多いでしょうが、つい先日、東京農工大の化学系研究室で爆発事故がありました。 企業/大学を問わず、国内でも爆発事故・火災事故はまま起こります。 これは化学を生業とするかぎり、避けがたいリスクのひとつでもあり、根絶が難しいものです。 こういう事故が起こった場合、さすがにどこのメディア

  • アザジラクチンの全合成 | Chem-Station (ケムステ)

    Synthesis of Azadirachtin: A Long but Successful Journey Veitch, G. E.; Beckmann, E.; Burke, B. J.; Boyer,  A.; Maslen, S. L.; Ley, S. V. Angew. Chem. Int. Ed. 2007, 46, 7629. DOI:10.1002/anie.200703027 A Relay Route for the Synthesis of Azadirachtin Veitch, G. E.; Beckmann, E.; Burke, B. j.; Boyer, A.; Ayats, C.; Ley, S. V. Angew. Chem. Int. Ed. 2007, 46, 7633. DOI:10.1002/anie.200703027 (ややいまさら感

  • ブレビコミンの合成法

  • 知られざる有機合成のレアテク集 | Chem-Station (ケムステ)

    “Lesser-Known Enabling Technologies for Organic Synthesis” O’Brien, M.; Denton, R.; Ley, S. V. Synlett 2011, 1157. DOI: 10.1055/s-0030-1259979 有機合成化学会の大御所、ケンブリッジ大・Steven Leyらによって最近書かれたレビューです。 タイトルをそのまま訳すならば、「有機合成に使える、”知られざる”技術」となるでしょうか。主に精製と後処理についての実験技術が、図付きで解説されています。 ・・・しかし、その中身は筆者も初めて耳にするようなレアモノばかり。技術の名前だけ見ても、どんなやり方か全く分からないような・・・いやはや、ほんとにマニアック!面白かったので、いくつか抜粋して紹介してみます。 低温クロマトグラフィ(Low-Temperature

  • 【追悼企画】鋭才有機合成化学者ーProf. David Gin | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき 【追悼企画】鋭才有機合成化学者ーProf. David Gin 2011/3/28 化学者のつぶやき, 日常から, 講演・人 投稿者: webmaster 「アメリカにはもっとすごい男がいるよ。」 夜中、よく先生が語ってくれた昔話に何度か彼はでてきた。どうやら博士研究員時代の親友らしい。 「エクチナサイジン743って化合物を、彼は僕の横でほぼ一人であっという間につくっちゃったんだ。」 いつの日からか、毎回彼の仕事をチェックするようになった。2006年、ついに彼に会うことができた。講演はすばらしかった。人間的にも素晴らしい人だった。すぐに最高のポストへ若くして大抜擢されたことを知った。米国でももう一度講演を聞くことができた。 その名はDavid Gin。しかし、この天才合成化学者は2011年3月22日、この世を去った。心臓発作。44歳。自身の誕生日から6日後のことであった。

  • えれめんトランプをやってみた | Chem-Station (ケムステ)

    「えれめ~んとっ!」 いえいえ。気が狂ったわけではありません(笑)。これは、4月5日に化学同人から発売予定の元素を題材にしたカードゲーム「えれめんトランプ」でアガる直前に宣言する言葉なのです。 先日、これを研究室のメンバーとやってみたので、ここで報告致します! そもそも、えれめんトランプって何??って思われた方もいらっしゃると思いますので、その紹介から。 えれめんトランプとは、 元素(エレメント)カード112枚と,素粒子カード28枚からなる,140枚のカードセット.トランプやUNOのようなルールで楽しく遊ぶことができます. 京都で誕生したえれめんトランプは,カードの表面に「一家に1枚周期表」のきれいな写真と解説が載っています。(化学同人 HPより抜粋) 紹介文にもあるように、基的なルールはUNOと一緒です。UNOで重要になってくるのは色と数字ですが、えれめんトランプでは原子番号、同族、同

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    m205 2011/03/22
    買う。きっと買う。
  • 有機化学者のための計算化学

    計算化学と言えば昔は理論化学者のみが扱えた研究領域でした.しかし最近ではパソコンの性能も飛躍的に進歩し,また簡便な計算プログラムソフトなども登場してきたことから有機化学者にとっても随分と身近なものとなりました.最近のジャーナルなどを眺めていると,いたる所に計算化学が取り入れられていることが分かります.ましてやこれから更にパソコンの性能が進歩していくであろう世の中において,有機化学者にも計算化学の知識が必要不可欠になっていくことは自明と言えましょう.さもなければ英文報告の内容が理解できないということにもなりかねません.しかし,いざ計算化学の勉強をしようと思い立ち,書店に並んでいるを手に取るとΣ記号や積分のオンパレード・・・.数式に強い方なら問題ないのでしょうが,有機化学者の中にはそうでない方も多いはず.そういう人にとってはを買う前に書店で挫折ということになりかねません. そこで,今回は数

  • 付設展示会へ行こう!ーWiley編 | Chem-Station (ケムステ)

    毎年数万人が集まる日化学会年会、今年は第91回目で神奈川大学で行われます。学会賞の講演をはじめ、多くの特別講演や一般講演が行われ、今回学会デビュー!の方も多いのではないでしょうか。そんな中密かに楽しみなのが、ポスター会場で行われる付設展示会(ブース会場)。数多くの化学関連会社がブースを構え、ここぞとばかりに様々な機器や製品、書籍をアピールしています。それだけではなく、いろいろなサンプルが貰えたり、記念品、書籍の割引、お得な情報となかなか面白いものが盛り沢山。 さて、今年は世界化学年ということで化学を盛り上げるため、ケムステでも読者様のために企業様とコラボレーションして様々な企画を行っていきたいと日夜東西奔走しています。第一弾は前回紹介した映画鑑賞券プレゼントでした。そして第二弾はこの日化学会年会の付設展示会特集! 今回フィーチャーするのはワイリーのブース。よいものが揃っていますよ(笑)

  • 【無料】化学英語辞書がバージョンアップ! | Chem-Station (ケムステ)

    丁度2年ほど前にこの化学者のつぶやきでも紹介した「化学者に使えるWord辞書」。昨年、月刊化学の9月号の特集でも、紹介させていただきました。かなり反響があり、筆者も含めて論文作成の際の愛用ツールとなっています。しかし、辞書を追加する際に若干トラブルがあるようでいくつかお問い合わせをいただきました。先日、ちらっと作成者のブログをみてみたところ、なんとこれまでの2.0から3.0へバージョンアップしていました。結果から言うとあんまり変わっていないですが、D論作成の皆様、知らなかった皆様に再度お伝えしたいと思います。 これだけ変わる! この辞書はよーするにWordのあの赤い線をけしてくれる辞書です。いっても、化学用語なんでほとんど既存のWord辞書には登録されていないので、英語の文章を作成するときは実際のスペルミスも見逃すぐらい赤線ばかり。正直若干目障りですね。それを解決するのがこのワード辞書。次

  • アジリジンが拓く短工程有機合成 | Chem-Station (ケムステ)

    先日、Andrei K. Yudin氏 (トロント大学教授)の講演を聴く機会がありました。 彼はUCLAのOlah研でPh.D.取得後、スクリプス研究所のBarry Sharplessのもとでポスドクを行っています。その後トロント大学でポストを得、2007年にFull Professorに昇任したばかりの新進気鋭の研究者です。まだ37才という若さで、ラボもそれほど大きく無いのですが、JACSをはじめとしたトップジャーナルに何も論文を通しています。 講演はアジリジン化学を基盤とした、複雑化合物の短工程合成法についての話でした。以前どこかで名前を見た記憶はあったのですが、どんな研究をされている方なのか、不勉強にて講演を聴くまで全く知りませんでした。なので、正直あまり期待しないで聴きにいったのですが、予期せず刺激的な講演に出会い、かなり目が覚めた気分になりました。 今回はその内容について簡単に

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    m205 2011/01/28
    『危険な化合物を使って研究をしよう。そしたら競争相手がいないからすぐ一流になれるよ』
  • ACD/ChemSketch Freeware 12.0 | Chem-Station (ケムステ)

    化学構造式描画ソフトといえばChemDrawが有名ですが、値が張るので個人で購入するのは少し難しいところです。今回紹介するACD/ChemSketch Freeware 12.0は個人での利用が無償で行える化学構造式描画ソフトです。製品版にも劣らない様々な機能がついています。 まずダウンロードとインストールについて、ChemSketch Freewareのダウンロードは次の手順で行えます。 (1) ACD/Labsのサイト(http://www.acdlabs.com/)から上部のバーの downloads をクリック (2) 移動先のFREEWARE*の表の一番上にある「ACD/ChemSketch Freeware 」をクリックすると記入フォームが表示されます。ここで氏名, メールアドレスが必要になります。 表示されたフォームに必要事項を記入するとダウンロードページに移動します。ダウン

  • 試薬会社にみるノーベル化学賞2010 | Chem-Station (ケムステ)

    12月10日に迫ったノーベル化学賞授賞式。なにやらメディア若干慌ただしくなってきました。受賞講演を理解するために、授賞式に参加してくださいという新聞社もいたり…いやいや普通に働いてるんで無理なんで(苦笑)。 それはそうとして、受賞テーマのクロスカップリング反応といえば、触媒をもちいて有機化合物と有機化合物をくっつけるものですから、元となる有機化合物(有機ボロン酸など)、パラジウム触媒や配位子が必須ですね。もちろん一から合成することもできますが、そんなのめんどくさいという人は試薬会社から購入するでしょう。ということは「原料」を供給している試薬会社はここぞとばかりアピールしているはずで、有用なコンテンツが多いのでは?と考えました。研究者の皆さんも試薬を毎日使っていますが、意外に試薬会社のホームページを精査したことはないのではないでしょうか(私もその一人ですが)。 そういうわけで、暇つぶしに(暇

  • スズ化合物除去のニュースタンダード:炭酸カリウム/シリカゲル | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき スズ化合物除去のニュースタンダード:炭酸カリウム/シリカゲル 2010/11/5 化学者のつぶやき, 実験・テクニック, 論文 有機合成 投稿者: cosine Potassium carbonate-silica: a highly effective stationary phase for the chromatographic removal of organotin impurities Harrowven, D. C. et al. Chem. Commun. 2010, 46, 6335. DOI: 10.1039/c0cc01328e Stilleカップリングやラジカル還元などで生じるスズ副産物は、毒性などの問題もあるので、ちゃんと除去しておきたいものです。しかしカラムでテーリングしたり、分離がかなり難しいものたることも知られています。トリエチルアミンカラ